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はぁ逃げ切った・・・。
草の勢いが治まる。
植物の生長にはリズムがあります。
小さいリズムと大きなリズム。
小さいリズムは数時間ごとに生長するタイミングがあって、止まって、成長して、止まって、生長してを数時間ごと繰り返しながら大きくなっていく。人の心臓がリズムを打っているように。
大きなリズムは自然と連動していて梅雨なると草はグッと生長を増す。そして梅雨明け、雨が降らず高温時期には耐えるように生長を抑える。そして秋、種を付ける為、最後の力を振り絞るように上へ上へと穂を伸ばす。草を刈っても、トラクターで耕しても次々に穂を伸ばす。9月終わりになると種は熟し枯れていく。。
何時も五月ぐらい私は心に決めます。
「今年は草に勝つ。」と。
でも気づけばあたり一面草だらけ・・・。そして、それから逃げるように野菜を守る。
今日トラクターをかけていてハッとする。
この時期畑は乾き難い。
秋雨が降り気温も低いからなかなか乾かなくて耕していた所はなかなかトラクターを入れられない。焦って無理やり入れて土がゴロゴロ。。
でも草を生やしていたところはいとも簡単に入れる。それも土が柔らかい。
そう。団粒構造は根の多さで決まる。
そして、トラクターよりも小さい耕耘機のほうが土にとって良い。
就農1年目は心得ていたこと。
効率化の中で自然のリズムから自分(人間)のリズムに変っている。
生き物には全てにリズムがある。
それに合わせて野菜が作れたら良いけれども農業(生業)にしようとするとそうは行かない。その結果が慣行栽培。
有機農業はその中間だろうか?
その野菜にとって良いリズムは?良い栽培は?を考えるのも大事。効率は?生産性は?コストは?も生業には必要。
有機栽培では自然のリズムを聴けなくなると野菜は出来なくなっていく。じゃ農薬、じゃ化成肥料と出来ないのでその時自然のリズムを聴くことを教わる。
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赤玉ネギと黒豆のパスタ。そしてパンにレバーペーストではなく、大豆と塩バジルのペーストにアルドイノのオリーブオイルをたっぷりかけて食べる。これがうまい。
秋の端境期メニューは豆料理。
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明日小さなお話会、ご飯炊きコレを使って炊きます。