まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

第4回 小さなお話会  ~食~ 

2011年09月03日 07時06分34秒 | Weblog


小さなお話会 第4回は~食~について。

3.11以降、始まった小さなお話会では外(原発や放射能の情報や現状、知る)の話から内(自分自身の在り方、感じる)の話へと変化してきました。
お話する中でどちらも必要だと感じています。
ですが反原発感情が溢れてくる中で、外の話しだけが世の中を先行しているようにも思えます。
まずは自分に振り返り、内へと進みたいと思います。



ここ関西では次第に放射能汚染された食べ物が私たちの生活圏へと入ってきました。
そんな状況の中、食についてその在り方、食べるとはどういう事か?を改めて考え、これから長いスパンで考えていかなければいけない放射能汚染という問題に取り組みたいと思っています。



作り手である私たちはもしこの地が汚染されてしまったらと良く考えます。
事故以降よく耳に入るようになった東北、関東方面の農家の被害。特に有機農業をされている農家ほど意識の高いお客さんであるがゆえに被害が大きいように思えます。
作り手と食べ手の絆、一方で放射能という不安がお互いの間で大きな葛藤が繰り広げられているのではないでしょうか。

食って何のためにあるのでしょう。


生きる為?楽しむため?欲求を満たすため?健康の為?
それぞれの思いを話し、聴きましょう。

これからの「食の在り方」や「選択の仕方」を“作り手”と“食べ手”が意見交換をし、考え、それぞれの答えを導き出していきましょう。





小さなお話会では個々の考えを尊重します。決して求める事を一つにしようという会ではありません。
反原発、脱原発を訴える会でもありません。
混沌とした中、冷静に世の中を見つめ、自分の在り方を深く考える会です。本当に今、この時必要なこと、私達がしなければいけないことは何か?私は見つかっていませんが、見つかっている人も、お話をする中でもう一度見つめ直してみては如何でしょうか?
決まった方向を持たない会ではまた違う側面も見えるかもしれません。


生産者の方も是非!ご参加ください。



日時  2011年10月1日(土)  (※「小さなお話会」は毎月第一土曜日開催予定)
      14:00~18:00ぐらい終了予定
       夕食(ご飯と野菜のお汁)付き 
会場  まつなが畑 作業小舎
     (奈良県御所市僧堂113-2)
  バスでお越しの場合は近鉄御所駅道を挟んで向いのガソリンスタンド前のバス停から13時17分発のバスで船路で下車ください。山側に徒歩3分です。

費用  大人800円 子供400円


【お申込み先】メール又はお電話にてお申し込みください。
        ※申し込み締め切り 9/25
     メール matsunaga.y.y@dolphin.ocn.ne.jp
     TEL 0745-66-1217

 1.お名前
 2.人数
 3.ご連絡先(携帯電話をお持ちの方は携帯電話番号)

その他、ご不明なことなどありましたら、ご遠慮なく問い合わせください。
※メールでお申し込みいただいた方には必ず返信いたします。
 3、4日経っても返信が無い場合には、何らかの不具合が考えられます。
 その場合にはお手数をお掛けいたしますが、再度ご連絡ください。


今回も皆さんで薪を使ってご飯を炊きます。

先日かめおかゆみこさんの身体を使って感じる、聴くワークを受けてきました。
体を動かし緩め、人と触れて感じる、笑うことが聴くに大きく繋がっていることを教わりました。

今回も楽しく、深く話ができたらと思います。
そして、お題の~食~にも繋がる薪を使ってのご飯炊きから感じることは、このお話会にあるべき行いだと前回深く感じました。
頭、身体、心は繋がっていることを再認識しています。
その後の雑巾掛けも良かったですね。(子供達汚してくれてありがとう!)

では今回も聴くことを意識して進めたいと思います。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。