まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

手を取り合って

2011年04月09日 07時35分45秒 | Weblog
小出裕章先生(京都大学原子炉実験所)再臨界の懸念1
小出裕章先生(京都大学原子炉実験所)再臨界の懸念2
臨界事故は無いと早い段階で言われ、デマと言われてきましたが、今その可能性が出てきました。
私は最悪の事故を今の段階では心構えしておく必要があると思います。
1基でも大量の放射能が放出されれば人は近づく事ができず6基全部を手放すことになります。

days japan4月号編集後記ではチェルノブイリの事故直後、モスクワ指導部の事故隠しに対して、被災共和国の首相が、泣いて「あなたの家族が汚染されたらどうする」と詰め寄った。と書かれている。




ここ数日悶々と考える中で今私たちは何をしなければいけないか?自分に問い掛ける。

原発が最悪の事故を起こすことを危惧し、また最悪の事故とはどういう事なのか?また体内被曝についてどれだけ危険か?という報道、政府の説明が無い中、自分たちの在り方を考える。
そしてまだまだ続いている被災地の悲惨な状況の上で。



まずは自分達の周りを見渡し、こういう時こそ手を強く握り合いたい。
それは報道、政府の間違いを見つけ出し批判することではなく、本当の部分の情報を共有し答えを出していく。
思うことが共通しても求める事を一つに纏め上げることは必要としない。


100人いたら100通りの考えの中でお互いどう手を取り合うか?

この緊急事態に自分の足元、まずは生活だが身の回りの人との在り方についても考えたい。

原発反対は私の意志ではあるが身の回りの人と共有することはそういう事ではなく原発と言うものに対して共に関心を持つ関係でありたい。
極端に言えば推進派の人たちとも手は繋いでいたい。

決別するのではなく手を取り合うことで今違いけど将来100年後であっても分かり合える時を信じたい。
希望を持ちたい。

まつなが畑はそういう畑でありたい。