まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

カボチャ

2010年04月03日 05時19分31秒 | Weblog
朝、カボチャの種を播く。
ついでにルバーブ、アーティチョークも。去年も播いたのだがモグラとネズミで全滅だった。まぁこれは趣味みたいなものなので・・・。

カボチャの種を播くタイミングをどうしようか?悩んでいた。
寒さに弱いカボチャは早いと晩霜にやられてしまう。しかし遅いと開花期が真夏に入ってしまい受粉が上手くいかず収量が落ちる。
という事でここでギリギリのタイミングか?農業を始めて3回目の種蒔きは1年目と同じ日に。

カボチャというのは手が掛からない。殆ど放任で栽培できるのだが畝が2,3mに株間1mととにかく場所をとる。
トンネルを被せようとすればそれだけ手間が掛かるということ。それを播くタイミングで手間を軽減できるかを図る。
ちょっとでも収量が多く、ちょっとでも良い品質のものをと言うよりは出来るだけ怠けてそれなりのもの、量を採る。私の頭はそればかり。
1年目、2年目失敗して結局皆と同じ事をやっているということも結構あるのだけど・・・でも「これで良いやん」なんてことも結構ある。


昼に戻るとき先輩農家のSさんとすれ違う。
以前ハウスのパイプをもらう約束をしてなかなか取りに行けずにいた。「もうそろそろ取ってくれるか?」という事なので昼から取りに行く。
早速軽トラが役に立つ。
直菅は積みやすいのだけど曲がったパイプは積みにくい。当然前と後ろに大きくはみ出る。

これはハウスを建てることは恐らく無いのだが曲がっているのは伸ばして切って支柱にしたり曲げてトンネル支柱にしたりと何かとパイプは使い道がある。

何往復かして戻って来ると5時半。畑をグルっと回って片づけをして帰る予定だったのだが人参のトンネルの中を見ると草のシャングル・・。草抜きをする・・・。
草の中から人参を見つけ出すのは至難の業で恐らく1パーセントが人参で99%は草だろう。冗談ではなくて・・ホントに・・・。
抜いていて見つかる人参は草に押されてヒョロっと徒長している。なんとも情けない姿。おまけに草で結構消えたのもあるのだろう。まばらでまた時間が掛かる。

1年目2年目同じ失敗をしている。種を播いてトンネルを被せて芽が出たなぁなんて思っていると草が出てくる。まだ人参が小さいからもう少し除草は後かなと思っているとみるみる草は伸びて人参と同じ背丈に。そして次に気づけば。。と言うたぐいで。

私達の思う良い器の条件って何よりも実用性。
持ちやすさであったり、飲み口の質感であったり。
デザインも大切だけど実用性が兼ね備えているから美しい。

毎年頂いているのだが嫁さんの実家からアサリをどっさり頂く。
これが市販のものと違いホント旨い。そして大好物。
早速、器山盛りに酒蒸で頂く。またこれも貰いモノの純吟の酒と一緒に頂く。。

太陽も貝が好きで二人で「美味しいな」「美味しいな」と何度もつぶやきながら食べる。
ありがとうございます。