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将棋の日記

定跡について

2007-10-12 21:40:10 | 私の将棋
定跡は、本当に必要なのか?

定跡を覚える必要がありますか?
先人の方がこれが、正しい指し方としてまとまっているのが、定跡なので、1手1手の意味を理解しながら覚えることが必要であります。

しかし、定跡どおりに指し手来ることがないから、覚える必要はあるのか?
1手1手の意味を知って指すと、未知の局面でも感覚で最善手に近い手を指すことが出来ます。

また、プロでも定跡が否定されることがしばしばあるのでは?
実は、ある程度は正しいだろうと思われている定跡もたしかにあります。
まれに、プロの実践で否定される部分もあります。

逆を言えば、それだけ無限の可能性を秘めているのが将棋であります。
また、そこが魅力でもあります。

(私が感じる定跡)
最近は、古い定跡、新しい定跡とさまざまあるように思います。
古い定跡は、四間飛車の山田定跡、角換わりの棒銀などです。
新しい定跡は、中座飛車、一手損角換わり、藤井システムなどです。

古い定跡も研究すると、まだ、知られていない変化の可能性もあります。
また、古い定跡も実践でもかなり有力で用いることが出来ます。


相矢倉の森下システムは、実は結論はまだ出ていない定跡です。
後手の雀指しが有力でしたが、有力ではなくなりました。

中座飛車も先手の勝率がまずまず出るようになったので、後手で用いることが少なくなりました。しかし、決定的な結論がある訳ではありません。

そういう意味では、指されていないが結論が出ていない定跡もたくさんあります。
実践を通して、自分で肌で感じて指すしかないのが現状でもあります。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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