LogicalInSpace

将棋の日記

羽生三冠に質問

2014-05-02 13:50:18 | ファン棋士情報
雑誌などで、色々な質問を羽生三冠にしていますが、フッと気になることがあります。

現時点で、7つのタイトル戦について、各7つのタイトル戦で1番印象に残っている将棋はありますか?

四段昇段後、現時点で印象に残っている将棋を上げるとしたら、ベスト10は何ですか?

教えて欲しいです。

不思議な局面

2012-09-24 12:46:23 | ファン棋士情報
羽生さんが、「将棋には1局を通して、2~3回はどう指して良いか分からない局面」があるです。

Logical自身が、将棋倶楽部24で、そうなのかなと思いながら指して見ました。
将棋には、どう指して良いか分からないとき、難しい局面に誘導すると、勝負になる変化が生じるという不思議な局面が現れます。

つまりどういうことなのかと言うと、「2~5手の指し手の中で、どう指しても1局の将棋になる」という局面です。
その中で、自分にとって1番難しいと思う手を選ぶと、必ず勝負になる手が潜んでいます。

その局面に誘導すると、不思議な詰め手順があったり、長手数だけど詰んだりなどなど。
不思議な体験をします。

Logical自身が、オールランドに指すので、特に思うのですが。
どんな戦形でも、「どう指しても1局の将棋になる」が必ずあるのです。

1番難しいと思う手を選ぶと、必ず勝負になる手が潜んでいることは、本当に不思議です。


将棋倶楽部24で指すときには、1番難しい局面を選ぼうと思います。
そういう心掛けで指したいと思います。

七冠王・羽生善治 ~将棋の宇宙を語る~

2012-09-22 10:05:43 | ファン棋士情報
22日(土)AM0:00 - 0:45 のETV特集「七冠王・羽生善治 ~将棋の宇宙を語る~」

なぜ、羽生さんが強いのか?
その秘密が分かったような気がします。

羽生さんは、「この局面から読んでみて、どうなるのか分からないことが、1局に2~3回ぐらい必ずあるのですよ。」
「将棋は、分かるとまた、分からない部分があるのです。」
「チェスの世界は、人でも、コンピューターでも、将棋の世界より10年ぐらい先に進んでいると思います。」
録画で取っていないので、正確な言葉の引用ではないですが、そのような意味のことを言っていました。

<将棋は難しい>
過去でも現在でも、羽生さんは将棋が難しいと考えている。
これからも、そう考えるでしょう。

羽生さんは、将棋を難しいと捉えている。

<指し手の選択>
羽生さんは、将棋が難しいと捉えているので、結論が出ている部分より、結論が出ていない部分に、非常に興味があるようです。
プロが読んで、これで勝てるだろうと思われる手を指し続けていると考えます。
羽生さんは、実は違って、「プロが読んで、これで勝てる手」を前提に、「この手を読んでみて結論が出ていない」けど読んでみると意外に難しい局面。

すごく、手の選択としては、すごくリスキーな選択だけど、読んでみると意外に難しい局面を選んでいる。

<チェスの世界>
七冠王の当時から、羽生さんはチェスの世界を知っていた。
もしかすると、チェスの手筋などをとても参考にしていたかもしれません。


おそらく、羽生さんはプロが読んでも誰もが同じ局面までは考えて、この変化は読んでみても分からないけど、悪手でも緩手でもないけど、指して見てどうなるだろう?
そのような、すごくリスキーな選択だけど、羽生さん自身は、それを読みの裏づけてで、行けると思える手を指している。

つまり、相手にとってもリスキーな手を選んでいるので、相手も指してみないと分からない手を指しているので、相手も分からない。


羽生流がないのは、なぜ?
羽生さんは、将棋が難しいと捉えているので、いつもどの戦法でも、結論が出ていない手を選んでいます。
そして、どの戦法でも、いつも自分の課題として読んでみても分からない指し手を、引き出しのように整理しています。

なるほど、それで羽生さんはオールランドプレイヤーなんだなと、納得をしました。


現在でも、羽生さんは、読んでみると意外に難しい局面で、すごくリスキーだけど読みの裏付けで指していると思います。
なぜ、羽生さんが強いのかが分かったような気がしました。
だからこそ、将棋界の第1人者にいられると思います。

通算タイトル81期(歴代1位)

2012-07-06 09:07:12 | ファン棋士情報
(故)大山15世名人の通算タイトル80期を抜き、羽生二冠(王位・棋聖)が通算タイトル81期となりました。
羽生ファンとしては、嬉しい限りです。

羽生二冠が、棋聖戦のブログで初めての竜王戦(対島竜王)の時の話をしておられました。
私が高校の将棋部で、将棋世界を購入したとき、竜王戦の島竜王vs羽生六段戦の記事の頃でした。

竜王を獲得して以来、4ヶ月の無冠時代(肩書きは前竜王)を除いては、必ず一冠以上を保持しています。

七冠独占は、すごいですが、その1年前は六冠保持で谷川王将に挑戦して敗れて、1年間六冠すべて防衛して、谷川王将への挑戦者となったことも、すごいことだと思います。

残念なことは、中原16世名人とは、タイトル戦での対決がなかったことです。

通算タイトル81期(将棋の升目と同じ)の達成、おめでとうございます。
今後の将棋界への活躍を期待しています。

羽生名人の講演

2011-02-21 00:32:37 | ファン棋士情報
2月20日(日)に、近くの市民会館で、羽生名人の講演を聞きました。

ろう者の方のために、手話通訳がありました。
正直に言いますと、羽生名人の講演に夢中になって、手話は時々しか見てませんでした。
3人の手話通訳者が交代で手話訳をしていました。
講演の後、外に出て見ると、女性のろう者の方がいたので、手話通訳は意味があったようです。


正直、話の内容は、一般向けの内容なので、だいたいいつも同じ内容でした。
講演のタイトルは、「決断力を磨く」でした。

いくつか、印象に残っていることがありました。
日本の将棋以外は、使った駒を使わないので、自分と相手の駒の色が違うことでした。
これは、将棋ソフトのヒントなのかなと思いました。

つまり、自分の駒と相手の駒を将棋ソフトで分析をすると、勝ちパターンが分類が出来るのかなと思いました。
良く考えてみると、
初手から▲2六歩、△8四歩、▲2五歩、△8五歩、▲7八金、△3二金、▲2四歩、△同歩、▲同飛、△2三歩、▲2六飛
この時に、△2三歩と先手の持ち駒の歩は、お互いに相手の持ち駒になっています。
何となく、直観ですが、自分と相手の駒を分類して、分析をすると、何かパターンが見えていくるかもしれません。

羽生名人を生で見れて良かったです。


講演の前には、NHK杯の(先)羽生三冠vs佐藤九段の死闘がみられました。
各ブログを見ると、▲9六金が印象が強いみたいですが、私は序盤の▲6六歩の穴熊を明示することは、意外でした。

印象に残る、2月20日となりました。

最近の羽生三冠

2010-10-03 13:33:27 | ファン棋士情報
最近の羽生三冠の話題について
10月2日(土)の将棋世界、10月6日号の週刊将棋に、竜王戦の話題が書いてありました。

将棋世界には、久保二冠との三番勝負を自戦記。 竜王戦の挑戦者としてインタビュー。
週刊将棋には、竜王戦の挑戦者としてインタビュー。

竜王戦では2度目の対決(タイトル戦では3度目)になり、羽生三冠には竜王を奪取すると通算7期の規定より永世竜王と同時に永世七冠を手にします。

竜王戦の第1局は、来週の14・15日(木・金)が対局日です。

羽生さんの講演

2010-08-01 20:41:33 | ファン棋士情報
今日は、羽生さんの講演を聞きに行きました。

第1回 つくばトークス
天才棋士の決断力 ~棋盤から観る経営学~
PM 3:00~4:30

内容は、将棋を知らない方でも分かるように、棋譜、戦法の名前などは一切なしでした。
聞き手の五十嵐さんが質問を準備して、それに羽生さんが答えるという形式で進められました。

経営学と言っても、質問の内容は将棋のことが多かった感じがします。
しいて言えば、将棋の駒を会社の社員に譬えたことでしょうか?


私自身は、羽生さんの発言には、特に真新しいことはなかったです。
しかし、初めて羽生さんにお目にかかれたことは、とても新鮮であり、貴重でありました。


質問の時間がありましたが、将棋を知らない方もいるので、専門的な質問はしないでくださいと言われました。
私の質問は、将棋の戦法の流行を、羽生さん自身はどのように見て、捉えているのですか?
ちょっと専門的なので止めました。

私には、とても貴重な時間となりました。
今後の羽生さんの活躍を期待しています。

それぞれ勝ち

2010-06-19 11:53:09 | ファン棋士情報
羽生棋聖(名人・王座)に深浦王位が挑戦をしている棋聖戦です。
棋聖戦中継サイト

横歩取り(中座飛車)に進みました。
先手:深浦王位
後手:羽生棋聖(名人・王座)

羽生棋聖は、やはり横歩取りが好きなんですね。
最近は、私も将棋倶楽部24では後手の主流戦法として中座飛車を採用しているので、後手の指し方に注目をしていました。


注目したのは、▲2二桂成、△2五歩の進行です。
普通の感覚では、飛車損なので、後手が勝ちやすいと感じました。
しかし、後手の玉も裸になるので、少し怖い感じもしました。

最新の中座飛車の後手は、裸玉になる変化も読んで勝つ技術が必要だと思いました。
結果は、羽生棋聖の勝ちです。
これで、棋聖戦の五番勝負は、羽生棋聖の2連勝となり、後1勝で防衛と迎えました。


A級順位戦では、渡辺竜王(2010/06/18記事)が高橋九段に勝ちました。
C級2組の順位戦では、瀬川四段(2010/06/16記事)が阪口五段に勝ちました。

羽生棋聖、渡辺竜王、瀬川四段がそれぞれ勝って、嬉しいです。
自分も将棋倶楽部24の最高R(レーティング)を更新して、2級になりました。
色々な意味で、嬉しいです。

ファンの棋士の動向

2010-05-27 08:05:52 | ファン棋士情報
現在のタイトル保持者(2010/05/27 現在)
竜王:渡辺竜王
名人:羽生名人
王位:深浦王位
王座:羽生王座
棋王:久保棋王
棋聖:羽生棋聖
王将:久保王将
タイトルは、渡辺竜王、羽生三冠、久保二冠、深浦王位の4人で分けているのが現状です。


羽生三冠、渡辺竜王、瀬川四段の動向を調べてみました。
<竜王戦>
渡辺竜王は竜王
羽生三冠は1組3位決定戦(対阿部八段戦)
瀬川四段は6組の昇級者決定戦(対金井四段戦)

<名人戦>
羽生名人は名人
渡辺竜王は、A級(対高橋九段戦)
瀬川四段は、C級2組(対阪口五段戦)

<王位戦>
羽生三冠は、白組を3勝1敗 (同星の3勝1敗は丸山九段、戸辺五段)
渡辺竜王は、紅組を3勝1敗 (同星の3勝1敗は佐藤九段、広瀬五段)
瀬川四段は、予選の決勝戦に、丸山九段に敗退
各組は混戦模様です。

<王座戦>
羽生三冠は、王座
渡辺竜王は、ベスト8(対深浦王位戦)
瀬川四段は、一次予選を敗退

<棋王戦>
羽生三冠は、予選免除
渡辺竜王は、予選免除
瀬川四段は、予選を敗退

<棋聖戦>
羽生三冠は、棋聖 (深浦王位が挑戦者)
渡辺竜王は、決勝トーナメントの決勝戦に深浦王位に敗退
瀬川四段は、次期の一次予選を伊藤(真)四段と対局予定

棋聖戦の予定、第1局(2010/06/08)、第2局(2010/06/18)、第3局(2010/06/26)、第4局(2010/07/10)、第5局(2010/07/21)

<王将戦>
羽生三冠は、予選免除
渡辺竜王は、予選免除
瀬川四段は、一次予選を敗退


ファンの棋士の動向には、目が離せないです^^
体調を崩さずに、頑張って欲しいです^^

渡辺竜王の昇級

2010-02-07 19:28:43 | ファン棋士情報
渡辺竜王がA級に昇級しました。

アマチュアから見れば、プロ棋士は強いです。

しかし、過去のプロ棋士の実績から考えてなんですけど。
やはり、中学生棋士の加藤九段、谷川九段、羽生四冠は、皆さんが名人を1期以上は獲得をしているので。
中学生棋士である、渡辺竜王が名人を1期以上は期待しています。
そういう意味では、渡辺竜王のA級は通過点なのかとどうしても思ってしまいます。

また、渡辺竜王は羽生四冠の将棋界の記録を2つも更新をしています。
最短の九段昇段(竜王2期)、初の永世竜王です。

しかし、A級昇級をおめでとうございます。
今後の活躍を期待します。