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将棋の日記

Web中継

2007-07-31 20:10:46 | ネット中継(リンク)
(王位戦)
7月31日・8月1日(火・水)に王位戦の第3局が行われます。

先手:羽生王位(三冠)
後手:深浦八段

戦形:相矢倉

<参考URL>
神戸新聞

(王座戦)
7月31日(火)に王座戦の挑戦者決定戦が行われます。

先手:久保八段
後手:森内名人

戦形:先手三間飛車(早石田流)

<参考URL>
将棋王国


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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王座戦(予選)

2007-07-28 17:58:28 | ネット中継(リンク)
7月28日(土)は、王座戦の一次予選が行われます。
新四段と女流棋士の対決です。

<参考URL>
王座戦(一次予選)

矢内女流名人vs伊藤四段
先手:伊藤四段
後手:矢内女流名人
戦形:先手の三間飛車
91手より伊藤四段が勝ちました。

清水女流二冠vs佐藤(天)四段
先手:清水女流二冠
後手:佐藤(天)四段
戦形:後手の中飛車
118手より佐藤(天)四段が勝ちました。

斎田倉敷藤花vs豊島四段
先手:豊島四段
後手:斎田倉敷藤花
戦形:後手の中飛車
143手より豊島四段が勝ちました。

千葉女流三段vs瀬川四段
先手:千葉女流三段
後手:瀬川四段
戦形:変則ひねり飛車
122手より瀬川四段が勝ちました。

新四段の4連勝より幕を閉じました。
トップ女流と新四段では、まだまだ、実力の差があることが証明されました。


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将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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王位戦第2局

2007-07-25 22:12:23 | 棋譜解説(タイトル戦)
7月24・25日(火・水)に、王位戦の第2局が行われました。

先手:深浦八段
後手:羽生王位(三冠)

戦形:一手損角代わり

先手の深浦八段が勝ちました。これで2連勝となりました。


<封じ手の意味>
Danchoさんより封じ手の意味を教えて欲しいとありました。
Danchoのお気楽Diary(2007/07/25)

王位戦の第2局の封じ手の局面です。


私は、角代わりの将棋そのものが好きなので、「通常の角代わり」、「一手損角代わり」の両方とも好きな戦形です。

封じ手は、△4六歩でした。
他には、△6三金、△2二玉なども考えられるところだと思います。

1手損角代わりなので、△8五桂⇒△7三角の形となりました。
なので、△7三角は一手損角代わりの特有の手だと分かります。

△7三角のより先手の攻めを牽制する狙いがあります。
間接的に、▲3七桂と▲2八飛を狙っています。

先手は、▲3七桂を守るために、▲4七金と上がりました。
攻めを牽制する意味では、△4六歩はごく普通の手だと思います。

△8五桂⇒△7三角⇒△4六歩と牽制する狙いが一貫性があると思います。
ただし、勝負の勝ち負けに直結するかどうかまでは、微妙な展開だと思います。

△7三角⇒△4六歩の流れを考えると、△4六歩は、一手損角代わりの特有な手だと思います。通常の角代わりでは現れない手だと思います。

つまりは、先手の攻めを牽制する意味で△4六歩を指していると思います。


実際でも、中盤から終盤までは、右辺の駒は働いていませんでしたね。
▲4八金、▲3七桂、▲2八飛です。
終盤でやっと、▲2三飛成が実現しました。
ほとんどの手は左辺での戦いが多いと思いました。

△7三角の効果だと思います。


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竜王戦

2007-07-23 22:42:59 | ネット中継(リンク)
23日(月)に久保八段vs佐藤二冠が行われました。

先手:久保八段 (先手の藤井システム)
後手:佐藤二冠 (後手の穴熊)

戦形:藤井システム

<参考URL>
読売新聞(竜王戦)

後手の佐藤二冠が勝ちました。

本戦に残ったのは、1組のみと成りました。
1組優勝:木村八段
1組2位:佐藤二冠
1組3位:羽生三冠
1組4位:中原永世十段
1組5位:谷川九段

皆さんが1番見たいのは、渡辺竜王vs羽生三冠だと思います。
羽生三冠が勝ち上がれるでしょうか?

もし、挑戦者となれば、永世竜王まで後、1期となります。

残ったメンバーを見ると、1組強しと見ることが出来ます。
今後の展開に注目です。


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女流の活躍

2007-07-21 16:48:04 | トーナメント戦&予選情報
朝日杯将棋オープン戦より、2名の女流棋士が活躍をしました。

7月11日に、清水女流二冠(女流王将・女流王位)が、神吉六段、畠山鎮七段の2人を破り、2連勝をしました。

7月20日に、石橋女流四段が、大野六段、森九段の2人を破り、2連勝しました。

師匠が清水女流二冠、弟子が石橋女流四段です。
師弟の2人が、朝日杯オープン戦を活躍しました。


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詰め将棋

2007-07-18 06:58:19 | 定跡&本など
最近は、7~9手詰めの詰め将棋を解いています。

解ける問題もあり、時々、勘違いする時もあり、間違いもする時もあります。
少し読みにバラツキがあることが分かりました。

良い詰め将棋の本などがありましたら、紹介してください。

現在は、勝浦九段の「詰将棋道場」を解いています。
<参考URL>
詰将棋道場(勝浦九段)
勝浦九段は、森内名人の師匠です。


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竜王戦・詰め将棋

2007-07-14 17:58:57 | ネット中継(リンク)
(竜王戦)
竜王戦の決勝トーナメントの谷川九段vs片上五段戦が行われました。

<参考URL>
読売新聞(竜王戦)

先手:片上五段
後手:谷川九段

戦形:一手損角換わり(先手の早繰り銀戦法)

後手の谷川九段が勝ちました。


(詰め将棋)
最近、詰め将棋をやっていないと、強い方から指摘されました。
家にある7~9手詰めの詰め将棋を解いて見ました。
そしたら、解けない問題がありました。少しショックでした。

道場認定アマ三段
将棋倶楽部24は8級

なるほど、いい加減な読みでは、将棋倶楽部24では8級なのが分かりました。

アマ三段ならば、11~15手詰めを5分以内に解けないといけませんね。
自分は終盤が弱いことは、認識していました。でも、ここまで弱いとは・・・。
自己嫌悪です。

詰め将棋は、読みの基礎体力みたいなものです。
基礎体力をつけたいと思います。

もちろんアマ三段なので、定跡、手筋、格言などは勉強しているので、手はある程度は見えています。しかし、すべてを読む部分が抜けている感じです。


アマ三~四段は、何手詰めの将棋を解くのが、一般的なのでしょうか?
やはり、11~15手詰めぐらいを5分以内程度でしょうか?
ご存じの方は、教えてください。

とにかく、詰め将棋より頭を鍛えないといけませんね。(苦笑)


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王位戦

2007-07-10 12:43:58 | 棋譜解説(タイトル戦)
王位戦の第1局が、7月10・11日(火・水)と行われます。

先手:羽生王位(三冠)
後手:深浦八段

戦形:相矢倉(森下システム)

<参考URL>
日中新聞・王位戦ページ

深浦八段からみて、羽生王位との成績は、13勝15敗です。

1996年にも、羽生王位に深浦八段が挑戦しています。
その時は、深浦八段の1勝4敗でした。


<<<2007/07/10 18:05追加>>>
最近は、森下システムがプロの間では流行しているのでしょうか?
・竜王戦の決勝トーナメントの伊奈五段vs片上五段
・棋聖戦の第3局の佐藤二冠vs渡辺竜王
・今日の王位戦の第1局の羽生王位vs深浦八段
3局とも森下システムです。

▲3七銀戦法は、どうしたのでしょうか?


<<<2007/07/10 18:50追加>>>


王位戦の第1局 羽生王位vs深浦八段の封じ手の局面です。
私の候補手は、
1)▲3七角 2)▲6八角
の2通りです。

みなさんの候補手は何でしょうか?

<<<2007/07/11 10:00追加>>>
封じ手は、▲5七角でした。
予想は、外れました。

渡辺竜王のブログより▲1八飛の意味を伺いました。

一応、
▲1五歩△同 歩▲1三歩△同 香▲同角成△同 桂▲1五飛
を狙っているのですが、これで攻めきれるとは思えないので、
1筋攻めを見せた上での手待ちが真の狙いでしょうね。

左半分は動かす駒が互いにないので、1手パスして後手に
形を崩してもらおうということでしょう。▲1七香が
マイナスになるかもしれないので、手待ちならこんなところかと。

という解答でした。
参考にしてください。


<<<2007/07/11 22:40追加>>>
封じ手(▲5七角)の意味

プロの将棋なので、とても解説が難しい手だと思います。
それは、△4五歩から前例がない将棋だからです。前例は、△7四銀でした。
なので、ここからは定跡をはずれて、未知数なので、読みの力の問題の範囲だと思います。
まず、▲6八角と▲5七角の違いです。

(受けでは)
▲6八角は、端攻め(9筋)から攻められた場合に、玉は、▲7九玉、▲6九玉と逃げるルートになります。▲6八玉のルートがありません。
▲5七角では、▲6八玉と逃げるルートもあります。

(攻めでは)
▲6八角は、1筋しか攻めが出来ません。
▲5七角は、1筋の攻め筋と▲7五銀、▲8四銀と攻める手もあります。

という感じの意味だと思います。
▲5七角の方が少し得のような指し方だと思います。


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将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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