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将棋の日記

最近の将棋倶楽部24

2009-11-30 15:59:31 | 将棋倶楽部24
最近の将棋倶楽部24の結果です。

<私が5級>
2009/11/22 (先)5級vs私 ○ 横歩取り
2009/11/22 (先)5級vs私 ○ 先手四間
2009/11/22 (先)6級vs私 ○ 相掛かり
2009/11/22 (先)私vs5級 ○ 後手四間
2009/11/26 (先)5級vs私 ○ 先手四間
5勝でした。

<私が4級>
2009/11/22 (先)私vs5級 ● 横歩取り(中座飛車)
2009/11/22 (先)5級vs私 ○ 角換わり
2009/11/22 (先)私vs5級 ● その他
2009/11/22 (先)私vs5級 ● ゴキゲン中飛車
2009/11/26 (先)4級vs私 ○ 先手三間
2009/11/27 (先)私vs4級 ○ 後手三間
2009/11/27 (先)私vs4級 ● ゴキゲン中飛車
2009/11/27 (先)4級vs私 ○ 先手中飛車
2009/11/29 (先)私vs3級 ● その他
2009/11/29 (先)4級vs私 ● 先手四間
4勝6敗でした。

9勝6敗でした。 現在は4級で指しています。
4級になると、相手も強いので勝ち星には、なかなかつながらないです。(苦笑)

私のデータの見方

2009-11-27 09:03:06 | 私の将棋
渡辺竜王のストレート防衛は、2度目になります。
挑戦者が木村八段、森内九段です。

さて、3連敗4連勝については、どのようなデータと見ますか?
3連敗4連勝は、将棋界には2回ありました。


次の2つが要素として共通の部分があります。

1.いずれも、タイトル保持者が3連敗4連勝をしている。
渡辺竜王に挑戦する羽生四冠の対決では、タイトル保持者の渡辺竜王が3連敗4連勝をしています。
深浦王位に挑戦する木村八段の対決では、タイトル保持者の深浦王位が3連敗4連勝をしています。
いずれも、タイトル保持者が3連敗4連勝を成し遂げています。

2.いずれも、7番勝負より羽生四冠(第1人者)を負かしています。
渡辺竜王は、7番勝負より羽生四冠を負かしています。
深浦王位は、前回、前々回には7番勝負より羽生四冠を負かしています。
さすがに、第1人者の羽生四冠を負かしているので、渡辺竜王、深浦王位の将棋観が少しづつ変わっているかもしれません。


渡辺竜王は竜王戦に関しては結果を残してすごいと思います。
ストレートの4連勝の防衛が2回、3連敗4連勝の防衛を、竜王戦は偉業を確立しています。


※2009/11/27 PM2:10 修正箇所は太文字にしてあります。
※プロ棋士は、アマチュアから見れば次元の違う世界で勝負をしています。
※そのプロ棋士を強い弱いと表現をしてしまい申し訳ありませんでした。
※勝負ごとなので、結果として星勘定があることは止む得ないと考えています。

竜王戦6連覇

2009-11-26 16:57:22 | タイトル戦&予選情報
渡辺竜王が4連勝より、竜王を防衛しました。
渡辺竜王の6連覇となりました。

渡辺竜王ファンとしては、嬉しい結果ですが、永世名人vs永世竜王対決を考えれば、勝ち星的には一方的な結果になりました。
今日は、夕方からアルバイトがあるので、簡単に結果だけを書きたいと思いました。

プロ将棋の印象

2009-11-17 14:57:50 | 私の将棋
私が個人的に、最近のプロ将棋の印象です。

NHKの将棋講座を購入して感じたことは、綺麗な定跡形の将棋が少ないと感じました。
なので、プロ将棋は力戦形の将棋を指している印象です。

そう考えてみると、NHKの将棋講座(先崎八段の講座)、将棋世界(勝又六段の講座)をイメージすると、綺麗な定跡形ではないけど、力戦形でもない将棋が多いイメージがしました。
それを今の棋士は現代将棋と命名している。

<綺麗な定跡とは>
矢倉の▲3七銀、矢倉の▲3七桂、矢倉の森下システム、角換わり棒銀、角換わり腰掛け銀、相掛かり、横歩取りの中座飛車、横歩取りの△3三角戦法、横歩取りの△3三桂戦法、後手四間飛車対山田定跡、後手四間飛車対居飛車穴熊、後手三間飛車対▲4五歩早仕掛けなどなど

<力戦形とは>
雁木戦法、相居飛車の△4四歩、ウソ矢倉などなど

<現代将棋とは>
一手損角換わり、ゴキゲン中飛車、早石田流(7手目の△7四歩)、相掛かりの▲2七銀、角交換振り飛車などなど


竜王戦の挑決第2局の(先)深浦王位vs森内九段の後手四間飛車、第3局の(先)森内九段vs渡辺竜王の角換わり腰掛け銀は、純粋の定跡の将棋でした。
それを見ていて新鮮に映るから、これがまた面白いです。

現代将棋は、綺麗な定跡でもなく、力戦形でもなく、何かに分類される戦形です。
しかし、何かに分類されても、少しづつ局面(形や位置)が違うので、狙いや指し方が異なってくるのが、アマチュアには分かりにくいのが、現代将棋の特徴だと感じます。


また、プロ棋士は勝ちを意識しているから、現代将棋になっていると思います。
でも、勝ちでも2種類があるイメージがあります。

先手の傾向は、勝ちやすい戦法を選択すること。
後手の傾向は、負けにくい戦法を選択すること。
プロも人間なので、当然、実践的な心理もある訳です。
先手は読み筋的には勝ちやすいと思って誘導しているけど、後手は実践的には勝ちにくい方へと誘導する。

そういう駆け引きが、プロ将棋にはある感じがします。 誰も解説はしてくれませんが・・・。
あえて言えば、先手は主導権を握れる、後手は追随していくと表現しているので・・・。


現代将棋は、戦法が多様化して、勝ちを意識しているので、アマチュアにはとても難解な将棋に見える訳で・・・。
だから、プロ棋士の解説が必要な訳で・・・。
逆にいえば、それだけ将棋は奥が深く、楽しいということだと思います。

私の個人的な印象です。

余韻と水面下

2009-11-13 13:58:21 | タイトル戦&予選情報
竜王戦の第3局が終わり、渡辺竜王の3連勝となりました。
渡辺竜王ファンとしては、嬉しい結果です。


少し図面を見ながら、私がポイントと思われる局面を振り返ります。
※細かい手順などは、専門誌をご覧ください。
※あくまでも、私が気になったポイントです。

先手有利ではないか? と思われている戦法がこの角換わり腰掛け銀同型です。
理由は、後手の玉が薄くなり勝ちにくいと考えると推測されます。
しかし、後手しか採用しない棋士も数名いることも事実です。
その中の棋士の1人が渡辺竜王です。

===== 週刊将棋 2009/11/18号 =====
<<< 2009/11/15 PM1:30 追記 >>>
立会人の谷川九段(角換わりのスペシャリスト)のコメント
相当強くて深く研究している人でないと後手を持って指せない戦型。
先手が無理な攻めをしても受け方を知らないと攻めつぶされてしますますから
と解説しました。
===== 週刊将棋 2009/11/18号 =====

では、後手が勝つには、どうのように考えて勝つのか?
それが気になる戦法なのです。

勝つためには、駒が有効な位置(利き筋)になければ勝てません。
そこで、78手目の△2五角が攻防に利いていることに注目しました。
※私は頭でイメージしているだけなので、局面を盤に並べてはいません。


私は後手玉が、1手、2手では詰まない感じだと思います。
つまり2手スキ以上だと思います。
後手がその間に手を先手玉に迫る手順があれば、良い訳です。

投了図は、△6九角成でした。
そういう意味では、△2五角が攻防に利いている重要な働きをしていると思いました。

アマチュアとして、この△2五角を覚えていて、損がない手だと思います。



各ブログの記事をみると、この局面が多く取り上げられていました。
それだけ、竜王戦の余韻を感じる将棋だと思います。


終盤の△7九に持ち駒を放つ意味では、ある将棋を思い出します。

第19期竜王戦の第3局の渡辺竜王vs佐藤棋聖の将棋を思い出します。
渡辺竜王ファンで、この将棋を知らない方はいないと思います。


ところで、96手目の△7九銀は、控え室の棋士が見えなかったということで、絶妙手と見られている手です。
あの光速の寄せの谷川九段にも見えなかったということで、すごい絶妙手と見られています。

少し冷めているかもしれませんが、この将棋は水面下の変化の将棋のような気がしています。
通常の将棋では、このような絶妙手が表れないように指すので、めったに表れません。
プロ棋士だからなのか、トップ棋士だからなのかは、分かりませんが普通は別の変化になるように指すと思います。

控え室の棋士が△7九銀が見えていなかったというのは、違うと思います。
△7九銀は見えていても、間に合わないと何か直感でくる物があったでは、ないかと推測しています。
推測ですが1回は△7九銀は、先手の持ち駒になるので、持ち駒になった場合には、後手の玉の危険度が増すので、打ちにくいと推測されます。

個人的には、△7九銀が後手の玉が詰まない状態で、先手の玉が詰む状態になっている、この速度計算がとても素晴らしいと思いました。
しかし、やはり水面下の変化が現実の将棋になったと感じました。

今後の竜王戦の行方が楽しみです。


===== 2009/11/14 PM1:00 追記 =====






93手目の▲3三角から100手目の△8八歩までの実践譜は次の通りです。
▲3三角、△3九飛、▲8八玉、△7九銀、▲9八玉、△6八銀成、▲同銀、△8八歩

あくまでも推測です。
私でも実践で指す場合は、▲3三角⇒△8八歩までは1つの線で見ると思います。
当然、他の有力手もあるのかを考えながら指すと思います。
△8八歩の局面では、先手は金・銀・歩なので、何か手がある感じがあると思います。(△7九銀が先手の持ち駒になっている)
また、先手は囲いを完成しているので、後手からは厳しい手はないと思いますよね!

しかし、△8八歩の局面は後手の玉は詰まない、先手の玉にはとても厳しい手になっています。
プロ棋士が△7九銀が見えてないということはないと思います。
プロ棋士でも速度計算が間違える何かがあったと考える方が妥当だと思います。

あくまでも、推測ですけど・・・。
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竜王戦22_3_2

2009-11-11 16:16:02 | タイトル戦&予選情報
第22期竜王戦の第3局の2日目が行われています。

今日は、アルバイトがあるので、最後までは見れませんが、とてもいい熱戦です。
現在は、99手目(▲6八銀)です。

どうも、85手目(▲2四歩)までは前例がある感じです。
アマチュアから見て、この角換わり腰掛け銀(同型)をどのように見ますか?
個人的には、後手は玉が薄くなる将棋なのが分かって来たので、よほど受けに自信がないと、後手では指せない将棋だと思います。
また、85手目付近までの手順を覚えることが、定跡を覚えることにつながるので、とてもいい将棋だと思います。

ある本で、棋士は勝負師になり、ある時には学者に変貌すると書かれてありました。
本局は、最新形の定跡の学者のような将棋になりました。


書いている間に勝負が決まりました。
104手目(△6九角成)までの後手の勝ちです。
渡辺竜王の3連勝です。

竜王戦22_3_1

2009-11-10 14:45:20 | タイトル戦&予選情報
第22期竜王戦の第3局が行われています。

角換わり腰掛け銀同型に進んでいます。
まだ、前例がある局面(76手目)に進んでいます。

永世称号者同士の勝負らしく、角換わり腰掛け銀同型の新しい定跡が生まれる予感を感じさせる将棋になりました。

現在は、角換わり腰掛け銀同型は、第3次ブームから現在に至ります。
※深浦王位の最前線物語(1・2)より佐藤九段の指し方より復活した戦法と書かれてあります。

後手不利説が、1時期流れた戦法ですが、後手も指せると見直されている戦法なので、後手の指し方が注目される戦法です。

将棋を指していて

2009-11-06 14:31:12 | 私の将棋
将棋を指していて、日常に役立ったことを書きたいと思います。

1)車の運転の時に、状況判断がしやすい
2)医師の説明を聞いていても、複雑なことでも、自分なりに整理がつく
3)複雑な状況でも、自分なりに判断を決断することが出来る


1)車の運転の時に、状況判断がしやすい
将棋は、端歩を突くタイミング、相手の出方をみて指し手を決める、銀を攻めまたは守りに使うなど、局面の状況に応じて指し手を決めることが多いです。
また、将棋の局面で部分的に良い悪い、全体的に良い悪いの判断をすることがあります。

車の運転の時は、危険予測をしながら運転をしますが、アパートを通る時に子供がいるから、スピードは遅くして走るとか、夕方4時頃に交通の多い所に出る時は、人、自転車、車の接触に注意するなど、複雑な状況の判断が将棋を指していて、自然と養われているので、将棋を指していて、良かったと思います。
※車を運転しながら、将棋のことは考えないようにしています。

2)医師の説明を聞いていても、複雑なことでも、自分なりに整理がつく
医者は、分かりやすく説明をしてはくれますが、意外と普段は聞き慣れていないので、難しい説明に聞こえることがあります。
また、大きな意味での説明をしてくれて、そこから段々枝分かれをするように、説明が細かい部分になります。

将棋の定跡や実践を指す時は、大きな戦法を決めて、そこから枝分かれのように指し手を決めて指します。
矢倉であれば、▲3七銀戦法、森下システムと大きな枠組みを決めて、そこから枝分かれの指し手を決めていきます。
四間飛車であれば、△4二飛(または▲6八飛)と振って、居飛車の指し方によって、枝分かれのように指し手を決めて指します。

将棋で色々な戦法を指すからかもしれませんが、どの戦法の場合はこう指すとか、頭で整理する必要があるので、戦法ごとの整理が意外と、医師の説明を聞いている時に役に立ったかもしれません。

3)複雑な状況でも、自分なりに判断を決断することが出来る
人生で生きていて、急展開なことが良くあります。
そのような急展開な時ほど、複雑な状況にあることに気がつきます。

将棋でも、読み抜けで自分のイメージと違う展開に進む時があります。
自分の方が悪くなると、悪いながらの指し手を選ぶことになります。
善悪は別にして、悪くてもこう指す。 それで負ければ止む得ないという感じです。
自分が悪いと思うことは、意外と複雑な局面になっていることが多いです。

人生の中で、急展開の時ほど、複雑な状況にあるので、これだけは押さえていなければいけない、この方向でやらなければならないなど、複雑な状況をどのように、乗り切れば良いかを考える習慣が身に着くと思います。


<まとめ>
将棋はボードゲームですが、奥が深いゲームであります。
将棋は遊びとしても、とても楽しいですが、奥が深いので、色々と考えることが、普段の生活の中で役に立つことが、多々あると思います。
判断力、論理的な思考など、生活に密着はしていなくても、将棋を指すことによって、記憶力、思考力などが自然と養われている感じです。