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将棋の日記

将棋倶楽部24の実践譜

2013-09-24 16:54:29 | 将棋倶楽部24
私の将棋倶楽部24の実践譜です。
私が6級、相手のKさんは7級です。

私がKさんと対局をしていると、SさんとMさんが観戦して来ました。
対局後、チャットをしていると、Kさん、Sさん、Mさんは、SwallowDragonさんと一緒のグループ仲間ででした。
そして、Sさんは、私のブログを見ていると聞いて、とても嬉しかったです。 見て頂きありがとうございます。
また、Sさんは、私が4級のときに、Sさんが5級のときに2013/08/04に対局をしていました。
Sさんは、その時の戦法まで覚えていてビックリしました。

最近は、30秒将棋だと、読みが入らないので、15分将棋で時間をかけて指すことにしています。

まずは、Kさんとの対局です。
これは15分将棋です。

私が先手、Kさんが後手です。
Kさんのゴキゲン中飛車に対して、私が超速▲3七銀を選択しました。
以前は、丸山ワクチン、超急戦▲5八金右が主流で指していましたが、最近は超速▲3七銀を選択しています。
今でも、先手の有力な戦法は何か、分からない状態で指しています。

上図からは、△5六歩、▲同歩、△同飛、▲5七歩と進みました。

序盤は村山に聞けと言われる、村山六段の著書「ライバルに勝つ最新定跡」では、15手目からは、△3二金、▲7八玉と進むのが定跡となっています。
ここから、Kさんは長考に入りました。
おそらく、△5一飛と△7六飛の比較なのかもしれません。

上図から数手進みました。

駒の損得はなく、形勢は互角だと思います。
ここから、私は仕掛けました。 狙いは、▲3五歩、△同歩、▲3三歩です。

上図から▲3五歩、△同歩、▲3三歩、△2二金、▲4二角、△5二飛、▲7五角成と進みました。

本譜は、先手が歩切れで馬をつくり、後手は、2歩得です。
本譜は馬の存在が主張点ですが、後手は△6四角から消す筋はいつもありましたが、本譜はしませんでした。

上図から数手進んで、▲8五歩です。

ここでは、△3四歩の方が良かったと感想戦の結果です。
それは、本譜の進み方を見ると分かります。
ここで、△3四歩では、▲4五銀または▲6五馬のどちらかを選ぶと思います。
後手は、△3七とのと金の存在が大きいと見ていたようです。 私もそう思いました。

上図から△4七と、▲3六飛と進みました。

後手は▲3六飛の金、角の両取りを見落としていたようです。

上図から△3五歩、▲3八飛、△4六と、▲2八飛、△6四銀、▲8四歩

馬取りですが、生きよい良く▲8四歩と玉頭に行きました。

上図から△7五銀、▲8三歩成、△同玉、▲7五歩、△8四歩と進みました。

Sさんから、△8四歩でなくて、△7二玉を指摘されました。
一例ですが、△7二玉、▲6五角、△7一金の進行が考えられます。
実際に読んでみると、△7二玉、▲2三飛成、△同金、▲6五角の進行でしょうか?

上図から▲6五角、△7二玉、▲8三銀、△7一玉、▲4三角成より投了図です。

次の▲8二銀打があるので、投了となりました。


2013/08/04のSさんとの対局です。
私が4級です。 Sさんが5級です。
これは、30秒将棋です。

Sさんが先手、私が後手の相矢倉です。
相矢倉の24手組みから、▲3七銀戦法と▲6八角の森下システムが考えられます。
最近は、▲3七銀戦法が多いと思います。

上図から数手進んで、▲1五歩です。

先手の▲1五歩からの仕掛けです。
後手は、基本受けてから、カウンター狙いなので、この局面では当分は受けます。
なかなか受ける切るのは、実践では大変なんですよ。

上図から数手進んで、△3七歩です。

先手の飛車先を止める手筋です。

上図から数手進んで、△2八成香です。

後手は玉頭の銀・桂・香の交換は許しましたが、△2八成香より先手の飛車をいじめる方針です。

上図から▲6九飛、△2三歩、▲4六角、△同角、▲同歩、△9六歩と進みました。

後手が受けて、やっと仕掛ける△9六歩の手が回って来ました。

上図から数手進んで、△4九角です。

△4九角より飛車取りです。
しかし、▲1四歩、▲4五歩の拠点がありますし、▲7一角の筋があるので、まだまだ油断が出来ません。

上図から数手進んで、▲7一角です。

嫌な筋の▲7一角です。

上図から数手進んで、△4四竜です。

△5三銀にひもをつけて、▲4三桂取りになっています。

上図から▲2六角、△3五桂で投了図です。

先手は、すぐに詰みがある訳ではありません。
▲8二角成、△4三金、▲7一飛、△4二玉の展開が予想され、後手の入玉を阻止するのは難しいと思います。
なので、先手の投了も止む得ないと思います。

Sさんは、私とのこの対局を覚えていて下さったのは、嬉しい限りです。

あまりMさんとは、話が出来なかったのは残念でしたが、Kさんの対局後は、色々と話が出来て、楽しい感想戦でした。
Kさん、Sさん、Mさん、ブログを見て下さって、ありがとうございます。
また、対局する機会がありましたら、その時は、よろしくお願い致します。

私のブログの記念日は!?

2013-09-22 16:11:49 | ブログ(ファン)
ここ知り合いのブロガーの方のブログの記念日が続いています。

即席の足跡《CURIO DAYS》
nanaponさんがブログ7周年です。

Weblog
Weblogさんがブログ6周年です。

nanaponさん、Weblogさん、ブログの記念日、おめでとうございます。


一方、私のブログの記念日は、いつなのでしょう。
この将棋のブログを始めたのは、2007年1月1日です。
始めた頃の3回の記事は、以下の記事を書きました。
2007/01/01
2007/01/03
2007/01/06

元旦に何周年と書くと、元旦のお祝と、ブログの何周年のお祝いと一緒になるのも、変なので、いつも書いていません。

私は、将棋のブログを書く前には、HPで日記を書いていました。
HPの「私の日記(証)」
日記は、キリスト教と将棋の記事を中心に2005年12月から書いていました。

HPの「私の日記(証)」よりコンピューター将棋選手権
日記では、2006年5月6日のコンピューター将棋選手権の記事を書きました。
ちょうど、Bonanzaが初優勝した年でした。
開発者の保木さんが、カナダに行っていて、代理の方が操作をしていたのを覚えています。

将棋のブログは、6年9ヶ月です。
日記としては、7年10ヶ月です。

でも、ブログの記念日を大切にするのは、節目を大切にするので、いいことですね♪♪♪

王座戦61_2

2013-09-21 13:07:44 | タイトル戦&予選情報
羽生王座(王位・棋聖)に挑戦する中村(太)六段の王座戦 第2局です。

先手:羽生王座
後手:中村六段

戦形:後手の雁木戦法

タイトル戦で、雁木が見られるとは、予想にもしませんでした。
とても、意外です。

漫画、ハチワンダイバーのにこ神さんの雁木戦法と重なりました。
にこ神さんの雁木戦法は、初めから入玉狙いの将棋です。

本譜も中村六段が入玉になったので、漫画のような展開でした。


本譜は、羽生王座が中村六段の玉を詰ますのか?
それとも、中村六段が入玉をして勝ちきるのか?

羽生王座の切れないように、指す技術は、観戦をしていて面白かったです。

結果は、羽生王座の勝ち。
羽生王座から見て、1勝1敗になりました。

竜王戦の挑戦者

2013-09-10 20:10:18 | タイトル戦&予選情報
挑戦者決定戦三番勝負、森内名人vs郷田九段
森内名人の2勝1敗で、渡辺竜王への挑戦者となりました。

『竜王』vs『名人』なので、頂点の対決ですね。
竜王戦(Wiki)より
第7期(佐藤竜王vs羽生名人、羽生名人の勝ち)
第21期(渡辺竜王vs羽生名人、渡辺竜王の勝ち)
第23期(渡辺竜王vs羽生名人、渡辺竜王の勝ち)

これまで、竜王戦での『竜王』vs『名人』の対決は、竜王の2勝1敗です。
第26期は、どちらが竜王位になるのでしょうか?

王座戦61_1

2013-09-09 20:39:39 | タイトル戦&予選情報
羽生王座(王位・棋聖)に挑戦する中村(太)六段です。

先手:中村六段
後手:羽生王座

戦形:一手損角換わり戦法

23手目の▲3七桂が珍しい手ですね。
23手目を境目に色々な変化が出てきた感じです。

結果は、中村六段の勝ちです。

後手の羽生王座の粘りには、感心しました。
負けるにしても、簡単に勝たせてくれない印象がありました。

観戦をしてくださった方と対局

2013-09-03 22:27:23 | 将棋倶楽部24
将棋倶楽部24で将棋を観戦して下さった方と対局をしました。
その方は13級です。

その方は、三間飛車を採用して、その終盤戦です。


△7五歩でなくて、△5六桂ならばどうなるのか?
攻め合いが気になったようです。

△5六桂、▲同飛、△同馬、▲同歩、△6六馬、▲5七金打、△8八飛打、▲6八歩、△7六馬
より

この局面になると、後手の私からの攻めは続かないので、無理攻めになっていることを解説をしました。
また、「飛車」と「桂・角」の駒損です。

これは、解説はしませんでしたけど。
攻めがつながるならば、駒損でもいいですが、無理攻めでの駒損は、相手に駒を渡しすぎるので、その反動がきついです。
ここは、読みが必要です。


指してみて、13級の方は負けましたが、強い印象でした。
とにかく、基本的な筋が良い感じです。
仕掛けが無理攻めをするのが、負ける感じですが、仕掛けをきちんと理解するのは、かなりの棋力が必要なので、止む得ない感じです。
将棋を覚え始めは、どんどん攻めて見ることが大事です。
強い方に丁寧に受けられて、仕掛けが無理攻めなのを、実践を通して覚える必要があります。

楽しいひと時でした。

※13級の方へ、何か感想があれば、右下のコメント欄に書いてください♪♪♪