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将棋の日記

昨日は地元の将棋道場に行ってきました

2009-12-31 11:43:50 | 私の道場
昨日は、いつも行っている地元の将棋道場に行ってきました。

結果は、3勝1敗でした。
アマ三段 3勝
私の後手 先手四間飛車
私の後手 先手三間飛車
私の先手 後手三間飛車

アマ四段 1敗
私の先手 後手の力戦形の四間飛車

今年の印象の出来事

2009-12-25 14:20:25 | プロ棋界情報
みなさんによって、将棋に対しては、今年はどんな出来事が1番の印象に残りますか?

私は・・・。
※瀬川四段がC級2組への昇級
※渡辺竜王が竜王を6連覇
※久保八段が棋王を獲得
※山崎七段が初の王座のタイトル挑戦
※清水上アマが朝日オープンより1次予選を突破しました。


将棋の局面で浮かぶのが次の3つです。

竜王戦の挑戦者決定戦の深浦王位vs森内九段の将棋です。
森内九段が四間飛車を採用することに驚きますが、居飛車穴熊に勝つということが、とても印象に残りました。
もちろん、森内九段の差し回しも良かったです。


王座戦の山崎七段vs羽生四冠です。
お互いに、横歩取りが好きな戦形で、意地と意地がぶつかり合い、そして研究合戦のような、プロらしい将棋であり、現代将棋の所が良かったです。
特に、新山崎流を相手に、王者である羽生四冠が堂々と受けて立って、羽生四冠が勝つのが、さすが羽生四冠だと印象に残りました。


実は私の好きな戦形が角換わり腰掛け銀(同型)なんです。
研究合戦のような、将棋の1つの真理を発見するような部分が好きなんです。
結論が出そうで出ないが、でも、やはり先手の勝率がやや高い戦法なのが、不思議な戦法です。


コアな内容としては・・・。
ヤングジャンプではハチワンダイバーが引き続き連載をしていることです。
中川七段が八段へと昇段をしました。 理事の職が忙しいと思いますが、それでも、既定の成績を収めて昇段は素晴らしいと思います。
<奨励会>
奨励会3段より佐々木勇気くん(15歳)が5人目の中学生棋士の誕生か?
奨励会3級より加藤桃子さん(14歳)が女性棋士の誕生か?

などなど。

寄せの本

2009-12-23 22:56:57 | 定跡&本など
森けい二九段の寄せが見える本(基礎編・応用編)を購入しました。

まだ、基礎編しか読んでいませんが、正しい読み筋はすぐに浮かびますが、水面下の基本的な変化が全然、見えていないことに愕然としました。

終盤で勝敗を決するので、終盤は大事ですよね!
当たり前ですが、アマチュアの将棋指しとしては、何とかしたいです。

矢倉の駒組み(初心者向け)

2009-12-17 23:31:36 | 定跡&本など
<駒組み1>
初手から▲7六歩、△8四歩、▲6八銀、△3四歩、▲6六歩

純粋矢倉の始まりは、▲7六歩、△8四歩から始まります。
以前は▲6六歩の所で▲7七銀が多かったです。 ▲7七銀の場合は後手に急戦の余地を残します。

<初心者向け>
▲7六歩は角を使う意味です。△8四歩は飛を使う意味です。


<駒組み2>
△6二銀、▲5六歩、△5四歩、▲4八銀、△4二銀、▲5八金右、△3二金、▲6七金、△4一玉、▲7七銀

△5四歩ではなく、△6四歩では後手だけ駒組みをすると。
角の動きに注目をすると、△3一角、△4二角、△5一角、△8四角と活用をするので、4手角と言われて手数がかかるので、スピードの現代将棋には合わない。

最後の▲7七銀は、先手は早囲いを狙っています。
先手だけを駒組みをすると、▲7九角、▲6八玉、▲7八玉、▲8八玉、▲7八金と5手で囲えます。
通常は、▲7八金、▲6九玉、▲7九角、▲6八角、▲7九玉、▲8八玉より6手で囲えます。
通常は6手で入城、早囲いでは5手で入城なので、1手だけ得しています。

後手は、早囲いを許さない為に、△7四歩より急戦を含みに指します。
普通に駒組みを進めると。
△7四歩、▲7九角、△6四歩、▲6八玉、△6三銀、▲7八玉、△7三桂、▲8八玉、△6二飛、▲7八金、△8五桂、▲6八銀、△6五歩より先手不利

<初心者向け>
攻めは飛車・角・銀・桂、守りは金・銀3枚が基本です。
矢倉の場合は、左銀が攻めに参加をします。
どのように駒組みをするのか、注目しましょう!


<駒組み3>
△7四歩、▲7八金、△5二金、▲6九玉、△3三銀、▲7九角、△4四歩、▲3六歩、△3一角

△7四歩には、先手は早囲いを諦めて、▲7八金より通常の駒組みを行う。
△3一角より新24手組と呼ばれる、矢倉の基本的な駒組みである。

ここからは、先手の作戦の分岐点である。
・▲6八角は森下システム
・▲3七銀は▲3七銀戦法
この2つが現代将棋の主流戦法である。

他には、
・▲3五歩早仕掛け
・▲3七桂戦法
・▲3八飛の郷田流
などがある

<初心者向け>
この形が矢倉の「攻めは飛車・角・銀・桂」、「守りは金・銀3枚」です。
この形をしっかりと覚えましょう!
守らないで、「攻めは飛車・角・銀・桂」だけでは攻めが切れた時のカウンターが厳しいです。


<駒組み4>
▲6八角、△6四角、▲3七銀

▲3七銀には、▲3七桂もある。

<初心者向け>
△6四角が先手の攻撃態勢を限定している意味があります。
例えば、△6四角、▲3七銀、△4三金、▲3五歩、△同歩、▲同角、△3六歩より先手不利です。


<駒組み5>
△4三金、▲7九玉、△3一玉、▲8八玉、△2二玉

▲8八玉に△2二玉と入城をしない指し方もある。


<駒組み6>
▲4六銀、△5三銀、▲3七桂、△8五歩、▲2六歩、△2四銀、▲1六歩、△1四歩、▲1八香、△9四歩、▲3八飛、△7三角

▲4六銀には△4五歩の反発は無理とプロ棋士の中では結論が出ています。
▲4六銀、△4五歩、▲3七銀、△5三銀、▲4六歩、△同歩、▲同角、△同角、▲同銀、△4七角、▲3七銀、△6九角成、▲6八金引、△5九馬、▲6七角、△6四銀、▲4八銀、△6八馬、▲同金、△7三桂、▲5七銀より先手がペースを握っています。

▲4六銀には、受けの△5三銀、攻めの△7三銀の2つの指し方があります。
▲2六歩にあらかじめに△2四銀と受けるのが手筋です。
▲1八香は、△1九角成の時に香損を防ぐ意味があります。

△7三角よりこれからの将棋です。

あくまでも、初心者向けの矢倉の駒組みの手順です。

Bonanzaのソースコード

2009-12-14 20:13:14 | 将棋ソフト情報
bonanza_v4.0.3 を紙に出して見ました。
B5の用紙に出して見ると、約400ページありました。 (片面のみ)

最新は、保木さんのHPを見ると、bonanza_v4.1.2 みたいでした。
本格的に、ソースコードを解析をして、将棋ソフトを開発するつもりはないですが、時間がある時にどんな動きになっているかを見てみたいと思いました。

私は、長いソースコードでも紙に出して読む習慣があります。
プログラムの質問は、ITのブログの方に書いてください。

<注意書き>
当たり前の注意書きをしたいと思います。
以下は専門用語が出てきますが、分からない方は読まないで(スルーして)ください。

プログラムは、パソコンに開発環境がなければ、開発は出来ません。
VC++、BCC などのコンパイラが必要になります。
※コンパイラはフリーでも落ちていますが、初心者は探す方が大変だと思います。
※また、開発環境を整えることも大変だと思います。

プログラムは、最低でも5か月の勉強が必要になります。 (個人差はあります)
通常はDOSのプログラム(最低3カ月)⇒Windowsのプログラム(最低2カ月)を勉強するのが普通です。 最低なので、1-3年以上かかる方もいます。
※期間については、真に受けないでください。 人によって、かなり個人差があります。 出来ない方は、一生出来ない方もいます。
※最低でも5カ月と書いていますが、1から勉強をして5か月で開発が出来れば相当、優秀だと思います。 でも、上には上がいますけど・・・。
同然、プログラムの勉強のみなので、パソコンの操作などは含みません。

普通のユーザーは意識をしませんが、Windowsは、ウィンドウループの仕組みを知らないとプログラムは書けません。

Bonanzaは、C言語で書かれています。
C言語は、手続き型プログラムなので、オブジェクト指向言語ではありません。
C言語なので、ポインター、構造体を知らないと解読は出来ません。
C言語の文法に精通していることと、C言語でWindows(Win32 API)の仕組み精通していることが前提です。

プログラムの用語などを検索をすると、色々と出てきます。
初心者は特に、用語に惑わされるので注意をしていください。

C言語、C++言語、Java、C#言語、JavaScript、PHPなどは、文法が非常に似ていますので注意してください。
C++言語は、C言語を含み以外は、すべて、違う言語です。

ソースコードは、約400ページあるので、それなりのプログラムの経験者を対象にしています。
<注意書き(ここまで)>

X'mas

2009-12-13 21:09:32 | その他
もう、X'masの季節なんですね!
X'masは、イエス・キリストの誕生をお祝いする記念日です。

未信者の方は、サンタさん、ケーキ、チキン、イルミネーションなどを想像します。
信徒の方は、教会で主イエスの誕生をお祝いして、福音書よりイエスの誕生のお話を聞くと思います。
私は教会に行けないので、家で静かにしています。

なぜ、クリスマス・イブが24日でクリスマスが25日なのでしょうか?
それは、ユダヤ教の暦と関係があります。

良いX'masを向えてください。


<御言葉>
ふっと、次の聖句が与えられました。

(新共同訳)
狭い門から入りなさい。
滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。
しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。
それを見いだす者は少ない。

(Today's English Version)
Go in through the narrow gate,
because the gate to hell is wide and the road that leads to it is easy,
and there are many who travel it.
But the gate to life is narrow and the way that leads to it is hard,
and there are few people who find it.
===== マタイによる福音書 7章 13-14節 =====

ときどき・・・!

2009-12-13 12:50:16 | 将棋ソフト情報
bonanza_v4.0.3 をDLをしましたが、1度も解析はしたことはないです。
その間に将棋ソフトが進歩をしています。

bonanzaは、C言語で書かれていますが、VC# に書きなおして見たいなぁと、ときどき考えます。
でも、書きなおしても自分のパソコンでは動かしても良いとは思いますが、一般に公開するのは、著作権に触れそうなので公開は出来ないと思っています。

考える力

2009-12-10 20:21:03 | 定跡&本など
将棋の専門誌ではないので、他のブログの方も、あまり取り上げていない気もします。

今日は、本屋に行きました。
別冊宝島「羽生善治 考える力」を発見しました。
2009/11/24に発売でした。
別冊宝島のHPより

専門誌ではないので、将棋の図面はあまり少ないものの羽生四冠の発言なので、とても、意味深く読みました。

将棋世界(1月号)

2009-12-05 08:32:17 | 定跡&本など
将棋世界(1月号)より

内容が初心者からプロ棋士までと、幅が広い方を対象に書かれている印象です。

<羽生王座(18連覇)>
羽生王座の王座18連覇の強さ(結果を残している)について、橋本七段、阿久津七段が解説をして頂き大変よかったです。
初めは、私は駒を盤に並べていましたが、途中から王座戦の棋譜がPCにあったので、棋譜を再現をしながら読んでいました。

(羽生王座の特徴)
1)間合い測り方が上手
2)良い時は、綺麗にまとめて寄せて、悪い時は、局面を複雑にしながらチャンスを待つ。
3)矢倉穴熊について時代を先取りして指していた感覚
4)将棋を初めから終わりまでを1本の筋で考えているので、普通に指している将棋だが、チャンスがある時は的確に寄せること。
などなど、総合的に羽生王座の将棋が出来あがっていることが橋本七段、阿久津七段の解説で分かりました。


<勝又六段(現代将棋)>
勝又六段の相掛かり戦法の歴史
主流な戦法にはならないけど、重要な対局には表れる不思議な戦法です。
後手に苦労が多い戦法だと思いました。
先手の▲2六飛、▲2八飛の意味、後手の△8二飛、△8四飛の意味などを深く掘り下げて、歴史を感じました。
私も後手は△8四歩を指すので、とても参考になりました。


<将棋ソフト>
GPS将棋について、片上六段が解説をしてくれました。
最近の将棋ソフトの読みはすごいことを、片上六段の解説より少し理解が出来ました。
△9二馬⇒△4六桂の使い方(△5八桂からの構想)がとても素晴らしいと思いました。
羽生vs佐藤戦の将棋より△5五桂⇒△5九角を読んでいること。
プロ棋士と同じ読み方に近づいていることが分かりました。

個人的には、どのようなアルゴリズムになっているのかが気になりました。
ここからは、私のオリジナルの考え方です。
もしかして、アルゴリズムが2つ必要なのかもしれません。
1)従来通りに手の候補を n手まで読むアルゴリズム (これは従来通りです)
2)1の手の中で良い悪いの形勢判断をするアルゴリズム (1で候補にもならない手を発見するアルゴリズムです)
2)に近いことをしているのが、文殊かも知れません。


今後のタイトルの勢力図、将棋の戦法の多様化と細分化、将棋ソフトの進化などなど楽しみがたくさんあります。
どんな方向に進むのでしょうか?