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将棋の日記

プレッシャーなのか?

2011-07-27 21:42:34 | タイトル戦&予選情報
広瀬王位に挑戦する、羽生二冠です。

先手:広瀬王位
後手:羽生二冠(王座・棋聖)

戦形:一手損角換わり

王位戦は、広瀬王位の振り飛車穴熊シリーズになると思いきや、予想外の戦形になりました。
1局目は、先手の羽生二冠の▲6六歩より相振り飛車となりました。
2局目は、先手の広瀬王位が▲2六歩より居飛車(一手損角換わり)となりました。

どちらが、振り飛車穴熊を避けているのか? 良く分からない展開になりました。

振り飛車穴熊を得意としている広瀬王位と考えると、2局とも振り飛車穴熊でなく2連勝とは。
広瀬王位は、振り飛車穴熊以外でも、強いと認識を改めました。


しかしながら、羽生二冠には、何かプレッシャーを感じているのでしょうか?
それは、大山15世名人の通算タイトル80期に並ぶ記録まで、後1期となっていることです。
永世七冠、通算タイトル80期と、何か記録になると、やはり意識はするのでしょうね。

どんな展開になるのでしょうか?

竜王戦の決勝トーナメント

2011-07-16 00:27:24 | タイトル戦&予選情報
竜王戦の中継サイト

(先)山崎七段vs久保二冠戦
(先)佐藤七段vs永瀬四段戦

2局とも、ゴキゲン中飛車の丸山ワクチンになりました。
共に、後手の久保二冠、永瀬四段が勝ちました。

なぜ、同じ戦形で、内容までも似ているのでしょうか?
プロ棋士の中では、何か共通なモノがあるのでしょうね。

何か不思議な感じです。

王位戦52_1_2

2011-07-13 23:29:49 | タイトル戦&予選情報
広瀬王位に挑戦する、羽生二冠の王位戦の第1局の2日目です。

後手の広瀬王位の△3五銀が以外にも速い感じがしました。
そして、△7一玉が遠くに感じました。

相振り飛車は、距離感覚が難しい将棋なのだと改めて思いました。


金無双は、振り飛車対居飛車の船囲いの将棋に似ている気がしました。
船囲いだと、振り飛車の攻めをギリギリに受ける展開になりますが、金無双もギリギリに受ける展開に似ているかもしれません。

広瀬王位の1勝になりました。

居飛車穴熊

2011-07-13 00:15:25 | 将棋倶楽部24
24で指していた時、何度も私に挑戦してくる方がいました。
その方は、中飛車ばかりを指していました。

私は、基本は勝ちやすいので、居飛車穴熊ばかりを指していました。
2級差になったので、対局をお断りました。

その後、別の方と対局をしていた所、観戦者として、私の将棋を見ていました。
その対局後、話しかけて見ると、居飛車穴熊ばかりを指していて、むきになっていたようです。

では、居飛車穴熊なしで対局をしましょうと話をしました。
相手は、それでは勝てると思ったようです。

私は、急戦の船囲いで戦いました。
急戦なので、展開的にギリギリになりましたが、ギリギリ勝ちました。

やはり、居飛車穴熊は嫌なのでしょうね。
勝つまでが大変なので、気持ちは分かります。

王位戦52_1_1

2011-07-13 00:03:28 | タイトル戦&予選情報
広瀬王位に挑戦する、羽生二冠が王位戦の第1局の1日目が行われています。

先手:羽生二冠(棋聖、王座)
後手:広瀬王位

戦形:相振り飛車(先手向い飛車vs後手三間飛車)

私の印象では、この時点で形勢に差が開いてる気がします。
後手が△3四飛⇔△2四飛⇔△3四飛で手損をしていること。
後手の玉が△7一玉より不安定なことです。

なので、先手の羽生二冠が勝つ気がします。
あくまでも印象です。


気のせいなのかな?
若手を挑戦者とするとき、渡辺竜王の第1局も、力戦形の将棋だったような。
広瀬王位の第1局も、力戦形に近い感じがします。

羽生二冠は、棋力を見るために、あえて力戦形の将棋に誘導しているのでしょうか?

好きになれない

2011-07-09 20:32:54 | タイトル戦&予選情報
永瀬四段の棋風は、私は好きになれないです。

NHK杯の対佐藤九段の将棋、竜王戦の対稲葉五段の将棋しかみていないが、あまり好きになれない棋風です。

対佐藤九段戦では、先手で誘導して、先手から千日手にする感覚が良く分からない。
そして、終盤で詰みがある局面で詰まさないで、寄せる変化を指すことが良く分からない。

勝ちにこだわるプロ棋士という印象がぬぐえない。
とにかく、負けない将棋に徹していると思う。

見ていてスマートな感じがないです。
異色の感覚の将棋です。

羽生二冠敗れる

2011-07-09 20:13:29 | タイトル戦&予選情報
竜王戦の決勝トーナメントより

竜王戦サイト
先手が橋本七段、後手が羽生二冠です。

戦形は相振り飛車になりました。
先手の▲9四歩が無理な仕掛けに見えましたが、結果的に後手の玉が危険な状態のまま終盤になりました。

アマチュア三段同士の対局ならば、後手の△9四玉(△8三玉)の形で勝てるのは、相当な読みがなければ、普通は勝てないです。
そう考えると、△9四玉(△8三玉)で勝てる方は、相当な棋力だと普通に思います。

△9四玉(△8三玉)は、羽生二冠だから、後手が優勢にみえるだけであって、アマチュアの感覚ならばあの将棋は先手の勝ちの将棋だと思う。
結果的に、羽生二冠が竜王戦の挑戦者に慣れなかったのでは、残念です。

誰が挑戦者になるのかが、楽しみになりました。


なんとなく、羽生二冠がネット中継の将棋が多くなっています。
名人位を失うが、棋聖位は防衛、王位戦は挑戦者となり、竜王戦の決勝トーナメントは初戦で敗れる。
調子が良いのか、悪いのか。 それとも、これが普通のなのか。

10連勝のプロ棋士はいないので、それほど不思議ではありませんが、負けると話題になる棋士になっていることが凄い事だと思います。