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将棋の日記

棋聖戦と朝日オープン

2007-01-30 16:40:30 | タイトル戦&予選情報
第78期 棋聖戦 最終予選
A組 久保 八段
B組 羽生 三冠
C組 三浦 八段
D組 森下 九段

1勝1敗同士
鈴木 八段vs阿部 八段
西尾 四段vs森内 名人
野月 七段vs丸山 九段
中川 七段vs渡辺 竜王

第25回 朝日オープントーナメント
ベスト8

鈴木 八段vs山崎 七段
堀口 七段vs木村 七段
谷川 九段vs深浦 八段
阿久津 五段vs久保 八段

第2回 コンピューター将棋 世界最強決定戦 2007
優勝 激指

 
※将棋倶楽部24のLogical Spaceの最近の棋譜を10局を掲載しています。
 BookMarkの「将棋倶楽部24の最近の棋譜」よりご覧下さい。

NHK杯

2007-01-28 14:21:31 | トーナメント戦&予選情報
NHK杯は、ベスト8が決まりました。

野月七段vs島八段
佐藤棋聖vs深浦八段
先崎八段vs森内名人
南九段vs窪田五段


1月29日・30日より
第2回 コンピューター将棋 世界最強決定戦 2007 が行われます。
コンピューター将棋 世界最強決定戦

※将棋倶楽部24のLogical Spaceの最近の棋譜を10局を掲載しています。
 BookMarkの「将棋倶楽部24の最近の棋譜」よりご覧下さい。

LOT2006

2007-01-25 22:29:46 | 女流プロ棋界情報
レディースオープン・トーナメント2006(略してLOT2006)の3番勝負の第2局目です。

<参考棋譜>
LOT2006中継

戦形は、後手(里見女流1級)の中飛車でした。

結果、矢内女流名人の勝ちです。
これで、お互い1勝1敗になりました。

勝負は、2月22日(木)の第3局に持ち越されました。

里見女流1級は、明日は、女流王将戦の本戦1回戦で、対斎田藤花と対戦です。
対局が続いて大変です。

第56期王将戦第3局 2日目

2007-01-25 22:19:11 | 棋譜解説(タイトル戦)
第56期王将戦第3局 2日目

<参考棋譜>
毎日インタラクティブ

解説はプロの解説ではありません。
アマ二段のLogical Spaceの解説です。

封じ手(45手目)は、▲7四歩でした。
47手目、▲7二歩は手筋の歩です。 しかし、先手の歩切れに成ります。
51手目、▲6一角成です。 でも、冷静に局面を見ると先手の2歩損です。 ▲9四香が遊んでいる感じもします。
60手目、△8六歩です。 先手、▲同歩だと、△6五角が▲9八飛と▲4七歩を狙いになります。 △8六歩は、厳しい手だと思います。
62手目、△6五角です。 後手の筋に入った感じがします。
64手目、△4六歩です。 昨日、9筋の先手の攻めを凌げれば、後手は4筋と1筋の攻めがあるので、善悪は微妙だと思います。と書きました。
9筋の攻めを凌いで、4筋からの攻めです。先手にとっては嫌な展開です。
66~68手目、△3八馬、▲同金、△4七歩です。 後手は、大駒を切って、小駒で攻める、穴熊崩しの指し方です。 今後、9筋を相手にしないければ、後手の方が指しやすい展開です。
70手目、△9四香です。 9筋を清算して、4筋を攻めれば後手の理想的な展開です。 後手は、△3二金、△4二金の2枚金(金無双)なので、飛車の打ち込みには強い形です。 反面、先手は▲4七金なので、飛車の打ち込みには、弱い形にされています。
74手目、△3八金打です。駒の損得では、後手の金と飛車の交換で若干、後手の損ですが、先手の穴熊の囲いを崩しているので、攻めが続けば、後手が指しやすいです。
76手目、△4八歩です。 小駒を使って攻めをつなぎます。 将来、と金攻めを見ています。
77手目、▲9二飛成です。 ▲同金、△同金、▲同飛、△4七歩が見えているので相手にしないのでしょうか?
82手目、△5五桂打です。 攻め駒は、持ち駒の角、香。 盤上の△5五桂と△4九とです。 一般的に4枚の攻めは切れないと言われます。
96手目、△4九飛打です。 先手の玉は、▲1九玉⇒▲4七玉まで移動しました。
99手目、▲8一竜です。 先手は、後手の玉に迫る手順がありません。 冷静に見ると、後手の金と(角と歩3枚)との交換です。
100手目、△5五桂打です。 後手の玉に迫る手順がないのを読みきった感じです。
112手目、△4九竜です。 先手の玉の詰みです。
114手目、△5五桂打で、先手の投了です。

後手の勝ちです。

これで、王将戦7番勝負は、羽生王将の2勝1敗になりました。

戦形は、先手(佐藤棋聖)の向い飛車穴熊でした。

第56期王将戦第3局 1日目

2007-01-25 00:36:48 | 棋譜解説(タイトル戦)
第56期王将戦第3局 1日目

<参考棋譜>
MSN毎日インタラクティブ

解説は、プロの解説ではありません。
アマ二段のLogical Spaceの解説です。

先手が佐藤棋聖になりました。
なんとなく、後手の羽生王将が趣向を凝らす展開が予想されます。

2手目までは、矢倉模様の出だしでした。
3手目は、▲7七角と先手から趣向を凝らして来ました。 ある意味、意外な展開です。 ▲7七角なので、先手は振り飛車を予想される展開です。
5手目は、▲8八飛なので、向かい飛車になりました。 他には、三間飛車、四間飛車なども考えられます。 ある意味、先手の佐藤棋聖が趣向を凝らした展開だと思います。
7手目の▲6八銀は大切な手です。角交換された時に、▲7七銀を含みに残しています。
14手目の△6四歩は、▲8六歩の仕掛けを指せない指し方だと思います。
17手目の▲1八香は、穴熊の作戦です。 先手は、美濃囲いより堅いと判断したと思います。
20手目は、後手の羽生王将から、△7七角と角交換に来ました。厳密には、後手の1手損です。善悪は微妙です。
22手目は、△2二銀でした。 △2二玉は、△4一金が離れ駒になるので、▲8六歩からの仕掛けが成立しそうです。 仕掛けると、先手は▲1九玉、後手は△2二玉なので、玉の距離は先手の方が遠いことになります。
33手目の▲7五歩は何だか分かりにくい指し方です。 ようは、後手の△8一桂を使わせない指し方だと思います。 一般的に、居飛車の右桂を使わせると振り飛車は指しにくい展開になりやすいからです。
35手目の▲3八金で、先手も後手もしっかり囲い合いました。若干、先手は穴熊なので先手少し無理気味の攻めも可能です。
37手目、▲1七香より雀指しの模様になりました。でも、実際は囲いから一番遠いところでの攻めを狙っているので、善悪は微妙なところもあります。
40手目の△4五歩の位の拠点は大きいと思います。
44手目は、△9二歩でした。

ここで封じ手です。

9筋の先手の攻めを凌げれば、後手は4筋と1筋の攻めがあるので、善悪は微妙だと思います。

 

竜王戦6組

2007-01-20 15:19:52 | タイトル戦&予選情報
第20期 竜王戦6組 アマvsプロ戦について

才田 信之 アマ vs 中村 太地 四段 プロ勝ち
加藤 幸男 アマ vs 上野 裕和 四段 アマ勝ち
遠藤 正樹 アマ vs 佐藤 天彦 四段 プロ勝ち
早川  俊 アマ vs 戸辺  誠 四段 プロ勝ち
今泉 健司 アマ vs 糸谷 哲郎 四段 プロ勝ち

加藤アマの活躍に期待したいと思います。

第56期王将戦第2局

2007-01-20 00:10:16 | タイトル戦&予選情報
18日、19日(木・金)に、第56期王将戦第2局が行われました。

第1局は、千日手の末、佐藤棋聖の勝ち
第2局は、戦形は相矢倉でした。 羽生王将(三冠)の勝ち

羽生王将(三冠)から見ると
●○
の結果で、1勝1敗でタイに持ち込みました。

<参考棋譜>
MSN毎日インタラクティブ

順位戦

2007-01-17 13:50:08 | タイトル戦&予選情報
16日(火)に、A級順位戦の羽生三冠vs久保八段、C級1組順位戦が行われました。

<A級順位戦>
<1敗>
04:郷田 真隆 九段
<2敗>
01:谷川 浩司 九段

<C級1組順位戦>
<1敗>
26:阿久津 主税 五段
27:橋本 崇載 七段
<2敗>
05:松尾 歩 六段
14:石川 陽生 六段
19:近藤 正和 五段
21:平藤 眞吾 六段

順位戦など

2007-01-16 17:26:21 | タイトル戦&予選情報
<1月15日(月)>
(竜王戦)
竜王戦 6組
上野四段vs加藤アマ

加藤アマの勝ち
アマの活躍に期待したいと思います。


<1月12日(金)>
(王将戦)
王将戦7番勝負 第1局
羽生王将(三冠)vs佐藤棋聖
佐藤棋聖の勝ち

<参考棋譜>
MSN毎日インタラクティブ


(順位戦B級1組)
順位戦B級1組
<3敗>
04:木村 一基 七段
07:行方 尚史 七段
<4敗>
01:鈴木 大介 八段
06:井上 慶太 八段
09:島  朗  八段
11:高橋 道雄 九段

(順位戦B級2組)
順位戦B級2組
<全勝>
21:渡辺 明  竜王
<1敗>
06:杉本 昌隆 七段


(王位戦)
王位戦の挑戦者決定リーグが決まる
<紅組>
1:佐藤棋聖
2:深浦八段
3:丸山九段
3:鈴木八段
3:千葉五段
3:阿久津五段

<白組>
1:島八段
2:渡辺竜王
3:森内名人
3:山崎七段
3:神谷七段
3:橋本七段


(女流棋界)
レディースオープン・トーナメント2006
決勝3番勝負 第1局
矢内女流名人vs里見女流1級
里見女流1級の勝ち

<参考棋譜>
レディースオープン・トーナメント2006中継サイト

NHKテレビ、TBS系列の「みのもんたの朝ズバッ!」に報道されました。
里見女流1級は、中学2年生の14才です。
女流棋士では、最年少になります。
最年少の女流棋士が、女流名人に勝ったことでマスコミに報道されました。
第2局は、1月25日(木)に行われます。


(順位戦C級2組)
<1月9日(火)>
順位戦C級2組
<1敗>
10:村田 智弘 四段
12:片上 大輔 五段
17:広瀬 章人 四段
29:上野 裕和 四段
44:高崎 一生 四段

棋王戦の挑戦

2007-01-06 23:16:16 | ネット中継(リンク)
1月6日(土)に、深浦八段vs佐藤棋聖の変則2番勝負が行われました。

勝者組みの深浦八段の1勝。
敗者組みの佐藤棋聖の2連勝。
が挑戦の条件です。

佐藤棋聖の2連勝より、森内棋王(名人)に挑戦権を得られました。

<棋譜参考>
棋王戦挑戦者 第2局

これで、佐藤棋聖は、名人以外の6つのタイトルの出場が決まりました。
それにしても、佐藤棋聖の調子はすごいですね。

今後のタイトルの予定は、
王将戦7番勝負:羽生王将(王位・王座)vs佐藤棋聖
棋王戦5番勝負:森内棋王(名人)vs佐藤棋聖

私は、羽生三冠、渡辺竜王、瀬川四段を応援しているので、羽生王将の防衛と森内棋王の防衛を期待しています。