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将棋の日記

不思議な将棋

2009-06-29 12:23:17 | 将棋倶楽部24
私が7級で指していました。 相手は8級です。
勝負では負けましたが、感想戦をすると私の方が良いので不思議な将棋でした。


先手四間飛車です。 普通の形に進みました。


私は▲4六歩でしたが、相手は▲4六歩が緩手だと言っていました。
▲3六歩は△5五歩があるので指す気にはなりません。

変化を聞いてみました。
▲7六歩、△同歩、▲同銀、△6四歩、▲7五歩、△6三銀と進んで、先手の▲7五歩が重い感じがするので、先手不満の展開です。
※振り飛車なので、捌ける状態が理想です。

▲7六歩は、初めてみました。
相手の方は、準定跡とか言っていましたが、準定跡という言葉はあるのでしょうか?
よくよく話を聞いてみると、後手四間飛車の時の変化の▲7六歩です。
先手と後手では、後手に千日手の権利があるので、後手は手待ちでも十分という考え方がある点が異なります。
なんだか、変化を聞いてみて「あれ!」と思いました。


ここは手抜きで△6八飛でした。
以下は▲4三歩成、△同金、▲5八銀、△5五歩、▲4四歩、△同金、▲2三香成、△同香、▲4四馬と進んで、先手が不満のない展開になりました。
普通に△4四同歩でいいと思いました。


以下は▲4二飛、△3二桂、▲6二飛成(詰めろ)、△2四歩(詰めろを消す)、▲4八金寄でした。

結論は、先手の負けでした。
以下は▲1三香、△同金、▲4二飛、△2二桂、▲6二飛成(負け)、△1七香、▲同桂、△同角、▲同玉、△1九竜、▲1八合駒、△2八銀より負けです。
※△2三香の存在が大きいです。

相手の方は、▲1三香は嫌な筋と言っていましたが、△2二桂の合い駒を指摘ました。
初めは△2二香と言っていましたが、桂の方が先手に詰みが生じるので勝ちでした。


勝負は私の負けでした。
でも、感想戦をすると相手が意外な読み筋だったので、不思議な将棋でした。

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