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将棋の日記

名人戦66_5など

2008-06-06 05:14:25 | 棋譜解説(タイトル戦)
(名人戦)
名人戦の状況です。

<参考URL>
毎日新聞
朝日新聞
kuroumaさん

先手:森内名人
後手:羽生二冠(王座・王将)

戦型:相掛かり

<封じ手の局面>

封じ手は▲7五歩まで

===== 形勢判断 =====
駒の損得:駒の損得はなし
玉の固さ:先手は金銀3枚、後手は金銀3枚(しかし、△2二銀が壁銀)
駒の働き:先手は、▲3六銀が遊んでいる、後手は△2二銀が遊んでいる。お互い、飛車、角が攻防に効いているとは言えない。
手番:羽生二冠

形勢判断すると、先手、後手の飛車、角、銀がどのように働くが勝負の見どころですね! また、右桂が働くのか、注目ですね!
形勢は互角だと思います。

基本的なことですが、形勢判断は「駒の損得、玉の固さ、駒の働き、手番」の4つの要素で決まります。 意外と知らない方がいるので、ビックリですが、あまり本に書かれていないのでしかたないですね!


(瀬川四段)
瀬川四段が、棋聖戦の一次予選に千葉五段に勝って、「ロ」でベスト4になりました。 後、2勝すれば、二次予選に行けますが、どうなるのでしょうか?
勝てば勝つほど、調子のいい棋士と対局するので、勝つのは大変ですが、頑張って欲しいです。


===== 2008/06/07 1:00 追記 =====
名人戦は、森内名人が勝ち、2勝3敗としました。

また、Weblogさんより名人戦・順位戦の有料について、取り上げています。
weblogさん