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LogicalInSpace

将棋の日記

頭脳勝負

2008-04-02 13:20:16 | 定跡&本など
渡辺明の頭脳勝負を読みました。

<参考URL>
頭脳勝負(渡辺明)

<<感想>>
初心者でも分かる語り口で書かれてありました。
本当に、分かりやすい本でした。

おそらく、竜王戦の前後に書かれたと思われます。

初心者から高段者まで読める本なので、楽しく読めます。


将棋は、技術も必要ですけど、メンタルの部分もあること。
奨励会や順位戦のクラスのことなど。
また、トップ棋士の紹介など。
将棋界では当たり前のことを、紹介しています。

1読する価値あり。

四間飛車の指定局面

2008-01-09 06:09:44 | 定跡&本など
後手四間飛車対居飛車急戦



この△5四歩の局面では、先手の居飛車では、みなさんはどうのように指しましすか?
・鷺宮定跡
・棒銀戦法
の2つが有力だと思います。

私は、棒銀戦法で指すことにしています。
<鷺宮定跡>
▲3八飛、△4三銀、▲3五歩、△同歩、▲4六銀、△4五歩、▲3三角成、△同桂、▲3五銀、△2五桂、▲3四歩、△3二飛より形勢不明


<棒銀戦法>
▲3七銀、△4三銀、▲4六歩、△6四歩、▲2六銀、△3二飛、▲3八飛、△5一角、▲3五歩、△6二角、▲3四歩、△同銀、▲4五歩、△4三金、▲4四歩、△同金、▲4五歩、△4三金、▲3七銀


ここで、後手は2通り
1)△3三桂、▲4六銀右、△3六歩、▲同飛、△3五歩、▲2六飛、△4五桂、▲4八銀、△4四歩、▲2四歩、△同歩、▲同飛、△2三歩、▲2七飛、△5一角より形勢不明


2)△4五銀、▲1一角成、△3三桂、▲2一馬、△4二飛、▲3六銀、△3七歩、▲同飛、△3五歩、▲4七銀、△4四角、▲7七桂、△5五歩、▲4六歩より形勢不明



△5四歩の変わり、△6四歩には、▲3五歩の仕掛け(山田定跡)が成立します。
△5四歩、▲3五歩、△同歩、▲4六銀、△3六歩、▲3五銀、△4五歩、▲3三角成、△同銀、▲8八角、△5三角、▲2四歩、△同歩、▲同銀、△2七歩、▲同飛、△2六歩、▲2八飛、△2四銀より先手の居飛車不利

次の△2七銀が厳しい。
△6四歩ならば、△5三角、△6四角も打てないので、先手の居飛車有利です。

<△6四歩の場合>
△6四歩、▲3五歩、△同歩、▲4六銀、△3六歩、▲3五銀、△4五歩、▲3三角成、△同銀、▲8八角、△5四角、▲2六飛より先手有利

△2二飛には、▲3四銀があるので、論外です。

定跡では先手有利ですが、実践的には後手も指せるようです。
(2007年10月号の将棋世界の「イメージと読みの将棋観」より)
(ただし、将棋世界の△6四歩は、△1二香、▲6八金が入っていません。)

・△5四歩と△6四歩の違い
この違いが分かれば、アマ二~三段ぐらいはあると言われています。

※具体的な手順を入れました。(2008/01/09 15:30 修正)
・斜め棒銀は、鷺宮定跡のことでした。
・4五歩早仕掛けは、△1二香の換わりに△4三銀の場合でした。
(ただし、△4三銀形にも棒銀戦法は有力です。)
だいぶ内容を変更しました。

横歩取り戦法

2007-11-14 19:27:17 | 定跡&本など
横歩取り戦法の定跡を解説します。

横歩取りには、△2三歩戦法、△3三桂戦法、△3三角戦法、中座飛車、△4五角戦法、相横歩取り、とあります。

裏定跡より△3八歩戦法もあります。

ここでは、△4五角戦法と相横歩取りの最新形を解説します。
詳しい定跡の変化は、定跡書を参考にしてください。


(横歩取りの基本図)

ここから、△3三桂、△3三角(中座飛車も含む)、△8八角成の3通りの変化があります。
今回は、△3三桂と△3三角は割愛します。
今回は、△8八角成を中心に解説します。

(基本図A)

・△2八歩 (△4五角戦法)
・△7六飛 (相横歩取り)
・△3八歩 (裏定跡)
基本図Aより3通りがあります。

△4五角戦法と相横歩取りを解説します。

△3八歩は、裏定跡より先手有利です。
先手有利ですが、応手を間違えやすいので注意してください。
<変化例>
▲同銀、△4四角、▲7七角、△同角成、▲同桂、△8九角、▲6八玉、△7八角成、▲同玉、△6八金、▲8九玉、△8七歩、▲7九銀、△同金、▲同玉、△8八歩成、▲6八玉まで
図面がないので、盤に並べて見てください。

△4五角戦法

基本図Aより
△2八歩、▲同銀、△4五角

これが、△4五角戦法です。

ここから、3通りの変化があります。
・▲8七歩 (後手有利 割愛)
・▲7七角 (後手有利 割愛)
・▲2四飛 先手有利

(基本図B)

上図より
▲2四飛、△2三歩、▲7七角(▲8七歩もある:形勢互角)、△8八飛成、▲同角、△2四歩、▲1一角成

基本図Bより2通りの変化があります。
・△8七銀 (先手有利)
・△3三桂 (先手有利)


基本図Bより
△8七銀の変化
△8七銀、▲7七馬、△7六銀成、▲6八馬、△8八歩、▲7七歩、△8九歩成、▲7六歩、△9九と、▲3六香、△3三香、▲1一飛まで
=== 先手有利 ===

次の▲2一飛成が速い攻めになります。

(基本図C)

基本図Bより
△3三桂の変化
△3三桂、▲3六香

より基本図Cとなります。
基本図Cより3通りの変化があります。
・△8七銀 (先手有利)
・△6六銀 (先手有利)
・△同角 (先手有利)


基本図Cより
△8七銀の変化
△8七銀、▲7九金、△6七角成、▲3三香成、△7八銀不成、▲同金、△同馬、▲3二成香、△同銀、▲4八玉、△8九馬、▲6二歩、△同玉、▲6四歩、△6八飛、▲5八金打、△6四飛成、▲4二飛まで
=== 先手有利 ===


基本図Cより
△6六銀の変化
△6六銀、▲3三香成、△6七銀成、▲3二成香、△7八成銀、▲3一成香、△6七角成、▲3三馬、△6二玉、▲2二飛、△5二金、▲4八玉、△6八成銀、▲3九金打、△7八飛、▲3八玉まで
=== 先手有利 ===


基本図Cより
△3六同角の変化
△同角、▲同歩、△5四香、▲8五飛、△4五桂、▲同飛、△5七香成、▲5八歩、△6八銀、▲同金、△7九飛、▲6九銀、△6八成香、▲同玉、△8九飛成、▲6六馬まで
=== 先手有利 ===


相横歩取り

基本図Aより
△7六飛、▲7七銀、△7四飛、▲同飛、△同歩、▲4六角

旧変化は、4通りあります。
・△8二歩 (先手有利 割愛)
・△7三角 (先手有利 割愛)
・△8二角 (最善)
・△8六歩 (先手有利 割愛)

新変化は、2通りあります。
・△6四歩 (優劣不明 割愛)
・△2七角 (優劣不明 割愛)

以下は、△8二角の変化を解説します。

(基本図D)

上図より△8二角以降の変化
△8二角、▲同角成、△同銀、▲5五角、△8五飛、▲8六飛、△同飛、
▲同銀、△2八歩、▲8二角成、△2九歩成、▲4八銀、△3八歩、▲8一馬、△3九と、▲同銀、△同歩成、▲同金、△5五角、▲7二銀、△3七角成

ここから、2通りの変化があります。
・▲6八玉 (後手有利)
・▲4八金 (後手有利の変化 プロでも研究課題)

(基本図E)

基本図Dより
▲6八玉の変化
▲6八玉、△7六桂、▲7七玉、△5九馬、▲7六玉、△7五銀、▲同銀、△同歩まで

基本図Dより2通りの変化があります。
・▲6六玉 (後手勝ち 詰みまで研究されている)
・▲8五玉 (プロでは指されていない。 後手が指しやすそう)


基本図Eより
▲6六玉の変化(図面なし)
▲6六玉、△6二金、▲6三銀不成、△8六飛、▲7六歩、△同飛、▲6五玉、△6四歩、▲5五玉、△5四歩、▲同銀成、△7八飛成まで
=== 後手勝ち ===

図面を入れられなくてごめんなさい。
盤に並べて確認してください。

▲8五玉の変化
▲8五玉、△8六飛、▲7四玉、△8一飛、▲同銀不成、△9五馬まで

後手が指しやすい感じですが、一応、優劣不明です。


基本図Dより
▲4八金の変化
▲4八金、△3九飛、▲4九桂、△4八馬、▲同玉、△3六桂、▲5九玉、△4九飛成、▲6八玉、△6二金打、▲6一銀成、△同金、▲7二金、△5二金、▲7一飛、△4二玉、▲6二金、△3三玉、▲5二金、△7六銀、▲3四金、△2二玉、▲2三歩、△1二玉、▲4一飛成、△3八竜、▲5八角、△1四歩、▲2二歩成、△同玉、▲2四歩、△1二香、▲4二金、△1一玉まで
=== 後手勝ち ===

今までは、3手目の▲4九桂の合駒をするため、指されなかった変化です。
しかし、▲4八金はプロでも研究課題の局面です。
一応は、優劣不明ということになります。

今回の変化は、棋聖戦の▲飯塚△三浦戦のプロの実践の変化です。

ボナンザvs勝負脳

2007-09-19 01:48:41 | 定跡&本など
ボナンザvs勝負脳の本を読みました。

<参考URL>
ボナンザvs勝負脳

私は、プログラマです。
そして、道場ではアマ三段です。


<プログラマーとしての感想>
保木さんの棋力はアマ5級程度です。
アマ5級とは、将棋のルールを知っている程度の棋力であります。

保木さんは、全幅探索をしようしました。 これは、意外な方法でした。
また、6万局の棋譜を入れて、駒の価値、形勢判断を数値化しました。

つまり、自分の棋力では、数値化できないので、コンピューターに学習させる方法を取りました。

その結果、角と金を交換するソフトになりました。
これが、人間らしいと評価されるようになりました。

<将棋指しとしての感想>
渡辺竜王は、ボナンザと何局もさして、ボナンザの悪いクセを発見しました。

2006年5月のボナンザは、渡辺竜王は奨励会3級程度と言っていました。
「角落ちで互角」、「平手で楽勝」だと渡辺竜王は思っていました。
事実、コンピューター将棋選手権の優勝ソフトは、アマ名人の加藤幸男さんと平手で記念対局を行います。楽勝でアマ名人の加藤幸男さんが勝ちました。

2007年3月の「タイトル保持者の竜王」vs「最強ソフトのボナンザ」の対局が行われました。
実際に対局していみると、奨励会二、三段はあると感じたようです。
しかし、悪いクセを誘っても、誘いに乗らずにきわどい指し方をして来ました。


<何がトッププロ対して足りないのか?>
ソフトは前線しましたが、勝ちまでは至りませんでした。
何がトッププロに対して足りないのでしょうか?

実は、まだまだ、数値化できない部分があるように思います。

3~5手すきみたいな手は、評価関数ではまだまだです。
穴熊をされると、桂馬を渡さなければゼットの形であることが、ソフトには理解できないです。単に、駒得で有利と数値で判断してしまいます。

序盤は数値化するより、定跡手順を入れて形勢を互角に持っていくことです。
序盤から定跡に入っていない手順を指された時の対応がまだまだです。


それに、最新と過去の定跡を積んでも、トッププロには通用しません。
トッププロは、有利な変化に持っていくことが可能なのです。
トッププロは、駒落ちのように紛れ手を指す事が可能なのです。

今回の△3九竜は、「駒の損得より速度」の典型的な指し方です。
複雑な局面で、特に「終盤で駒得より速度」を重視するソフトが現れたらすごいことです。

話は変わりますが、現在はソフトは、パソコンで作成されています。
パソコンの性能が上がったと言われる今の時代ですが、スーパーコンピューターや汎用機に比べると、まだまだ遅いです。

企業が本気にプロを負かすソフトを開発するようになると、プロもウカウカしてられないですね。
チェスの世界では、スーパーコンピューターでC言語を使って、人間のチャンピオンを破りました。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
簡単なソフト

仕事探し(転職)

ひと目の定跡

2007-09-01 00:30:19 | 定跡&本など
将棋・ひと目の定跡 週刊将棋
将棋・ひと目の定跡

今日は、病院で待っている時に、読んでいました。

古い定跡から、新しい定跡まで。
また、実践では表れない、水面下の変化だか、定跡化されている定跡まで。

有段者には、知っていて当たり前の変化ばかりでした。
ほとんど、ひと目で分かる問題ばかりでした。

道場で2~3級の人が読むと良い本でした。

でも、微妙な形で仕掛けが成立するとかなど、覚えるには良いと思いました。
浅く、広くの感じの定跡の次の1手でした。

でも、ときどき、最新形の定跡もあったので、少し参考になりました。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
簡単なソフト

本を買いました。

2007-08-30 20:36:03 | 定跡&本など
将棋の本を2冊買いました。

1)3手1組プロの技 片上大輔五段
3手1組プロの技

2)将棋・ひと目の定跡 週刊将棋
将棋・ひと目の定跡

まだ、読んでいませんが、面白うそうな本なので買ってみました。
機会があれば、感想でも書こうと思います。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
簡単なソフト

詰め将棋

2007-07-18 06:58:19 | 定跡&本など
最近は、7~9手詰めの詰め将棋を解いています。

解ける問題もあり、時々、勘違いする時もあり、間違いもする時もあります。
少し読みにバラツキがあることが分かりました。

良い詰め将棋の本などがありましたら、紹介してください。

現在は、勝浦九段の「詰将棋道場」を解いています。
<参考URL>
詰将棋道場(勝浦九段)
勝浦九段は、森内名人の師匠です。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
簡単なソフト

最近の定跡 (04)

2007-06-25 13:41:52 | 定跡&本など
ゴキゲン中飛車の丸山ワクチンの実践編です。

第19期 竜王戦 第2局 渡辺竜王vs佐藤棋聖
第56期 王将戦 第4局 羽生王将vs佐藤棋聖

の2局がありました。


基本図と局面Cは、定跡編と同じ進行です。
局面Cからの指し手から変わります。
局面Cからの指し手を書きます。


(基本図:定跡編と同じ)



(局面C:定跡編と同じ)



(第19期 竜王戦 第2局 渡辺竜王vs佐藤棋聖)

局面Cから
▲6六歩、△6二銀、▲6八玉、△3三銀、▲4八銀、△6一玉、▲3六歩、△8八角、▲7七角、△同角成、▲同銀、△2二飛、▲4六歩、△7一玉、▲4七銀、△4四銀、▲7八金まで

後手の佐藤棋聖の勝ちました。


(第53期 王将戦 第4局 羽生王将vs佐藤棋聖)

局面Cから
▲6六歩、△3三銀、▲6八玉、△6二銀、▲4八銀、△2二飛、▲4六歩、△6一玉、▲4七銀、△7一玉、▲7九玉、△2四歩、▲同歩、△同銀、▲3六銀、△2五歩、▲5八金右、△8二玉まで

先手の羽生王将が勝ちました。


丸山ワクチンの実践編です。
局面Cまでは、定跡と変わりありませんでした。
△7二金⇒△2二飛が最近の傾向であります。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
簡単なソフト

最近の定跡 (03)

2007-06-22 19:36:59 | 定跡&本など
ゴキゲン中飛車の丸山ワクチンの定跡編です。

(基本図)

▲2二角成が丸山ワクチンの基本図です。


(局面B)

基本図から
△2二同銀、▲9六歩です。

<<<▲9六歩の意味>>>
△5五歩、▲6五角、△3二金、▲8三角成、△5六歩、▲同馬、△同飛、▲同歩、△8八角、▲9七香です。

最後の▲9七香と逃げる手を指すために、▲9六歩と指します。


(局面C)

局面Bから
△9四歩、▲7八銀、△7二金です。

<<<△7二金の意味>>>
△7二金の代わりに、△5五歩では、▲6五角が成立します。
△5五歩を指したいために、△7二金より8三の地点を受けます。



局面Cから
▲6六歩、△5五歩、▲6七銀、△6二銀、▲6八玉、△6一玉、▲7八玉、△7一玉、▲4八銀、△3三銀、▲4六歩、△8二玉、▲4七銀、△6四歩、▲5八金右、△6三銀、▲3六歩、△7四歩です。

▲9六歩は、佐藤新手と呼ばれる指し方であります。
△7二金は、遠山流と呼ばれる指し方であります。

これが、丸山ワクチンの定跡です。


<<<最近の傾向>>>
・最近は、後手は向い飛車にする傾向があります。
・先手は、持久戦に持ち込みたいので、銀冠をすると作戦勝ちとなります。後手は、持久戦にはできないことを見越しています。


※お知らせ
将棋倶楽部24の実践譜(10局)(Update 2007/06/08)
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