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おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

村を歩く

2010年12月13日 09時27分17秒 | 日記
太ってきて往年の最高体重になっている。頭部を除いた内臓の検査(血液、エコー、造影剤を流しても心臓CT、胃と大腸の内視鏡など)ではほぼシロと判定された。

しかし、どうも血圧が高くなっている。心臓の薬を過信した所為かもしれないが、注意しないと危ない。

食べる物に醤油をかけるのだが、その塩分がいけないと喧しく妻が言う。醤油の味が好きなのだ。例えばテンプラ(油物なので滅多に作ってくれないがー)の時、レモンとかゆずで我慢しろといわれても、美味しくない。せめて「ポン酢」は必要。

寿司屋でも醤油にたっぷり浸して食べる。醤油の味が強くて素材の美味さがわからないので、「通」の食べ方ではないのだろうが、つけないと美味しくいただけない。

まずは体重を落とすことから始めようと毎日40分位ウォーキングしている。歩いたり、途中でジョグを入れたりしている。

村の中を歩くといろんな発見がある。この土地は南阿蘇の外輪山の麓、白川に向かって傾斜地になっている。我が家の標高でも450mほど。歩く条件は決して良くない。必ず下りがあって帰りのは登りになる。上りがやはりしんどい。

昨日はいつもと違うコースをとった。するとこんな場所に遭遇。


昔のお寺の一部、堂宇なのだろうが、全く案内文が掲示されていないし、その建物にも文字らしいものがない。しかし、美しい建築物だ。パッと見「中尊寺金色堂」の姿かたちをしている。

もったいないな・・・歴史的由緒のあるものなのだろうに、これでは遺物が忘却の彼方に消えていくしかない。

山を見ると烏帽子岳と夜峰山に西日が当たってきれいだ。


今、郷土史関係の本を読み漁っている。『むらの歴史』(久木野村史)、『肥後藩の庶民事件簿』(熊日新書、鎌田浩著)、それから郷土ではないが大岡昇平の『堺港攘夷始末』(中央公論)も少し随所に歴史史料の文献が出てきて、むずかしいが少しずつ読んでいる。今は小説は一休み。もう一冊、梅原猛と稲盛和夫の対談集『新しい哲学を』(PHP)があと少し。感想は後ほどー。

郷土史では今古墳時代。これから奈良平安と続いていく。
この土地に馴染むためには足許の歴史を知ることから始めるべきだと思っている。
今日は雨が降っているので、歩けないなあ。