四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 舞岡公園 クヌギの実 (どんぐり) を見っけ 2020

2020年08月26日 | 樹木

舞岡公園へ散歩に出掛けました 日差しは強く暑いのであまり人は見掛けません

京急ニュータウンのバス停よりけやき広場に入り、しばし木陰の涼しさを味わう

この辺りは紅葉で楽しませて頂いた場所でとても懐かしい

「ばらのまる橋」の手前でクヌギの樹を見っけ、予期せぬどんぐりで急いで撮影する

これは参考用で過去のフォトですが、どんぐりは今はまだ小さく殻斗(帽子)を

かぶっていて、来月頃には上の写真のようになるでしょう

このドングリを見ると子供の頃に遊んだことが懐かしく思い出されます

クヌギの実(ドングリ)がいくつも出来ていた

クヌギはブナ科コナラ属の落葉高木で、クヌギの実がどんぐりで、コナラ属の中では

最も大きい いつか出会ったらこんな写真を撮りたいと思っていた矢先でした

垂直に伸びた15mほどの高い樹を見上げると上の方にも沢山実がついている

どんぐり図鑑の説明によると、どんぐりという種類の植物は無く、カシやクヌギの

果実の俗称だそうです クヌギは雌雄同株で、葉の展開と同時に雄花が開花する

雄花花穂はソメイヨシノが咲く頃開花し、花序は長さ10cmほどで新枝より垂下る

風で花粉を飛ばす風媒花で、雄花が満開になった頃ようやく雌花が出て開花する

これは自家受粉を避ける為だ 雄しべは3~6個、雌しべの花柱は3個

実(どんぐり)は2~3cmの堅果、花が咲いた翌年の秋に成熟する

クヌギの葉っぱは互生で長楕円形、葉っぱの回りに鋭い鋸歯がある

クヌギは枯葉になってもなかなか落ちない

樹皮は灰褐色の厚いコルク状でやや深めに不揃いに割れている、古いコルク層の上に新しい

コルク層を作っていくので、樹皮の幹は年々分厚くなっていきます 材は薪炭やシイタケの

原木として使用されて来た 樹液はカブトムシやクワガタの大好物だそうです

クヌギの樹は、けやき広場の外周散歩道の「ばらのまる橋」近くに3本あり、一番下の枝が

手を伸ばす高さにあって撮影が楽に出来ます この外周散歩道は、秋には紅葉を楽しませて

くれます 舞岡公園は昔ながらの田園風景が残され、谷戸の地形を生かした公園です

舞岡公園のHPは こちら

2020、8、24 舞岡公園にて

 

 

 



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