四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ マルバコウソウ 花から実や種のできるまで (2021/10/19))

2021年10月20日 | 花 2

畑の柵や木に絡みつき、夏頃から長い間咲き続けている目立つ花

まだ花が咲いている傍には青い実や熟した実が出来ている

9月初旬に撮影した「マルバコウソウ」 この頃が一番元気そうだった

ルコウソウの仲間で葉が丸いことから名付けられた ヒルガオ科の一年草

2~5mの左巻きつる性、花期は8~10月 花の色は朱赤色 アメリカ原産

ラッパ状の小さい花を次々と咲かせ、花先は5裂開、中心部は黄色い

萼片は5枚、雄しべ5本 一日花で午後にはしぼんでしまう 花後に出来る

実は蒴果、熟すと下部が裂け種子を散布する

今日見掛けた花は、曇天の為か開き切っていないが、まだ沢山咲いていた

結実した花は枯れて落下し、小さな実が顔を出す

こちらの花も萎れて、まだシベの付いた小さな実が出来ている

小さな実は次第に大きく成長する

花の咲いている傍らに、青い実や熟した茶色の実が沢山出来ている

柵に絡んで成長したマルバコウソウ、蔓はやせ細り茶色くなっている

実が熟して今にも弾けそうだ これらの実を5~6ケ付いたままそっと採る

青い実も熟した実も大きさは5~6mm

実から種を取り出すと、大きさは2mmほどの黒い種でした

これらの沢山の種が弾かれて、翌年芽を出すので柵いっぱいに出来るわけだ

花は一日花で日毎に代わるがわる開花し、マルバコウソウはひと夏で終わる

沢山の種子が世代を引き継いでいる まるで人生の縮図を見たようだった

 

 

 



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