2019年3月21日(木・祝) 横浜みなとみらい21地区で保存されている「帆船日本丸」の
船体改修が終わり、海水を戻す注水作業が行なわれるので見に行ってきた
20年振りにドック内の海水を排水し、大規模修繕に着手、改修工事を行なった
船体外板の腐食している約20ヶ所の部分は溶接修繕し、船底は海水による
腐食を避ける薬剤を含む赤銅色のペンキで塗り直された
3月21日の注水式では、ドック内に海水を注水し、日本丸を再び海に浮かばせる
横浜市港湾局の注水式見学者200名募集に応募したが、外れてしまった
しかし、注水式は歴史的価値が高いので、是非見てみようと早くからやって来た
写真に写っているのは当選者で、注水を間近で見られるが、外れた人は柵の外でしか見られない
日本丸の周りには、天気が悪いのに一目見ようと多くの人が集まっている
日本丸の船尾には注水企画関係者や記録係なのだろうかスタンバイしている
9:30より式典があって、挨拶する方の声が殆ど聞き取れない
10時に注水が開始された、 DOCKと書かれた赤いゲートの下部の
注水弁が開かれ、海水の注水が始まった
対面で控えていた桜ヶ丘高校吹奏楽部のすばらしいメロディが始まった
リズムに乗って駆けて行くような軽快な音楽だ~
注水弁が全開になったのか、注入する水の勢いが強くなった
前に写っている人の位置で撮れれば記録写真として良かったのだが・・・
対面の2階でも多くの人が見下ろしている
軽快な音楽が流れる中、ドックに海水が溜まり始めた
対面に回って見下ろすと、注水が左からも出ていた
時折ポツポツと小雨が降る中、見学者も少なくなってきた
きれいに塗装し直されたスクリューも間もなく海水に沈みそうだ
ドック内に随分海水が溜まって来た 係りの人に質問をしている方が居て、傍で一緒に説明を聞いた
「ドックの橋になっているゲートを開いて海水を入れるんですか?」と聞くと
「いいえ、ゲートは開かず、今日はこのまま2時間ほど注水して本日は終わります
様子を見ながら、明日も注水を続けます」との返事だった
前回撮影時に、ゲートに空気を入れて浮力でゲートを開き海水を入れる、と
聞いていたので、な~んだ話が違うじゃないか!!
DOCK と書かれたあのゲートを開いて海水の注入を見たくてやって来たのにガッカリだ~
今回の工事概要です 6億円かかったようですね
★ ここまでが3月21日の撮影記事です
そして今日(3月25日)、日本丸に立寄った
すっかり水が張られて、従来の日本丸になっていた
遠くから眺めているだけでは、何が変わったのか分からないが
ペンキで塗り直されたと聞けば、きれいになったね~と思う
動く歩道から見下ろすと、満開の横浜緋桜の先に
新装になった日本丸が見えた
★ ご参考に、海水を抜いた折の記事
https://blog.goo.ne.jp/masa1128tarou/m/201901
2019、3、21撮影 MM21の日本丸にて