2016年10月22日(土) 野毛柳通り会主催による「柳通り流し芸」が行われた
この流し芸は毎年行われているそうで、その中で「越中おわら風の盆」が出演すると知って
是非見たいと出掛けた 濱の下町・野毛~なかでも趣があると定評の
野毛柳通りが懐かしい昭和にタイムスリップする~
『新内流しの三味線の音色が街にやさしく流れ、風の盆が貴方の心を癒します』
飲み屋が軒を連ねる柳通り、しばらく振りだなぁ~
嘗て元気がある頃には何度もやって来たが、今は懐かしいなぁ~と夜空を見上げた
多くの観衆が見守る中、6時開始で出演者の紹介が行われた
カメラ持つご年配女性のグループなのだろうか、遠くからやって来たそうだ
出演者紹介
・新内流し : 富士松延冶太夫
・おわら町流し : 越中おわら節 高尾会
・紙切り : 三遊亭絵馬
他 ヴァイオリン、ギター、三味線など盛り沢山な出演者・・・
紹介された「おわら風の盆」は披露用に少し踊って見せた
この頃になると周りの観衆が増えて、溢れんばかりになった
遊びに来たであろう人達も何事かと足を止めて見入っていた
おわら風の盆の町流しが始まった
通りに居た人達は道を開けて、町流しに譲った
通りの道が狭いので端によけて踊りを見る
優雅で哀しげな哀調豊かな胡弓と三味線の音色に合わせて踊り哀調を醸し出す
女性の踊り手の後に、おわら節の唄い手と、三味線や胡弓を
演奏する地方(じかた)が続く
地方の後に力強い踊りをする男性の踊り手が続く
女性の踊り手は編み笠を深く被り、紅色の浴衣に白足袋姿である
どこか哀愁を帯びたしなやかな柔らかい動きの踊りは
この飲み屋が連なる柳通りのイメージにピッタリだ
道端に立って通り過ぎる踊りを眺めていた
胡弓の音色に合わせてゆっくりと進む
この柳通りの夜はゆっくりと更けていく
店先にこぼれる灯かりに踊り手が浮かび上がった
野毛桜通りに出る所で、野毛柳通りの終わりとなり
ここで輪になって踊りだした
柳通りを象徴するかのように一本の柳の木の下だった
観衆が見守る中、いつまでも踊りが続いていた
嘗て相鉄線の三ツ境駅前でこのおわら風の盆の
踊りを見たことがあり、大凡の予想がついていたので
この辺で見終わることにした
ご参考用の「野毛マップ」です
昨年2015年7月に見た「おわら風の盆」です
http://blog.goo.ne.jp/masa1128tarou/d/20150708
2016、10、22 撮影 横浜野毛柳通りにて