マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

十字架を持つお地蔵さん!

2024-04-29 | お地蔵さん

こんなお地蔵さん!?初めて見ました。

背後に、月と太陽?

右手に持っているのは十字架?

左手は法輪? 下の手は弓・・・?

右の下の手は剣、もう一つの手は・・・?

場所は宮川の河口付近(伊勢市)の集落の中。

石像は何体かあり、真ん中がこの十字架を持ったお地蔵さん。

その上に、束ねた草鞋(わらじ)がぶら下がっています。

前には松が供えられていました。

お堂の右半分は、木の祠がすっぽりと収まっていて、神様が祀られ、榊が供えられています。

ちょっとびっくりしました。

 

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5 コメント

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もしかして (藤森照幸)
2024-04-30 22:48:02
此の建屋の中に、もしかして6体の像があるのではと思いました。六地蔵の話を思い出したのです。地蔵尊は、子供を救うため、六道に存在しているそうですね。私が育った町内(旧山陽道沿い)には、6体の地蔵尊が有りました。はじめは、1か所に有ったそうですが、新婚の夫婦が子供を授かると、町内の友人たちが、他の場所から地蔵尊を一体持ってきて、その子供が生まれた家の近くの空き地に安置した風習がありました。戦後しばらくの間は、その風習が残っていましたが、ある時期から移動しなくなりました。俗にゆう「青年団」が亡くなったからでしょうか。・・・町内の方が、今でも花を手向けておられるそうです。
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Unknown (マリヤンカ)
2024-05-01 06:07:19
藤森様
コメントありがとうございます。
今写真を確認したところ、建屋の中に5体、横の小さな祠の中に1体、確かに計6体あるようです。
道路の拡張や田畑の整理の時にここに集められたものかもしれません。
京都では「六道さん」の信仰は、今も根強いものがありますが、地蔵尊との関係は知りませんでした。
また、伊勢地方では、墓地には必ず!6体の地蔵があります。
そして、また別に旧街道の交差するところなどに「六地蔵」があります。
これは6体の地蔵ではなく、石燈籠のような石塔の6面に小さな地蔵が掘り込まれているものです。
ちょうど先日見つけたものを、そのうちブログに書こうと思っていた所でした。
「地蔵」と「六道」興味深いです。
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勘違いの様だ (藤森照幸)
2024-05-02 15:17:32
ブログの表題で私も勘違いをしたようだ。真ん中の仏像は、千手観音で、手の持ってい居るのは、蓮の花、法輪、十字架に見えるのは鉾、弓矢、刀のようですね。千本の手を簡素化した時、一番多いいのが6本の手で、次が5本、4本など有るそうだ。 脇にある像は、そうすると四天王ではないでしょうか。数珠が懸けられた手は、本来やりを持っていたのではないでしょうか。お地蔵さまは、別棟の物がその様で、神様と共に有るのは、古い時代の神仏混合時代の流れではないでしょうか。十字架に見えるのは、中国風の鉾ではないでしょうか。実物を見てみたい気がしてきました。
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もう一つ気付きました (藤森照幸)
2024-05-02 23:08:41
お供えしてあったのは、三葉の松(高野山に有ると聞きました)の様に見えます。
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Unknown (マリヤンカ)
2024-05-03 06:48:22
藤森様
ご指摘ありがとうございます。
青い色合いや、素朴な様子や十字架のように見えるものに気を取られ、
何も見ていなかったことに気付かされました。
並んでいた他の像など全く見てこなかったし・・・
また、言い訳をすれば、夕方で帰路を急いでいました。
松も長い葉だなーと思っただけでよく見ませんでした・・・
明治の廃仏毀釈、神仏分離は一時的なもので、
神仏混交の流れはずーっと続いていると感じています。
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