マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

原民喜の詩碑

2024-08-06 | Weblog

原民喜

1905年、広島市幟町に生まれる

1945年、被曝

1951年、鉄道自殺

小説集「夏の花」などの他、多数の詩を書いた。

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(碑は、最初陶板で作られ、広島城址に置かれていましたが、

文字が読めない程破壊されたために、平和公園の原爆ドーム近くに新しく作られました。

私が広島にいた当時、母と城跡の碑を訪ねましたが、すでにぼろぼろでした。)

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 2024年初頭現在、9カ国が約1万2100発の核弾頭を保有しているそうです。

現在の核兵器はアメリカがヒロシマ・ナガサキに落とした核兵器の何百倍何千倍もの威力があるそうです。

もし1発でも世界のどこかに落ちたら、あるいは日本のどこかに落ちたら、

そして核戦争が始まったら・・・と思うと怖ろし過ぎます。

そのことを想像しない政治家や武器産業の企業家たちの頭の中はどうなっているのでしょう?

ヒロシマとナガサキに原爆を落としたアメリカは勝者として、今も日本に君臨していますが、

現代の核戦争に、もはや勝者は存在しません。

すべての戦争を止めよう、という声が世界中にどんどん大きく広がっていく事、

そこにしか未来はない、と思います。

 

 

 

 

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2 コメント

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マリヤンカさん、こんばんは (カロン)
2024-08-06 18:55:16
原民喜ですか。
壮絶な生涯でしたね。
この詩碑は遺書に添えられていた詩ですね。
どうして碑文の陶板を壊すようなことをするんですかねぇ。

「夏の花」は最初「原子爆弾」という題名だったんですよね。
「夏の花」が収められている本の中に「戦争について」という詩が載っていますね。

戦争について
コレガ人間ナノデス
原子爆弾ニ依ル変化ヲゴラン下サイ
肉体ガ恐ロシク膨張シ
男モ女モスベテ一ツノ型ニカエル
(以下略)

この詩を読んでいると、やりきれなくなります。

人類はいつか滅亡するでしょう。
その一番の危険性が核戦争です。

私の叔父は、広島で被爆しました。
今でも首にケロイドがあったのを憶えています。
武装解除されて故郷に戻ってきた時は、傷口に蛆がわいていたそうです。

マリヤンカさん、堀川惠子など読みますか?
もしお読みでなかったら「原爆供養塔」などお薦めします。
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Unknown (マリヤンカ)
2024-08-06 19:36:55
カロン様
コメントありがとうございます。

堀川恵子を知りませんでした。
いつも行く図書館で早速検索して見たところ、
「原爆供養塔」もあるようです。
次に行った時に借りてこようと思います。

私は中学時代を広島で過ごしました。
直接被爆体験を聞くようなことはありませんでしたが、まだその当時、原爆の影響をそこ此処に感じました。

資料館を見て、戦争は嫌だと泣きながら叫んでいたの小さな子どもたちが、高校生大学生になると、
仕方がない・・・などと言うようになる、
やはり、教育が大切だなーなど思います。
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