マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

「ジャガイモ」は「ナス科」

2021-06-15 | 自然
ジャガイモを収穫中です。
早速「煮っころがし」や「から揚げ」や「グラタン」にして食べています。
ジャガイモがナス科だということを
花と実を見て実感しました。
ナスの花、トマトの花、ジャガイモの花、ピーマンの花、みんなそっくり。
トマトとジャガイモは実もそっくり。
(ただしジャガイモの実には毒があるので食べられません。)

上の写真はジャガイモの実

ナス科はとても大きな植物群で、
有毒物質(アルカロイド)を含んでいるものも多いそうです。
タバコ、チョウセンアサガオ、ホオズキ、ベラドンナもナス科!
自然界は実は毒だらけで、その中から、食べられるものを選んで増やしていった、栽培の歴史に感嘆します。
そして、人類は案外毒に強かったのかも、と思います。

こちらはレモンの木の下にいっぱい生えてきたジャガイモそっくりなワルナスビ。
全身棘、そしてミニトマトと間違えそうな実を付けますが毒です。
うっかり普通の軍手で掴んだら痛い目に遭います。
けれど、根から抜く以外に駆除方法がなくて、千切れた地下茎からどんどん増殖します。
ナス科の害虫の温床にもなります。
ワルナスビ、またの名をApple of Sodom(ソドムのリンゴ)Devil's tomato(悪魔のトマト)


こちらはジャガイモの花(薄紫や白)
花が終り、葉が枯れてきたら、収穫時です。


祖父がトマトのことを赤ナス、と呼んでいたのを思い出しました。

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2 コメント

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Unknown (花てぼ)
2021-06-15 22:15:25
私にはこのジャガイモの実というのがどうしてこ理解できません。昔、母がジャガイモを作っていて、その辺りの景色は覚えているはずですが、あれ?じゃがいもの実というのがあったかな、こんなトマトみたいなのって感じなのです。
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ジャガイモの実 (マリヤンカ)
2021-06-16 07:39:30
ジャガイモの花が咲いて、
受粉がうまくいくと、たまに結実するものがあり、
トマトそっくりの実が付きます。
「キタアカリ」「トウヤ」などジャガイモの品種によって、花が付きやすく、実も付きやすいものがあるそうです。私も不思議でびっくりしましたが、
考えてみれば、花が咲いて実をつけて種を作ることは、ジャガイモにとって普通のことかもしれません。
花が終り、枯れ始めると、根を掘り上げて収穫なので、気が付かないことも多いと思います。
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