marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(326回目)(聖)霊の実と肉の働きについて<ガラテヤ人への手紙>Ⅱ

2017-04-22 19:43:55 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教
◇ところでガラテヤとはどこかと言えば、今のトルコという国。戦争をしてますよね。破壊は一つも何もうみださない。ガラテヤの人々にパウロは悲痛な思いで手紙を書いたのだ。すべてのしがらみを断ち切ってパウロのガラテヤ人への手紙を読みなさい。どうして戦争などは一つもいいこと無いと気がつかないのだろう、無論、背後で政府側ロシア、対する反政府アメリカの画策があったとしてもです。
ガラテヤはパウロが早くからキリストを宣教していたところではなかったか・・・それなのに今も
◆カルヴァン曰く原罪に遺伝的罪があるとするなら、その地に住む人々の多くはパウロの宣べ伝えたキリストの焼き印を心にしていればと思う。・・・ パウロの手紙の悲痛は今の争いにも及んで見越していたのだろうなぁ。
◆パウロはその手紙の初めに述べる。(ガラテヤ人への手紙)
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(1:6)あんたがたがこんなにも早く、あなたがたをキリストの恵みの内へお招きになった方から離れて、違った福音に落ちていくことが、わたしには不思議でならない。
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◇ルターは万物を創造された神の”いのちのことば”、直接、ひとりひとりに与えられたのだと宗教改革を行った。(1517年10月31)
彼曰く、福音書はヨハネによる福音書を読みなさい。手紙はパウロの手紙、特にローマ人への手紙、そしてガラテヤ人への手紙を挙げている。パウロのガラテヤ人の手紙には、かれのローマ人の手紙の中でルターが開眼した言葉”義人は信仰によって生きる”が披露されてもいるからである。
◆キリスト者の自由(ガラテヤ人への手紙)
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(5:5)わたしたちは御霊(みたま)の助けにより、信仰によって義とされる望美を強くいだいている。
(5:6)キリスト・イエスにあっては割礼があってもなくても、もんだいではない。尊いのは、愛によって働く信仰だけである。
 〔・・・・〕
(5:14)律法の全体は「自分を愛するように、あなたの人を愛せよ」というこの一句につきるからである。
(5:15)気をつけるがよい。もし、互いにかみ合い、食い合っているなら、あなたがたは互いに滅ぼされてしまうだろう。
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◆御霊の実と肉の働き(ガラテヤ人への手紙)
(5:16)わたしは命じる、御霊(みたま)によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない。
(5:17)なぜなら、肉の欲するところは御霊に反し、また御霊のよくするところは肉に反するからである。〔・・・・〕
(5:18)もしあなたがたが御霊に導かれるなら、律法の下(もと)にはいない。〔・・・・〕
(5:24)キリスト・イエスに属する者は、自分の肉をその情と欲と共に十字架につけてしまったのである。
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