mapio's STREETS OF MOVIE

観た映画の感想とそれから連想したアレコレ(ネタバレ有)。

ロボポリス R.O.T.O.R

2006年05月21日 | Weblog
監督/製作:カレン・ブレイン Cullen Blaine
製作:リチャード・ゲスバイン、バド・ルイス Richard Gesswein, Budd Lewis
製作総指揮:フランク・アルパイア、ジョージ・エセフ Frank Arpaia, George Esseff
脚本:バッド・ルイス Budd Lewis
撮影:グレン・ローランド Glenn Roland
編集:ダグ・ブライアン Doug Bryan
音楽:デヴィッド・ニューマン David Newman
特殊メイク:ジャック・ベネット Jack Bennett
キャスト:
マーガレット・トリッグ Margaret Trigg (Sonya)
リチャード・ゲスイーン Richard Gesswein (Coldyron)
ジェーン・スミス Jayne Smith (Dr. Steele)

1987/米/1h30m ☆☆

原題は、Robotic,Officer,Tactical,Operation,Resarch(人造人間、警官、戦術、行動、捜査)の頭文字で構成した造語と映画冒頭のナレーション(長い!)で述べている。金曜日7:30pm。コールダイロン所長がダラス湖のほとりで現行犯逮捕された。容疑は白バイ警官殺害。彼はダラス警察戦術捜査研究所の所長でロボ警官分野の先駆者だった。所長が警官殺しの容疑をかけられるに至った経緯の物語。増え続ける凶悪犯罪に対処できるロボット警官ROTORをダラス警察戦術捜査研究所、コールダイロン所長は開発中だった。これまでに3年半を費やして、あと60ヶ月で研究が完了する目処がついた頃、60日でROTORを完成させろと上院議員からビューグラー本部長経由で突然の命令が下った。理由は半年後に選挙がある為、それまでに目に見える成果が欲しいのだ。この無理な話を断ったコールダイロン所長は解任され、研究は部下のホータリン博士に引き継がれた。人工知能とユーモアのセンスを持つ助手ロボットのウィラードと作業を進めるホータリン博士。偶発的な出来事で電気が急激にROTORのカブセルに吸い取られ、ROTOR:警官番号222は自己起動、自分専用のバイクを探し当て、パトロールに勝手に出かけていった。222はお約束通り、法を破るものを逮捕もせずに処刑する。映画タイトルから『ロボコップ』系を想像していたが、どちらかというと『ターミネーター』や『処刑ライダー』風である。もっとも最初から意識していたのは明白で、研究所のウィラードの「“ターミネーター”はこうして生まれた」というセリフがある。あるカップルの車で女性が結婚後、仕事を辞めるか続けるかで口ゲンカし、熱くなった彼女は思わずアクセルを踏み込み、張り込んでいた222に捕まる。普通の警官(メイク代の節約か、見た目は全然ロボットぽくない)と思い、助手席の男はワイロを渡して見逃してくれる様に言い寄ると有無を言わさず銃で秒殺。この後、彼女と222の追いかけっこに終始する。最後に郊外のボート乗り場でアマゾネスみたいに屈強な女博士と所長がインディアンの処刑方法(四肢を縄で括って四方向に引っ張る)で何とか倒すが、その所長は本部長に射殺され、名誉の殉職となる。その頃、222との死闘で倒れた女博士が第二のROTORとして開発されていた…。理不尽なストーリー展開、チープなカメラワークにお手上げ。


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1 コメント

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ロボ警官の拳銃だけカッコいい (山田太郎(ジョン・スミス))
2017-04-04 22:07:27
高校卒業時期にレンタルで見ました。ロボ警官が出るまで長いし、眠くなりかけました。唯一拳銃🔫のデザート・イーグルがカッコいい!ロボ警官の拳銃もコールダイロン氏の拳銃もデザート・イーグル。ただ気になったのがコールダイロン氏が自分の土地で腐りかけた大木にロープ巻き付けて爆破して倒す場面です。あのロープは「導爆線」のつもり?では?コード内に高性能爆薬詰めたようなヤツで「ロープ状の爆薬」みたいなものです。雷管を密着させて起爆するとコード自体爆発します。導爆線巻き付けた木を爆発で斬り倒したりはアメリカなら日本より頻繁にやってそうです。 ダイ・ハードのテロ組織も使ってましたが、もしかしたらラストでロボ警官をロープ巻き付けて爆破してやっつける場面も 導爆線で爆破してやっつけたつもり?ならなおさら駄作?本来ロープ自体も爆発しますからロボ警官だけ爆発などアリエナイ?つまらないとこがオモシロイ作品とも言えます😁
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