まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

『赤ヘル 1975』

2017-07-21 08:35:36 | 

作者は重松清さん。

1975年、広島カープ初優勝の年。三年連続最下位だったカープは、開幕十試合を終えて四勝六敗。
まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、広島カープの帽子が紺から赤に変わり、
原爆投下から三十年が経った年、一人の少年が東京から引っ越してきた。
やんちゃな野球少年のヤスと新聞記者志望のユキオは、
頼りない父親に連れられて東京から引っ越してきた“転校のベテラン”マナブに出会った。
マナブは周囲となじもうとするが、広島は、これまでのどの街とも違っていた―。

いやあもうだめ、だめだ。胸が熱くなって泣きたくなる。
何に熱くなるかって泣けるかって、そりゃあ物語全部だ。

 昨夕

物語は、現実世界の1975年の広島カープ躍進とリンクしながら三層の話が折り重なって進んでいく。

万年最下位、お荷物球団、貧乏球団の広島カープ。
それでも広島市民はカープを愛し、時に乱闘騒ぎを引き起こし暴力沙汰も多々。
それもこれも市民が作り上げたカープを熱烈に応援し続けるその熱い心のなせる業。
その広島市民の心意気がひしひしと伝わってきて、ぐっと迫るわけよ。

広島が舞台ということは、原爆被爆者の物語も紡がれていく。
主人公マナブと同じ団地に住む庄三さん夫婦。
原爆投下後広島に入った庄三さんが見た光景、「原爆の絵」募集を知って。
庄三さんはその光景を描こうとするけれど描けない。画用紙を前にしてもかけない。どうしても描けない。
でも奥さんの菊江さんが入院して死を目前にしたとき、マナブと真理子の手を借りながらちぎり絵をえがく。

そして何よりも、(友だちや親友って広島の方言だと『連れ』って言うんだとマナブは父に教えるが)
その『連れ』ヤス、ユキオ、マナブの中学生活や家庭の深くつながり合う日常に感動するのよ。
中学1年生、子供のような大人のような。
親をはじめ大人の事情も分かりその悲しみもそれとなく察し、自分のうちにも屈折した感情を抱え込んでいる。
それが何かの拍子に爆発し、残った二人がその怒りやもやもや、悲しみを共有していく。
いやあ、まさか中学生3人の友情、いやそんな薄ペラい言葉じゃ表せないそんなものに泣かされようとは。

 
(とてもいい表紙だ。カープ優勝パレードのときの少年3人。マナブはこの後そっと二人と別れ父と広島を後にする。
使われて色には深い意味がある。赤ヘルの赤、庄三さんのちぎり絵に使われている色)

それと、一獲千金を夢見て怪しげな商売に手を染めては失敗し、逃げるように引っ越しを繰り返す父、
その父に連れられてよぎなく転校を繰り返すマナブ。この親子のどうにもならないそれでいてお互いに
信頼し合っている関係がこれまた胸を打つわけでして。

もう理屈抜き、ど真ん中直球、ストレートに心に響いてくる小説でした。素敵ないいお話です。

それでね、新聞記者志望のユキオくんはカープが優勝した次の日の教室壁新聞に書いて張り出すの。

中國新聞の『球心』を読みましたか?名作でしたね。
津田一男記者は、後楽園球場の記者席で泣きながら原稿を書いておられたそうです。
その原稿がこちら。書き出しの部分紹介。

《真っ赤な、真っ赤な、炎と燃える真っ赤な花が、いま、まぎれもなく開いた。
祝福の万歳が津波のように寄せては、返している。苦節二十六年、開くことのなかったつぼみが、
ついに大輪の真っ赤な花となって開いたのだ》

広島カープ、今年はダントツ1位じゃないの、ね。

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『サラバ!』

2017-07-20 15:16:56 | 

  

サラバ!
1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。
父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。
イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。
後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに――。

一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。
ひとりの男の人生は、やがて誰も見たことのない急カーブを描いて、地に堕ちていく。
絶望のただ中で、宙吊りにされた男は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ。

作者の西加奈子さん。テレビで何度か拝見したことがある。
いやあ、お若い。そしてよくしゃべる。関西弁で次々と、言葉がよく出るなあ、ちょっとうるさいか、なんての感想。
その加奈子さんのしゃべりが文章になるとこうなるのかという気がして。

僕はこの世界に、左足から登場した。
母の体外にそっと、本当にそっと左足を突き出して、ついでおずおずと、右足を出したそうだ。

という衝撃的な書き出しの文章で一気に小説の世界に引き込まれて、上下の分厚い本も抵抗なく読破。
いやいや抵抗なくといえばちょっと嘘になる。

主人公、圷(あくつ)歩君 いつもおずおずと回りを見て都合よく生きている歩君は、つまりあまり魅力的じゃない。
が正直な感想。(「つまり」と言い換えて断定する文はよく出てくる)君に共感はできない。

 (西さんのイラストです。表紙はこれらの絵を分割して構成したそうで。)

自分にはこの世界しかない、ここで生きていくしかないのだから、という諦念は、生まれ落ちた瞬間の、
「もう生まれて」しまったという事実と、緩やかに、でも確実に繋がっているように思う。

甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。
「お前は、いったい、誰なんだ。」

なんてね、こんな男の子がいくら頭がよくて見栄えが良くてそれなりに社会生活を送っていても魅力的なわけがない。
それでも、この小説には私を引っ張ってくれる力があって読後感はけっこう爽やかだった。
それには歩を取り巻く超個性的としか言いようのない女性たちの生き方がある。

母 姉の貴子 母の妹夏枝おばさん 近所の矢田のおばちゃん 大学友人鴻上さん。
彼女たちの人生の浮沈が激しくて、あまりに自己が強すぎてそれがぐいぐいと生きて心地よくて。 

もうひとり。ヤコブ エジプトで友達になったエジプシャンだ。
アラビア語でもない日本語でもないヤコブと歩にしかわからない言葉。
今でも覚えている、別れの言葉「サラバ。」
さようなら。様々な意味を孕む言葉「明日も会おう」「元気でな」「約束だぞ」「グッドラック」「ゴッドプレスユー」、
そして、「僕たちはひとつだ」「サラバ」は僕たちを繋ぐ、魔術的な言葉だった。

小説のタイトルはここからきている。

そしてこの小説には心揺さぶる言葉が随所にある。
そのほとんどは、家から出ず食事もとらなく「ご神木」などとあだ名を付けられた姉の貴子が
その状態から抜け出して、自分で自分の世界を歩きだして放つ言葉。たとえば。

そう、揺れている。歩には芯がないの。」「自分だけが信じられるもの」
「今まで私だけが信じてきたものは、私がいたから信じたの」

「あなたも信じられるものを見つけなさい。あなただけが信じられるものを。ほかの誰かと比べてはだめ。」
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ」
『歩、歩きなさい。』

歩は、アラブの春、東日本大震災後再びエジプトへ行く。初めて自分から行動して、自分の意思で。
僕は生きている。
生きているということは、信じているということだ
僕が生きていることを、生き続けていることを、僕が信じているということだ。

なんてことをようやく言えるようになるのよ。30代にして。長かったといえば長かった。

エジプトで再会したヤコブと歩。
「サラバ。」そこには僕たちのすべてがあった。
「サラバ!」
二度目の別れ。僕たちは「サラバ」と共に、生きてゆく。
サラバ! 小説家になろうと決心した歩が決めたタイトルでもある。

終盤に向かって話は怒涛の勢いで進んで。

最終。歩は生まれた地、イランのテヘラン空港に降り立つ。
「僕は左足を踏み出す。」

歩は左足から此の世に登場して、ようやく自分を生きていこうと左足を踏み出す。
うーん、なかなかです。

昨日、157回直木賞が決定したのね。
ちなみに「サラバ!」は152回直木賞、2015年本屋大賞2位を受賞している。

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小さな小さなお客様 いらっしゃい

2017-07-19 09:05:31 | くらし

昨日の午後の突然の雷雨。凄かった。
あまりに凄すぎて不謹慎ながら爽快。雨が上がった後の涼しさ、庭の草花も生き返ったようで。
今朝もまだ涼しさが残っていて束の間涼を味わっている。

これから、我が家によく来るお客様。大きいのは可愛くないが小さなのは歓迎よ。

干しているバスマットの上

 

玄関網戸に

そしてこの方。お客様じゃない、住人です住人。素早く隠れるのでなかなか捕まえられずようやく撮影。

カナヘビかと思っていたらトカゲでした。
尻尾の色(メタリックブルー)で判断。ちなみにメタリックブルーの尻尾は子供の特徴だそうで。
君たちはいったい何人家族なんだい?というくらいいます。
全身泥色もいます、これが親だそうで親になるとそうなるんですって。
でもな、泥色は今年初お目見えで気持ち悪いやつがいるなと、いささか辟易していいます。
写真よりずっと小さい5センチくらいの奴もちょろちょろしています。

毎年夏になると出没してくるから、それまでどこでどうしているのやら不思議でたまりません。はい。

 

デジブック 『紫竹ガーデン 他』

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りんごころころ

2017-07-18 08:52:16 | くらし

いつのことだったかしら。
レジで精算を終えて荷物台の上で買った品物を袋に詰めていたの。
ひとつめの袋に入れ終えて、ふたつ目の袋に品物を詰め込んでいたら。
あらっ!先ほどの袋からリンゴが1個、すこーんと転がり落ちて。

 17日 18:23


もちろん待て待てと追いかけたら、コロコロコロコロ転がってレジのところまで。
そこにいたおじさんが目を丸くして笑ってくれて。いっしょに笑って。
よかったわ、私ひとり赤面してこそこそリンゴ拾っていたら恥ずかしい。

袋の口を縛らなかったからいけなかったのね。ほんのひと手間惜しんだからコロコロ逃げたのね。
リンゴは打ち身を作っていました。

  18:25

昨日はひまわり市場で買い物して大きな袋持って。
市場の前の八百屋でリンゴとナスと桃を買ってお金を払ったのよ、大きな袋持って。
お兄さんがおつりを渡してくれて品物を渡してくれようとしたけれど。
「先にお金を財布にしまったら。待ってるからさ、焦んないでいいよ」って。

 18:35

そうなのよ、せっかちだから待たせちゃいけない気が先に立って、おつりを受け取って品物受け取ろうとして。
左手に財布、右手におつり、腕にバッグと大きな袋小さな袋。見かねたんじゃないの。
ごめんねと言いつつ、隣の買い物客にもすみませんと言いつつ、財布に手はいくけれど。
焦ってお金がうまく入らない。
「いいからさ、ゆっくりやりなよ」ってお兄さん。私、赤面。ようようのことで落着。
ああ、人の優しさが身に染みる年になったわ、ほんと。
そうよ、ちゃっちゃとやれる年じゃないんだわ、いつまでもその気でいたらかえって迷惑なのね。分かった!

 19:02

そんなに荷物抱えているのに、その後豆腐屋に寄った。
そこでも言われた。
「荷物たくさんですね、大きな袋お出ししましょうか?」って。
丁重にお断りしました。男子の親切は受けるが、女子のそれには見栄を張る。可愛くない!分っとる。

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*ミソハギが似合う

2017-07-17 08:33:09 | 舞岡公園

舞岡公園、古民家周りをぶらぶらすると今の時期*ミソハギが目につく。
どこか懐かしく、ああ、もうミソハギの季節なのねお盆が近いわと気持ちはそちらへ。

 古民家裏の*半夏生

ネットで見ると、

ミソハギは、供え花として親しまれ、お墓や仏前によく供えられています。
お盆の頃に咲く姿を見て、亡くなった方に思いをはせることから、「愛の悲しみ」という花言葉が付けられたそうです。

ふ~ん。

古い記録によると、祭事にこの花を飾り、汚れを払う為の禊(みそぎ)に使ったとされ、祭事や盆飾りの供物を清める意味から禊萩(ミソギハギ)となり、それが転じてミソハギになったとされる。

ミソハギは、盆花や精霊花という別名の通り、お盆には欠かせない花となっています。
これは、漢字で「禊萩(ミソギハギ)」と表記することが関係しています。

あらあ、そういうことなのね、何にも知らなかったわ。

旧暦のお盆のときに、 ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をした。

実家の方では仏前の供花にオミナエシ、キキョウを供えたけれど。
ミソハギはお盆の立て替え花にお墓に立てたけれど。
それってそういうことなのかしら。今更両親に聞けないしなあ、今まで通りやるしかないか。
なんて、来月のお盆佐渡帰省に思いを馳せている。

で、古民家のミソハギ。

 

 

 

公園の通路にはもう萩の花。

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ちゅっぱ、来る

2017-07-16 11:29:59 | くらし

暑いですねえ、今日は今まででいちばん蒸し暑い。
9時集まりの公園掃除に8時45分に行ったらもう皆さん集まっていて。
5分で終わりにしますなんて挨拶。そうよねえ。定刻通りに来た若者一家(とても珍しい)は目を白黒。
「年よりは早いのよ、参加料だと思ってもらってきて」と遠慮している背中を押してペットボトルのお茶をお土産に。

先程ちゅっぱと娘が帰って行きました。

木曜日の夜、土曜日大丈夫かって?泊まってもいいかって?
もちろんもちろん。家に来るのは4月以来だから久しぶり、心待ちにして。

昨日の午前中に来た時からちゅっぱはにこにこ。
相変わらず恥ずかしがっていたけれどブロックで遊んだりして。夫とかくれんぼしたりして。
家中かけまわっていた。ほら東京ドームぐらい広いからね。
大きくなったもんだ。

ところが朝方泣き声が、と思ったら吐いた。
昼ご飯食べずおやつ食べず、疲れて6時には寝てしまったから夕飯食べず。
で、夜中から朝にかけて4回も麦茶飲んだんですって。そりゃあむちゃな。
ぐったりしていたからずいぶん心配したけれど、またひと寝して起きたらすっきりしたようだ。

食欲全開、それとともに活発に動き回って。私にも甘える。
昨日来たときと同じに戻って。よかったわ、安心したわ。

「またおいでね」と言ったら、こくんと。
「ばあばがまた行くからね」と言うとこくん。3歳半になったんだものね。

でもでも疲れました。いつもより早く昼寝します。

 

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ヤマユリ咲く  デジブック 『十勝ヒルズ』

2017-07-15 08:34:45 | 植物

舞岡公園散歩の目的はこの*ヤマユリ に出会うこと。
夏の初め、年々少なくなるヤマユリ、今年はどうかなと心配半分期待半分。
満たしたような満たされなかったような。
この日は1本、素朴で凛として。

♪山ゆりも 美しい 笹下川 の歌詞は子供たちの母校の校歌。
ここらへんもヤマユリが咲いていたのかしら。

 

 

 

こちらは待機中 今日あたりは開いているのじゃないかしら。

 

 

 

 

 

デジブック 『十勝ヒルズ』

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お帰り!コンデジ

2017-07-14 07:53:41 | くらし

北海道ツアーから帰って。あまりに印象的だったからしばらくぼんやりして、写真撮る気もならなかった。
カサブランカが咲いたので、ようよう重い腰を上げて愛用のニコンコンデジで1枚バシャリとやったら。
あらま、突如本当に突如、何の前触れもなく液晶モニターが真っ暗に。
ん?どうしたのだろうと電源切って試すも真っ暗のまま。あちゃあ。

けっこう冷静だったのよ。
説明書読んで、ネット検索して、こりゃあ修理だななんて覚悟。めんどくさい。
それでもいちおう、とサポートセンターに電話して指示を仰ぐ。
別のSDカードに取り換えなんてすでにやってみました、と偉そうに答えたりして。
やっぱり修理に出すしかありませんね、ですって。そうよね。

でも購入してから1年も経ってないのよ、どうしたことだとの思いはあるが、ま、保証期間内でよかったとも考え直して。
北海道で400枚近く撮影してきたけれど、その時の故障だったら泣くに泣けないものね。家でよかったわ。

修理に出すのが面倒だから新しいのを買おうかどうしようか、とうじうじ1日考えて。
娘の「ほっといたら直ったって問題じゃないでしょ、がんばってやれば」の言葉にそれもそうだと。
そうよとっても気に入ってるニコンコンデジなんだから、寿命尽きるまでかわいがってあげねばと。

それからは速かった、自分で言うのもなんだけれど素早い行動だった。
ネット選択もあったけれど、自分で修理センターに送るを選択して。
サポートセンターの方が教えてくれた通りに、アマゾンの購入履歴から(必死)製品納入書を見つけ出し印刷。
必要書類を印刷して必要事項を書き込み製品を梱包(これが奇跡のように外函を保管してあったのよ)。
近くの宅急便取扱店に持ち込みこれにて一件落着。

6日に出して8日には見積書が届いて。
レンズ交換ですって。確かに修理費0円、保証期間外ならゆうに1万円は越す。安堵したわ。
そして12日に修理終わりの愛用コンデジが届いたというわけ。
素早いニコン。ありがとう。
今になってネット申し込みにして送る料金も0円にすればよかったかななんて思ったことは内緒。

で、修理後初撮影。昨夕。

 

 

 

ああ、やっぱり満足、ニコン。

 

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ネムノキ 終わり

2017-07-13 08:38:19 | 舞岡公園

ごろごろダラダラしているうちに。
分かっていたのだけれど、まあいっかなんて思っていたものだから(すまぬ)。
甘い香りで昆虫を惹きつける*リョウブの花も終わり、

愛らしいピンクの花がふわふわ開く*ネムノキも色あせて。

季節の移ろいを感じる

すけてみえる葉が造形的

たった1本だけが待っていてくれた、あんがと。

 

昨日のTV。
何れも歩いたことがある場所で。若かかったなあと懐かしんだわ。
しかし!言っておきます。佐渡の山野草はあんなもんではありません!
なんて、力んで。

 

デジブック 『十勝千年の森』

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青々と広がる

2017-07-12 08:25:52 | 舞岡公園

すみません、忘れるといけないのでいちばん最初にお知らせします。
私の拙い写真や何かよりずっとその魅力を伝えてくれるものと信じています。(未見なので)
ぜひご覧くださいませ。(力が入っています)

今日12日、NHKBSプレミアム20:00~21:00 『にっぽんトレッキング100』
初夏の海岸・山の春 満開!花めぐり~佐渡島&尾瀬~
島全体が花に覆われる“花の楽園”「佐渡島」。そして、代名詞ともなっているミズバショウが咲き誇る「尾瀬」。
遅い春を迎えた2つの花の名所を歩くフラワートレッキング!

北海道から帰ってからもう10日以上もなるというのに毎日ぼんやり。
歩くことすら、なんだかなあ、の気分。
昨日突如これじゃいかんと。ほんとに久しぶりに舞岡公園へ。
最短コースをゆっくり歩いただけなのに疲れて。ああいかん。

谷戸はすっかり夏。


この木の実は何かしら

小道を歩くとたくさんのシオカラトンボがさっと飛び立ちます

 

デジブック 『風のガーデン』

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