まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

・・・・その後。

2010-05-21 12:47:57 | 佐渡の花


やっぱりなあ、どう見てもなあ・・・

芽だしの時のあの恥じらいを含んだ可愛さが、どこにもない!


 これなんて最たるもの。お分かりですか?あまりな姿なので、答えは最後に。

 
これはまだ可愛い               こちらになると、ただの雑草だものな

 それなりに・・・な感。

 ふてぶてしい感ありエンレイソウ

 シダか人参か!福寿草、あああ。

 

で、1番目ね、正解は水芭蕉。ただの菜っ葉じゃんなんてゆめゆめ言って・・よし。

年取ってぶっとく図々しくなって、ただただ縄張りを広げていくそれらを見ながら、

「人間とおんなじだっちゃ、やっぱり若い時の方が愛しげだがね。私らみたいになると憎々しげでらちかん」と呟くのは、わが身のことをよく分かっている我ら。

 

自分が気に入っているというだけで、無理矢理、強引にお見せする私

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おめでたい

2010-05-20 12:22:03 | くらし


「あんた、そりゃあ、70になるまでこっちにおらんなんなあ」
と、マサチャンママに保証され、担当ドクターには、
「医者がこんな科学的じゃないこと言うのもなんだけど、丈夫な体に生まれとるんだねえ。105歳くらいまではいきますよ」と毎度のセリフで保証され。

ワタナベさんには、
「それで、おめえはどうなんだ?」と脅迫され。
複雑だわ・・・と言葉を濁す私。

昨日、父はデイサービスのスタッフの方からお誕生カードを頂いて帰りました。
5月13日でおん年96歳。そりゃあ、やはりおめでたい。

「丈夫な体に生んでもろうて親には感謝せんなん、誰よりも長生きしとる」とは父の言葉。


アカメガシワ

 

「電話が来たけど、誰から来たか分からん」なんてふざけたことを言うから、
「分からん電話のこと聞かされると余計イライラするから、そういう時は黙っておってくれた方がいいや」と鬼娘にきつい言葉を言われ。

「鼻水が落ちそうだよ」と注意すると、
「鼻も生きとる」とこジャレたお返事。

「おれの頭はおかしくなったか?」と問い詰められたので、
「そりゃあ立派とは言えないけど、ま、今のとこ、ぼけ具合は1ぐらいだ」
いくぶん、いや、かなり低めで慰めると、
「子が言うんじゃあ間違いないな」なんて安心し。

そうかと思うと、
下着のシャツの上から、ベストを羽織って、
「寒いなあ」と言いつつ部屋をうろうろしているし。
パジャマの上からセーターを着て布団に入ろうとするし。
あまりな格好に大笑い。ここら辺がやけに怪しい。

「あんた、そんなに毎日飲ませていいのんか。やめさせたらどうだ」
と年上の方のご注意を受けるけれど、なんたって当のご本人が、
「コップを握って死にたい」
と言うのだから、うまいつまみ(刺身でいいんだから楽チンよ)で一杯は欠かせない。


ま、そんなこんなの怒ったり笑ったりの毎日。

留守番できるだけまだ良しとし、四六時中、むせて咳込んでいる音を聞くのは我慢の範囲としよう。

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緑 したたる

2010-05-19 14:36:57 | くらし

 

下草の緑の濃さが目立ったのが、木々の葉もすっかりそれぞれの色を見せてくれて・・
1週間経つと、山道は新緑の色を増します。

15日は木々の間に白いオオカメノキが見え隠れして、いっそう清々しい気分になりました。こんな景色を見ながらのだらだら歩きは最高です。

足元に目をやると、いく種類ものスミレが可憐に咲いています。

 

よろしかったらご一緒にどうぞ。
(最初の画面の右はじ、パソコンマークを クリックしていただけると迫力が増します) 

 

デジブック 『緑 したたる』

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オトコ?オンナ?

2010-05-18 14:19:11 | くらし


知ってました?
ゼンマイにオトコとオンナがいることを。
もちろん、私だって佐渡に来て初めて知りました、そんなこと。びっくり!

この軍団の中にオトコとオンナ同居しているのです。教えていただきました、ハイ。

ふわっふわっの毛をまとって中が茶色のがオンナ、通称オンナゼンマイ。
緑色のシダのようなふくらみを持っているのがオトコ、通称オトコゼンマイ。
(書いているうちになんか自信がなくなりました、間違っていたらごめんなさい)

オトコゼンマイがほんとは花だから女なんだとか、いろいろ講釈を受けましたが、さっぱり覚えていません。

ま、オトコゼンマイは食べられない!人間界とおんなじだ、ということだけはしっかりと脳裏におさめました。

そんなわけで、こちらにもオトコとオンナが混じっているようですが、どちらがどうだと断定できる自信はありません。  右のは単独のようで。

  

 

そしてそして、またもや山菜。贅沢な愚痴。はあああ・・・

あまる蕨 あく抜きに失敗すること2回の後、見事美しく成功。
「家にもある!!」と誰も引き受けてくれない・・・どうすりゃあいいんだ!

 

こちら、自ら摘んだミズブキ。本年、フキノトウ、からし菜に次ぐ3例目の採りもの。
自らだから、片手におさまるくらい。このくらいがいいのよ。

 

と、頂いていながらぶつぶつぶつぶつ。我ながら可愛くないわ。

画面が、食卓と同じ茶色に染まっているので、ここは華やかに登場願います。

こちらは、終わりになりました。

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『自転車ぎこぎこ』

2010-05-17 13:25:07 | 

昨日は、快晴のもと「佐渡ロングライド210」
佐渡の西、佐和田を5:45に出発。大佐渡100キロを走って実家の前を9:20頃には通過。速い人は9:00前にはもう通過したというから驚いたのなんの。すごいね。

それからまた、小佐渡の海岸線を走って夕方にはゴールか!
その210キロコースに小学生が挑戦していたよ。無事にゴールできたかしら。

 

 

で、『自転車ぎこぎこ』  伊藤 礼 著

読み始めも途中も読み終っても、なんたって幸せ気分になる。

長年の持病で青息吐息虫の息で生きてきた伊藤さんが、一念発起、と言うほどでもないが、自転車に乗ってみようと思ったのは、定年後、68歳の時だそうで。

私は図書館の本棚の前で、書名に惹かれて3回ほど手に取ってみた。
中を見ちゃあ返しの連続。
うんちくがうるさく書いてあったらいやだなと思ったからで。

ところがところが、伊藤さんの脱力加減たるや。
好きだわあ、と好感度はアップするばかり。

面白かったから乗り続けているそれだけだそうで。


伊藤さんは、高価な自転車用距離計を買うことに踏み切るまで同じ自転車屋の同じ棚に3回通って決めたそうで。いいわいいわ、私もおんなじだからさ。

都内を走っていて、途中のタイ焼き屋で行きに買おうか帰りに買おうか迷いながらペダルをこいだりするんだって。こういうせこさも好きだ。

老人二人の遠出で一休み。後から来た徒歩の青年に聞かれもしないのに自転車自慢をしたり、挙句の果てに触ってみろと強要したり。
かと思えば、
ヘルスセンターの風呂に入っている間中、そんな高価な自転車の盗難のことを心配し続けるあまり、ワイヤーを切られて盗まれている様を妄想。追いかけねばと思うけれど、それでは入浴料の元が取れない、なんて悩む。いいわあ、好きだわ。

老人4人が、民宿10畳に泊って4隅でちまちまと着替えをするなんザ、なんと微笑ましいことか。

 

朝起きて、晴れていたら高齢者お友達に
「今日はどこかに行こうよ」と電話し、
「いいよ。どこでも行くよ」
なんてお返事もらう、何と幸せなことか。

私も伊藤老人のように、人生、肩の力を抜いて楽しみたいと思った次第で・・・

 

閑話休題

ニリンソウおじさんは田んぼ仕事で忙しい。奥様と働いている姿を遠くから何度か拝見。そこへ、暇人がふらふら出かけるのは後ろめたい気がするので、当分の間は訪問中止ね。


こんなニリンソウが咲いていた土手は草刈り機できれいに刈り取られていました。


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見守る人

2010-05-16 12:19:30 | くらし


ニリンソウおじさん、我らが見守りやす。
とんび、たか、かえる、へびなどの外敵から、身をていしてお守りいたしやす。
(あれ?そいつらは外敵か?)
あっち向いたりこっち向いたりしてやすが、それは四方八方に気を配ってるということでご勘弁のほどを。

これから苗が成長して稲が実るまでしっかと見届けやす。
と言いたいところだけれど、おいらたちの寿命の方が早いかもしれないから、そんときは悪しからず。

 

 

 

 

ご存じ、異形界中の異形、コウライテンナンショウ。
低地の林の中、崖、どこでも見かけます。
可愛いとは決して言えませんが、なに、世の中可愛いだけではつまらないから、君たちに感謝。
で、出会うたびに、どうでもいいなと思いつつ写真に収めるのです。ごめん。

 

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花の線香花火

2010-05-15 17:13:52 | 佐渡の花


崖下の湿った所でどこでも見かけるのですが、花の名前が分かりません。
心に引っ掛かって4月15日から5月9日まで追いかけました。
揺れる花は好きなのです。


写真をパソコン画面で見て、すぐに「線香花火みたいだ」と思いました。

 

 

 

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ふわふわっ

2010-05-14 10:55:55 | 佐渡の花

 

 

 

 

風を切って自転車を走らせていても、それなりに目に飛び込んできますが、どうしたって歩くことにはかないません。

空地の横をふらふらしていたら、遠くに白いものが・・・
そうなったら、行って確かめずにはいられません。


はたして、たんぽぽの綿毛の大群。圧巻でした。

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「顔を見るのも・・・

2010-05-13 12:40:16 | くらし


イヤ」とは叔母の言葉。
まあ、いくらなんでもそこまで嫌うことはないのに、と思ったけれど・・・

マサチャンママが、
「そこら辺に転がっておるけど、持って行く?」
と聞いた時も、まあずいぶんぞんざいな扱いを受けてるなと思ったけれど・・・

こう集結してはなあ。
いくら大好物といえど、私も、そろそろ疎んじ気味。


季節ものの筍。

 

マサチャンママから可愛いやつ二つもらった時は、大喜びで。
土佐煮、筍ごはん、みそ汁の具と堪能したもの。

その後も、
お隣さんから二日おきに、1本づつ。
時間差で店番友から2本。
この3日間は筍を茹でるのに大忙し。

 

こんなにどうする?
いくらなんでも食べ切れない。


こうなったら、嫁入り先を探すしかないね。
旅から来て滞在している例の裏のお家に、もらってもらえるか電話。

よかった!無事に嫁いでいきましたよ。

 

 一鉢で3度楽しめる。2度目です。
 

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珍しい白花

2010-05-12 10:07:20 | 佐渡の花


同級生植物学者が白花のエンレイソウを探していたことは知っていたけれど・・・
こんなところでお目にかかるとは。

すぐ近くなので開花経過観察。

 ここまでは、ドキドキ

 あれ?イメージと違う、になり



うーーんとうなる勝手な思い。ハイ!この後はもう知らん顔の薄情者です。

 

白花のショウジョウバカマ
こちらもさる方のお庭で発見

ショウジョウバカマもピンク中心にいろいろ見たけれど、白花は初めてで興奮気味。
遅刻友は持ち主さんに、分けてくれと脅迫。

明らかに嫌そうな顔をしているのに、
「3株あるし・・・」と、まことにもって図々しい、なりふり構わない脅迫模様。

おばさんの迫力に負けて。
遅刻友は意気揚々と。

 

両山野草とも、個人のお庭で育てていました。
今度はぜひとも、深山でお目にかかりたいものです。

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