まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

友の墓参り 金沢文庫から金沢八景まで歩く

2021-06-02 08:34:11 | くらし

五月の爽やかな空を呼び戻したかのような昨日、3月に亡くなった友の墓参りに。
亡くなった友と同期の友人、いつもの友と私の3人。
入社は3年間の間隔があるとはいえ、初任職場での仲間だから一緒の行動も多かった。

いつもの友と私は金沢文庫で待ち合わせ、友が眠る龍華寺まで歩く。
ゆるゆる20分くらい歩く。
亡くなった友と同期の彼女はすでに龍華寺で待っていた。

友はお墓ではなく納骨堂に納められている。
8年も先に逝って、時期を待っていたご主人と一緒に仲良く二つ並んでいた。
位牌も二つ並んでいた。

旅先でのスナップ写真は、ご主人がいつも彼女の肩に手をまわしているから、
私たちは「なにこれ、あなたたちこんなことするの」なんて冷やかしていた。
すると彼女は「えっ当たり前じゃん、あなたたちはしないの?
そっちの方が信じられないわ」と、さんざん惚気ていた。

その二人がようやく並んでいっしょにいるのだから、友としての淋しさ切なさより
ほっとした安堵の気持ちがわいてきてそっと手を合わせた。

お参りを済ませ、龍華寺を後にしてからは金沢八景駅まで歩いた。
八景駅近く。

平潟湾 釣り船



亡くなった友と同期の彼女とは5、6年ぶりくらいに会ったわけだが
そこはそれ、皆つるんで若気の至りエピソードが満載だから思い出話に花が咲いた。
その中の一つ。20代前半に今日の4人で佐渡観光に来た話。

外海府で岩から岩への短い間を泳いで渡ることになって。
亡くなった友と私はすでに泳ぎ(ってほどの距離ではないの)渡って岩で待っていたの。
次に泳ぎ始めたいつもの友が途中でおぼれて沈んだわけよ、だと我らは今日まで思っていたの。
ところが今日あった同期の彼女が、
「あなた、私につかまったから私も一緒に沈んで底まで行ったのよ。底まで行くと
浮かぶんだと思ったわよ」
と新事実を披露。いやあ驚いた、記憶っていい加減ね。もちろんお腹抱えて笑ったわ。不謹慎。

琵琶島神社

平潟湾 シーサイドライン

映画「釣りバカ日誌」のロケ地はここよ と教えてくれた

八景駅でお別れして。


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