昨夕
今朝
いい天気だ。空気が気持ちいい。
先日、狭い通路でどうかした拍子に尻持ちついた。あっという間にドスンとよ。
あれえーと叫んでもどうにもならなず身を任せてドスンとよ、立ち上がろうとしても
力が入らなくてもがいたもがいた。ようようの思いでどうにか立ったけれど、
あまりの無様さに苦笑い。分かっている、膝が痛いから力が入らないの、
おまけにその日は腰も痛かったから余計にね。
「変形性膝関節症」病名。最初は左だったけれど、今は右の方が痛い。
当初は電車の座席から立ち上がるのも大変だった、駅到着数分前から立って準備していた。
正座ができない、しゃがめない。
草むしりなんかしゃがめないから腰を折って作業している。しばらくするとくらくらして
くるから、やあめたとなって。素晴らしい言い訳になっている。
坂道を下るのがいちばん堪える、いてていててと。階段を下りるほうがまだいい。
病院は診察してもらって病名聞いて、程度は5段階中レベル2と。もう何年も前のこと。
ぼくができることは、「ヒアルロン酸の注射を打つこと」
あなたができることは「体重を落とすこと」
とのアドバイスをいただいてからというもの行っていない。
すり減った骨が元に戻るわけないし、が大きな理由ね。ま、病院通いが面倒くさいもある。
「痛いなあ」と強く感じたり、口に出して言ったりすると考えるわけよ。
私の痛みはどの程度なのかしらって。あの人が痛いって言ってるのは私より痛いのかしらって。見えない痛みってどの程度か人には分からないじゃない、だから、痛みを分かってもら
いたいから、感覚じゃなくて、数字で表す痛み測定器があったらいいのになあって。
血圧計もある、体温計もある。それらは客観的に数字が表示される。そういうやつよ。
「あなたの痛み指数は90」なんて。
そうしたら夫に見せて「ほら、こんなに痛くても我慢して働いてるんだ」と訴えられるわ。
「そうか、あなたは私より痛いのね、私なんてまだましか」なんてなことも言える。どう?
で、今は長くある時以外はサポーターをつけない。整体師さんのアドバイスね。
湿布薬も貼らない。唯一、ヤクルトのひざアクティブってのを飲んでいる。
気のせいか、これが痛みを軽減してくれる気がするのよ、気に入っているの。そう。
それよりも、私ができること「体重を落とす」をなんとかしろって、これがねえ難しくて。
ま、お付き合いしたくないけど、あなたとは一生のお付き合いね、手加減してね、なんて
猫なで声で膝に言ったりして。厄介な友を持ったもんだ。