まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

三岸節子さんに

2005-11-29 15:48:42 | Weblog
関する本を読みました。
澤池久枝さん、吉武輝子さん、林寛子さんが書かれた『三岸節子を伝える』本です。
ちょうど、新しい順番に読んだことになります。

こちらを射抜くような、訴えかけてくるような自画像の眼。
「絵を描くのは、生活のため・・・・」という言葉。
ずっと意識の角にあり、絵そのものより気になっていましたが、図書館でこれらの本があったので、一気に読むことが出来ました。

ほんとうに、すさまじい人生を送られた。
貧乏のどん底で、家族を養うために、絵を描いた、描きまくったといっていいい。それだけで、芸術家は満足できるはずがなく『しびれるような満足感を得る』ために、その環境を求めて、南フランスにアトリエを構える。
そのエネルギーのすさまじさに圧倒されるのです。

今度は、そんな母の人生にぴったり寄り添った息子、黄太郎さんのことが気になってきました。
コメント
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