小雨、28度、86%
今使っているカトラリーは、クリストフルのアメリカというシリーズのものです。一人分をこういう風に並べたのは初めて、8本で一人分。これが6人分あります。これ以外にサービング用のカトラリーもあります。もちろん一遍に買った訳ではありません。
20年以上前、まず、テーブルスプーン、テーブルナイフ、テーブルフォーク、ティースプーン、パイフォークの5本を一人分として6人分買ったのが、始まりです。最初の一年は、お客様用にしていました。ところが、家人曰く、折角あるのだから、毎日使ったら?という訳で、普段にクリストフルを使っています。
まだ、小振りのサイズが出るずっと前の事ですから、テーブルスプーンはかなり大きく、ポタージュ用のスプーンを買い足しました。お魚を洋風に食べる事もあります。それで、フィッシュナイフと、フィッシュフォークが加わりました。これで、一人分8本。
このアメリカというシリーズは、1930年代のアールデコ様式のものです。
このカットが、アールデコだそうです。もちろん、そんな事知らずに買いました。すっきりしたデザインが好きで求めました。シルバーのものの手入れが大変では?と聞かれますが、確かにフォークは熱で先が黒っぽくなりやすいようです。でも、一度磨いてみれば解りますが、シルバークロスを使うと、簡単にピカピカになります。2、3ヶ月に一度全部出してきて磨きます。これもなかなか楽しい仕事です。
シルバーも作っている会社に寄って、色具合が様々です。クリストフルのは、やや黄色がかっていて、光の反射が優しく感じます。
ステンレスのカトラリーと比べると、口にしたときの感じが少し優しいのです。優しというか、ステンレスのものの冷たさがありません。このシリーズは、シルバープレイテッド、純銀(スターリングシルバー)ではありません。
毎日毎日使うもの、自分の好きなものを、手入れをしながら使う事をシルバーのカトラリーは教えてくれます。
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