雨、8度、71%
睡蓮をふた鉢養っています。睡蓮には「温帯睡蓮」、「熱帯睡蓮」の2種類があり庭で冬越しできるのは「温帯睡蓮」です。古い方の鉢の花付きが昨年今ひとつでした。暑さもありますが、根が張りすぎているだろうと想像していました。3月には株分をしなくてはと思っていました。思い始めると止まらない、昨日寒いのに株分を開始しました。
冷たい水に手を突っ込んで根本からひっくり返しました。想像していたよりはるかに根が鉢に回っています。 植え付け時にはみられなかった小さな親指大の「れんこん」がいく節もできています。「睡蓮はれんこんだ!」と一人喜びます。「れんこん」の脇に新芽、根っこがありそれを一つづつ分けて、新しく入れた土に植えました。長い根、古い尾根は切り捨てます。
もう一つの鉢はすでに新芽が水面に出ています。 水に手を入れても大きな根の塊に当たりません。同じ「温帯睡蓮」ですが花の種類、葉の大きさ、花付きが違います。こちらは水面に花が浮くタイプです。根元を引き上げても、「れんこん」の姿はありません。 この株で3年目です。土だけを足して鉢に戻しました。
我が家の庭に来るカラスはこの二つの鉢によく停まっています。水を飲んでいるのかと観察していると、水底を突いて何やら食べています。「れんこん」かな?芽が立ち上がると早々に囲いをしてカラス対策をします。
気に掛かっていたことを終えるとひと安心。作業中、「れんこん」を一つ折ってしまいました。 ご覧ください、紛れもなく「れんこん」です。ちょうど主人から電話がありました。この小さな「れんこん」を見せると「食べれない?」と聞きます。小指ほどの「れんこん」です。一笑しました。