チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

型抜き

2012年01月14日 | 身の回りのもの

  曇り、16度、90%

 我が家の台所には、野菜の型抜きに始まって、クッキーの可愛い型抜き、10個がセットになった円や菊型、ハートの型抜きと型抜きだけでもたくさんあります。

 お正月は、おせち作りに活躍してくれます。 よく使う梅型は、昨年から調子が悪くなっていました。この写真元旦の夕方のものです。人参が、継ぎ目に挟まっています。

 この型抜きは、 日本のスーパーなどで一番売られている3個セットのもの。30年以上使って来たのでお疲れが出たのでしょう。

 野菜だけでなく、クッキーもパイ地も型を抜く作業は、子供の頃の粘土遊びの延長みたいで楽しいものです。抜き取った形も、元の野菜に残った形もそれぞれに可愛い。とは言っても、食べ物です。残った野菜もきちんと始末してやらなくてはなりません。そのままゆでて、私のスープの浮き実にしたり、刻んでお揚げに詰めて煮袋にしたり。

 おせちのがめ煮に、京人参を梅に抜いて飾りました。京人参は柔らかいので、煮くずれます。お出汁で煮たものを後から添えました。抜いた人参の余白があります。そこで今度は、ひょうたんを抜きました。ひょうたんは、お雑煮の実にしました。

 香港の広東料理にも、宴会のときなどは野菜が抜かれたものが添えられています。

  この3つは、香港で買ったものです。亀とイチョウに木の葉です。香港の抜き型は、とても精巧なものがあります。龍や寿の字やダブルハッピネスなど、値段もずいぶん高いものです。

  ウサギと、ひょうたんは有次のもの。ウサギで抜いた大根やお豆腐は、何ともいえず可愛い感じです。有次の型抜きは、先が少し削がれていて堅いかぶの芯のところもすっと抜いてくれます。今年は、梅を新しくするついでに有次の松、竹も求めとうと思っています。有次の抜き型は、千鳥や金魚、羽子板や矢羽根まで有ります。欲しいのはやまやまですが、コレクションでは有りません。自分が使えるなと思うものだけで、我慢します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする