農家の台所

妊婦さんの若い友人が遠い道のりカラオケデイに参加してくださった。息子、連れ合いと、４人で３時間、大いに盛り上がった後、晩御飯に、テレビや雑誌で紹介されている「農家の台所」に行ってみた。店の前には、全国百姓選挙（？）の大きいたて看板があって、生産者の顔ポスターがそれぞれの公約を掲げて貼ってある。店内には、ピーマンやレタスなどのお野菜が所狭しと栽培されていて、生産者がわかる野菜が籠に入れられ鎮座している。インテリアは、昔の農家の土間風。

モロッコのタジンという蒸し器を使った料理がメインらしいが、おなじみの野菜をユニークな組み合わせで変わった調理をしたものも多く、物珍しい。なすと桃を粒マスタードであえたサラダは、絶品。初めての味。

必ずついてくるバイキング形式の井戸サラダは、全て生野菜。スタッフがその場で切り分け、アナスタシアなどという初めての不思議なピーマンや、紫のオクラや、オクラの黄色く大きな美しい花びらなどの説明をしてくれる。かぼちゃを生で食すのは初体験。野菜を乾燥させてパウダーにしたものを混ぜたお塩やオリーブオイルをつけていただくのがおいしい。なんといっても野菜自体がおいしい。

一体何種類の野菜を食べたことか、気づくと、お腹いっぱいで、試してみたかったデザートも頼めない。娘があとで来て、枝豆入りのクリーム・デュプレをとったが、これまた一味違うおいしさ。ランチが混みあっているのもうなづける。(以前、2回満席で入れなかった）

新感覚でお料理を作ることができそうな刺激体験でした！


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