うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

何を引き寄せるかは、自分次第?

2019年03月19日 | 日記

人生とは、

思い通りにはいかないものだ。

しかし、

思いようは、無限に与えられている。

人生とは、思いのままだ。

 

おはようございます。

最近、なかなか思い通りにはいかない。

といっても、

私に限っては、最近始まったわけではなく、

どっちかというと、そういう運命なのだと、

そろそろ気づき始めている。

 

弊社の熟女さんは、柑橘ソムリエのような人だ。

年間を通して、旬の柑橘を知り尽くした逸材なのだ。

そんな熟女さんは、おススメ柑橘を私に下さるって訳だ。

「おかっぱちゃん?今回はイヨカンよ。食べてみて」と。

 

私は、さっそく5個入りの袋から1個取り出して食べてみると、

パッサパサのドライフルーツみたいだ。

全然おいしくない。

いや、くそまずい!

 

ご機嫌な熟女さんも、何気に皮を剥き始めた。

チラ見しただけで、私のイヨカンと明らかに様子が違うんだ。

みずみずしくて、美味しそうだ。

そして、美味しいらしい。

「おかっぱちゃん、ハズレを引いちゃったのね」だそうだ。

ちなみに、その後、他の3個も当たりだったらしい。

私は5分の1のハズレを引ける運を持っている。

 

ATMで1万5千円を引き出せば、すべて千円札で出てくるし、

スポイド付きの高級美容液を奮発してみると、

スポイドが壊れてる。

絶対、壊れてるに違いないんだ。

女々しく2滴ちょろっと出したいのに、

毎回ビューって大量に出ちゃうんだ。

以前、8万円もする機械を

清水から飛び降りる覚悟で買ったら不良品だったし、

昨夜作ったカレーは、奇跡的に不味い。

ルーを使ってるのに、こんなに不味くなるなんて、奇跡だ。

 

まあ、それは自業自得だと言われるだろうが、

私は、ハズレ運がいい、と思うようにしている。

 

ところが、

思い通りに生きてるなぁっと思しき子ってのも、いる。

あやさん?

君はなぜか、NHKが好きなんだよな?

気付いた頃には、我が家のテレビは、

NHKばかり観るようになっていた。

あやの思い通りになっているから不思議だ。

引きが強いな、あやは。

で、おたまは、引きが弱い。

おたま?

あやはNHKに夢中だぞ。

どれだけアピールしても、お前を見てはいないんだ。

 

パソコンの画面も好きなんだよな。

乗るのも好きなんだもんな。

 

おたまは、あやに構ってももらえないし、

画面も観る事が叶わないって訳だ。

頑張れ~!

 


柔軟な姿勢の中の強い芯

2019年03月17日 | よねの闘病記録

昨日は、よねの通院日だった。

 

おはようございます。

よねが輸液治療で通院するようになってから、

1年以上、続いている。

最初は、血液検査の数値を見て、

私は、すぐに覚悟を決めたが、

その覚悟も薄らいできている、今日この頃だ。

かかりつけの動物病院の院長とは、長い付き合いだが、

院長は、うめの時もきくの時も、

いくら聞いても、余命を宣告した試しがない。

「もう、近い気がするんだけど」と飼い主が言っているのに、

「そんな事ないない。まだ大丈夫だって」と励ます院長だ。

 

いやね、こっちとら励ましなんて要らんのよ。

院長の経験で、なんとなーく分かるでしょ?

そこんとこを、客観的に知りたいわけさ。

 

闘病に付き合う飼い主は、段々と苛立って来る。

切羽詰まってくるし、覚悟もしたいし、混沌としてくる。

それでも、院長は、揺るがなく励ましてくる。

今なら、その理由が分かる気がする。

生きている限り、その命を諦める権利は、誰にもないという事だ。

諦めるのは、死んだ後にすればいいじゃないか。

かといって、積極的な医療を薦める訳ではない。

ただ、純粋に、命の鼓動に合わせて寄り添う事。

今の鼓動に合わせた手助けをする事。

どんな姿であっても、鼓動がある限り、その鼓動に耳を傾けろ。

 

院長は、こういう事は何も言わないが、

きっと、こういう事なのだろうと思っている。

だけど、聴診器で鼓動を聞きながら、

おしゃべりしてて、よねの鼓動は聞こえるのか?とツッコみたくなる訳だ。

あれ?私、勝手に院長を過大評価しんのかな?っと、ふっと揺らぐ。

 

院長は、シンプルな人だ。

はばかることなく「可哀そう」という言葉を使う。

例えば、野良猫が車に轢かれて、可哀そうという。

養豚場の豚が殺処分されるのを、可哀そうという。

様々な事情や感慨をとっぱらって、可哀そうというのだ。

私は、何十年もの間、どんな動物でも断らずに懸命に診てきた院長の、

「可哀そう」という言葉に、なぜか安堵する。

 

よねさんや?

君は、まだ大丈夫そうだな?

ぐねっと折れてるけど、大丈夫なのか?

 

ん?まだ折れる?

 

おぉぉ~、大丈夫か~?

 

よね「なにが?」

いや、何がって・・・

 

我が家の軟体ナンバーワンは、

実は、おたまではなく、君なのでは?

 

おたま「あれを上回る技・・・」

いやいや、無理すんなよ~


ボツな画像を

2019年03月15日 | 日記

私の家には、

猫が4匹、暮らしている。

 

おはようございます。

4匹も居れば、騒がしいかと思いきや、

実際、鳴きまくる猫が居るから騒がしいのだが、

撫ぜろと鳴きながら手を伸ばしてくる様を見ていても、

不思議と、私の心は静かでなだらかだ。

「うーるさい!」と応戦しているのだから、

そのやり取りは、傍から見れば騒がしいのだろう。

熟睡中のおじさんが、起きてしまう程、騒がしいが、

この家の空気は、そんな時も静かなのだから不思議だ。

 

数年前は、6匹暮らしに、保護猫3匹が加わって、

合計9匹での、戦場のような朝ごはん風景もあった。

しかし、それを思い出す時でさえ、

音のない静けさの中の映像が流れる。

とても、静かでなだらかな記憶だ。

猫を見送った時も、猫を拾った時も、

尻にウンチを付けて走り回る猫を追いかけた時だって、

思い出せば、音は無く、静かな記憶として残されている。

 

今は、よねの闘病に付き合っているのだから、

普段より忙しいはずだが、

それでも、心は、やはり、静かなものだ。

元気のない日も、絶好調な日も、

ただ真っすぐ生きる猫の姿は、実に静かで、なだらかで、

私は、猫の懐の深さを思い知る。

 

そして、いつしか、私は、

猫のように生きたいと思えるようになっていた。

気ままに寝て過ごしたいという意味ではなく、

いや、若干それも含まれるが、

猫の持つ、静かで深い懐に、憧れを抱いていたのだった。

 

とかいって、やっぱり、私は、犬が好き。

さて、今日は、

そんな犬好き猫飼いの、最近の「わ・た・し」

梅の木と、本気な、わたし

 

猫と顔を隠す、わたし

 

猫と、開き直った、わたし

 

その次の日の朝な、わたし

どうです?

ただ生きている私ですが、猫のように見える?見えない?

でしょうな!


慣れるまでは・・・

2019年03月13日 | 日記

いつの頃からだろう。

おじさんにプレゼントした高級お洒落サンダルが、

ベランダ用のスリッパと化してしまったのは・・・

 

おはようございます。

我が家のおじさんは、嘘のない人だから、

時々、そりゃないぜって事も言ったりやったりする。

せっかく買ってきた高級ブランドのサンダルだって、

気に入らなければ、ベランダ用にしちゃうんだ。

 

吹きっさらしのベランダで高級サンダルは何年も耐えていた。

さすが、高級サンダルだ。

私の記憶が正しければ、7年は耐えていた。

しかし、さすがに、靴底が取れてしまい、買い替えの時がきた。

 

高級お洒落サンダルよ。

すまない事をしたな。

お前と一緒に、お洒落スポットへ行けなかった事は、

今でも悔やまれるよ。

 

別れを告げ、新しいベランダ用のサンダルを探しに出かけたが、

どういう訳か、適当な物が見つからない。

中底が、畳。

メッシュの布製スリッパ。

トイレ用ビニールスリッパ。

風呂洗い用スリッポン。

攻撃的な突起の付いた健康サンダル。

 

「なんか違うんだよな~」

そう呟くと、店員のお姉さんが声を掛けてくれた。

「なにか、お探しですか?」

これは助かると思い、私のイメージを伝えた。

ベランダに置きっぱなすから、濡れても大丈夫な

普通の何でもないスリッパをと。

すると、お姉さんは

「では・・・このタイプはいかがでしょうか?」と

黒いシックなスリッパを薦めてくれた。

中底には、「男のサンダル」と書かれていて、

その、一筆書きの勢いを感じる文字を見て、

我が家のお洒落高級サンダルを彷彿とさせたから、

「これは候補として、他にないですかねぇ?」と難色を示した。

そうして、購入したのが、

これだ。

なんていうのかな?

他になかったのかな?

高級お洒落サンダルに慣れてしまった私は、

しっくりこないまま、家に持ち帰ったのであった。

 

おい、おたま!

綺麗な足裏だな。

おばちゃんなんか、足裏ガサガサだぞ。

 

おっ、難色を示した顔か?

 

やめろ~って事か?

 

うん、どうしたの?

抵抗するのも諦めちゃったの?

 

不屈の精神のあやさんは?

なんか、しっくり来ないわ~。

気持ち悪いわ~。

 

 


小旅行で、潤った?

2019年03月11日 | 日記

最近は、

何事もやる気というものが湧いてこない。

食い気、眠気も湧いて来ず、

色気にいたっては、乾き過ぎてヒビが入った。

かかとに似ている・・・。

 

おはようございます。

そんな、ある日、

「おかっぱさん、京都へドライブに行きませんか?」という

メールが届いた。

知り合いの年下男子からのお誘いだ。

私の率直な感想は、まず、どうして?だ。

そんなに親しい訳でもない年下の男性から突然のお誘いに

私は、戸惑った。

気の置けない仲間でもない人と、長時間、しかも慣れない土地で、

楽しめるという類の社交性は、私には無い。

そして、

まさか・・・私の体が目当てなの?

うそ~、無理!

でもなぁ~、私、一応独身だからな~。

別に、法律的には、問題ないんだよな~。

でもなぁ~今さら?

ええ?

ええぇぇ~?

 

と、おばちゃんは妄想が自分勝手に暴走した。

悩みに悩み、なにか決心したかのように、

「はい、行きます」と返信したのだった。

 

ということで、土曜日、私は京都へ行った。

普段から、誰にでも極めて紳士的な年下男子と

妄想で頭がパンパンになった私との小旅行の始まりだ。

片道、2時間半のドライブ中、

私が繰り出す話題は、どうやっても下ネタになってしまう。

いやもはや、「私の体が目当てなの?そうなの?」と

直に聞いていた。

「そうは問屋が卸しませんよ。大人の女、舐めちゃだめよ」

と、すっかり、いい女目線で語る私に、

年下男子は、やんわりと

「おかっぱさん?お酒飲んできたんですか?」とすり抜けながら、

きっと、恐怖を感じていただろう。

襲われそうってね。

 

いざ、京都入り。

「僕、京都に観光目的で来た事、ないんです」という。

京都に入って、すぐ、もう場が持たない。

下ネタも出し尽くした。

 焦った私は、会社の熟女さんの言葉を思い出した。

「おかっぱちゃんが、京都で楽しめる観光なんて、あるかしら?

まあ、あなたなら、仏像眺めるくらいしか出来ないんじゃない?

なんなら、奈良に変更したら?

あなたお得意の動物いるから、場が持つわ。

鹿と戯れたら、本領発揮できるじゃない?」という言葉だ。

 

そこで、さっそく、熟女さんにメールをした。

「こんちくわ。おすすめな寺を教えてください」

心の中は、助けてください、だった。

 

その熟女さんの助け船のおかげで、やってきました。

えっとね、ここはね、東寺。

この辺で、年下男子の思惑が、ようやく理解できた。

「カメラの練習になるかなっと思って」という事だ。

彼は、以前カメラマンを目指していた事もあり、

一眼カメラには、めっぽう詳しいのだ。

私が父さんから一眼を貰い受けて以来、時々、

彼にカメラの事を教えてもらっていたのだった。

この旅の目的は、私の体ではない。

私に、一眼での撮影を練習してもらおう、そうしよう。

という、師弟愛なのであった。

 

恥ずかしい・・・

己が恥ずかしいです・・・

三十三間堂

 

仏像は、すべて撮影禁止でしたので、お届けできませんが、

私は、仏像を眺めながら、己の煩悩を払おうと

心静かに、手を合わせたのだった。

いい旅でした。

よねちゃんも、仏像みたいね。

 

よね「よねを見て、心を洗え」

はい!

ちなみに、帰りの車中では、爆睡しながら、なぜか

「パンケーキ食べたい」と、寝言を、のたまっていたそうだ。