うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

時期を知らせるものたち

2018年09月22日 | 日記

今年も、川のほとりで、

真っ赤な花が咲いている。

私は、それを、

この時期に咲く花だとは覚えていない。

この花が咲くから、

今年も、そういう時期が来たのだと知らされるのだ。

 

おはようございます。

彼岸花って、凄いですね。

ちゃんと、お彼岸に咲くんだもんなぁ。

ベランダから川沿いの彼岸花を撮ろうと思い、

カメラを手に窓を開けてみると、

そこには昨日から干し続けていた洗濯物達が目に飛び込んできた。

彼岸とともに、洗濯物の知らせを受け取った訳だが、

ん~~、

よし、もう1日、干しておこう!

干し続けてみよう!

 

そんな我が家、ついにエアコンがいかれる寸前だ。

今年に入って、室外機の音がやたら大きくなった事に気づき、

夏が始まる前に買おうと思っていたのだが、

どうしても「お支払い」という心境に至れず、

心が、「お支払い」を受け入れられず、

夏は、今のエアコンに頑張ってもらった。

 

おじさんには、「冬の前に買おうね。おじさんの給料で」とは

言っていたが、実は内心、まだ心は受け入れ態勢ではなかった。

 

おじさんの給料なんだからいいではないか?

おじさんの稼ぎを、右から左へサラッと流す感じで、

清流のごとく、爽やかにお支払いしよう。

そう自分に言い聞かせイメージトレーニングを重ねてきた。

 

そんな最中、あろうことか、電子レンジがいかれた。

エアコンに精神を集中していた私は、ひどく混乱した。

「いや、はや、いやはやいやはや・・・」

でも、

いけなくはないんじゃない?

遥か昔の人々は、電子レンジのない暮らしをしてきたじゃない?

そういう暮らしを、あえて今、してみてもいけなくはないんじゃない?

 

すると、照明器具の電球が切れた。

「暗い・・・家が暗い。

晩ご飯のおかずが何かが確認できない。」

でも、

いけなくはないんじゃない?

キャンドルでの晩餐も、素敵なんじゃない?

そう思い立ち、こっそり会社の神棚用の蝋燭を何本がクスねてきて、

キャンドルナイトを実践してみた。

焼きそばが、まるでお供えに見えて、厳か過ぎて泣きそうになった。

 

そしてついに、ついにだ。

蒸し暑さを感じてエアコンを付けようとした、その時だ。

エアコンの、リモコンが壊れた。

エアコンではなく、リモコンが壊れた。

エアコンは、壊れていない。リモコンが壊れた。

 

じわりじわりと迫ってきた。

電気屋さんへ行くしかないという知らせが、

じわりじわりと真綿で首を絞める方式でやってきた。

 

あやさんは、ドカッとやってくるよな。

 

あや「おばちゃ~ん」

はいはい。

 

あや「お~ば~ちゃ~ん」

はい、なんだ?

 

あや「来るよ~」

なにが?

 

あぁ、こいつな。

あやが鳴いてると絶対来るよな。

 

来たかと思いきや

 

ただ通り過ぎてゆくだけだな。

これ、なんだろうな?

なんの知らせだろうな?

 

あや「おばちゅお~~ん」

おばちゅおんって?

はいはい、行きますよ。