若い頃、ねるとんパーティーなるものに、
参加した事があるのだ。
おはようございます。
ねるとんパーティーご存知ですか?
簡単に言えば、お見合いパーティーの事だ。
いろんな異性とお話をして、
最後に、男性が、気に入った女性の前に立って、
「お友達からでもいいので、お願いします」とか、
告白をする。
女性は、「ん~、はい。お友達から」とか言って、
伸ばされた、男の手を、取るかどうかという事だ。
私は、それに、1度だけ、参加したのだ。
大きな声では言えないが、バイトだった。
サクラのバイトだ。
男性の皆さん、ごめんなさい。
でも、これだけは言わせてください。
私の前には、誰も立ってないから。
ひとっこひとり、立ってないから。
独りぼっちだったから。
誰の気も、もんでないから。
だから、私を責めないであげて。
そんな私が、この歳になって、再びお見合いをした。
まこの、本当のお家を探すためにだ。
今回は、2組のご家族に、お越しいただいた。
どちらのご家族も、とても素敵な方々だった。
わざわざ、我が家にお越し下さっているのに、
私は、日本茶と洋菓子をお出しした。
「おかっぱさんは、猫への愛情が深い方ですよね」と
気遣ったお言葉を頂きながら、
実は、犬が好きだとのたまった。
その方々は、困惑の表情を浮かべながらも、
根気よく、聞いて下さった。
私の犬への愛を。
そんな中、まこは、その人の横で、安心して寝ていた。
それを優しそうに眺めて、
でもそーっと声をひそめて下さる。
寝ている子猫を、触ろうとはしない。
優しい人だなと思いながら、
まこの眼をこじ開けようとする私。
決まったね。
まこさん、金曜日に、我が家から、巣立ちます。
その我が家の猫達も、優しい。
うんこは、初めから優しい。
よねは、いつも「今」を受け入れる
フーシャー言ってたヤングチームも
今じゃ、すっかり世話役だ。
猫は、優しい生き物だ。
まこ「豚ゴリラは、いやちい生き物でしゅね」
まこさん?
そろそろ、メスを付けてくれません?