先日、職場で、
タヌキを見たんです。
おはようございます。
ちょうど、まこを保護した辺りで、
今度は、タヌキだ。
ヨレヨレして、元気がない様子だ。
へたれ込んで、駐車場の隅にうずくまった。
辺りを見回しても、タヌキが暮らすには、
相応しい場所とは、到底思えない。
きっと、棲み処を追われたのだろう。
小山も、林も、どんどん消えていく。
さっきまで、笑って見ていた、
勝手な人間の私は、すまない、としか申せない。
私は、何度か猫を保護する羽目となってきた。
まず思う事は、いや~困ったな~、だ。
可愛い~、より先に、いや~困ったな~、なのだ。
ある時は、野良ネコの出産シーンに出くわしてしまった事がある。
産まれ来る命に、いや~困ったな~、と思った2週間後、
その子猫達も保護する羽目となった。
いや~困ったな~。
まこを見た時も、同じだ。
いや~困ったな~。
しかし、そんな思いは、一瞬で、
この手に抱いてしまえば、可愛い訳だ。
かけがえのない大切な命になるのだ。
さっきまで、困ったなんて言ってた、
勝手な人間の私は、すまない、としか申せない。
産まれて来ては、困る命なんて、ない。
邪魔な命なんて、ないのだ。
こんな当たり前の事にも、なかなか気づけない、
勝手な人間の私は、すまない、としか申せないんだ。
そんな、ようこそ、この世へ産まれてくれた、
まこさんは?
見定めて
かっこよく威嚇して
襲い掛かって
ちゅかまる
ちゅかまる~
かっこよくチョイチョイして
襲い掛かって
ちゅかまる~
そして、
ちゅかまえる、夢を見る。
成功をお祈り申します。