makoto's daily handmades

お手伝い 8月24回目 直売所

この日も午前6時前から収穫して直売所のお手伝い。

ここ2か月くらいはコーヒーをなるべく飲まないでいたのですが、とうとうコーヒーを飲むようになりました。

というのも、睡眠の質向上のためにカフェインを減らして、疲れが溜まったここぞと言う時にカフェインを摂ろう作戦です。

そのせいか、コーヒーを飲み始めたらカフェインが効いている感じがします。

あー、コーヒーの中毒性にハマってるなー、と。

昔々は、コーヒーが薬だった時代があるのも納得してしまいます(苦笑)

収穫作業では中生種が少しずつ増えています。

収穫の目安は「ホワッと明るい赤銅色」という兄の説明を信じていますが、これが難しい…。

私の言い訳は「嫁に行ってから栽培を始めた品種だから、馴染がない」の一点張り。

それくらい私には全然わかりません。

子どもの頃から慣れ親しんだ品種ならなんとか修正できるのですが、ぜーんぜん見慣れない、馴染がない…。

要はその品種に愛情がない?とさえ思ってしまいます。

私が大好きな品種は9月に収穫される中生種の中でもやや遅め、全国的には直売所での販売以外ではほぼ見かけない品種です。

美味しいのに…。

形が特殊で、栽培方法が難しいので、流通に乗らない品種なので、直売所でほそぼそと販売されるだけなのです。

果樹園の場合、 そういう品種も少しは栽培していることがあります。

私はずっと栽培してほしいのですが、おそらくあと数年で果樹が枯れてくる予定で、その先は改植しません。

もっと経済性の高い品種に入れ替わって行くことでしょう。

 

さて。

この日も、午後から父のお見舞いに行きました。

いやー、怒られる、怒られる…。

父はもう入院に飽き飽きしていて、帰宅したいのです。

でも帰宅できないとなれば、父の実家に帰りたい、とのこと。

かすれる声でずっと私に怒るンです。

途中から父が退院するためにありとあらゆる嘘をつくのがちょっと面白くなってしまうくらいです。

ところが途中で介護士さんが父のケアにやってきました。

私は席を少し外して、戻ってくると、父がニコニコ顔。

そして介護士さんの掛け声でベッドに寝ながら腕を動かす体操までしています。

え?お父さんったら、そんなに動けるの!!

本当にビックリしました。

二度見どころか三度見です。

しかも私のことを「makotoちゃん」と呼びかけるのです。

えー、もう何十年も呼び捨てしてたのに、ちゃん付け呼びですか…。

すごく機嫌がいいのねぇ。

介護士さんから「ホントに穏やかな優しいお父さんですね」と言われていました。

イヤイヤイヤイヤ、ついさっきまで私に対して暴言を吐いて怒っていましたけれどねー。

お父さんったら、カッコつけちゃってー、とおかしくて仕方がありません。

こんなに父と話せたのは久々です。

これもちょっとした父との思い出になるかと思うと、涙よりも嬉しさでいっぱいです。

 

次回も楽しくお手伝いしたいです。

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