makoto's daily handmades

父の入院 経過説明をパス

今回も長文です。

 

昨日、2度目の経過説明がありました。

当初は、母、兄、私の3人で行く予定でしたが、私の代わりに義姉に行ってもらいました。

 

お見舞いは回数、人数、時間が限られています。

私はこの入院で1度会えればいい、と思っていたら、経過説明の時に思いがけず2回目の面会ができました。

こんなに嬉しいことはありません。

 

今後は私の自己満足のために、何度も父に会うなんてできません。

父は認知機能が低下しています。

もし、会えなかったとしても少しでもチャンスがあるのなら、そのチャンスを活かしたいです。

 

経過説明の前日の朝、義姉に了承をいただきました。

義姉は子ども時代から不和の家庭で育ったそうで、義父である私の父を「こんなお父さんが欲しかったんだ」とおっしゃってくれた方なので、ぜひ入院中に会っていただきたかったンです。

義姉は、姪っ子R2号の晴れ着の写真を持ってきてくれて、父に渡してくれました。

父はとても喜んでいたそうで「やっぱり若いコには勝てないよねー」と、帰宅した義姉と待ち構えていた私と話した次第です。

 

父の誤嚥性肺炎と脱水は、だいぶ回復してきたそうです。いずれ退院するにせよ、ほかの病気の検査で転院するかもしれないし、老健に入所するかもしれず、9月上旬までは父が自宅に戻らないことだけは決定しています。

 

さて次の布石。

自宅で過ごす祖母の普段の行動に注意を促すことです。

父が誤嚥性肺炎で入院したということは、父より15歳年上(祖母と父は義親子)なので、いつ同じ病気になってもおかしくありません。

祖母に、食事用のハサミを手渡しました。

私「ちょっとでも噛み切りにくかったらハサミで細かく切るのよおばあちゃんは、器用だから自分で切れる?面倒ならできる限り私が手伝うよう」

祖母「?」

私「カレースプーンがこれくらいでしょ?まず、その上にはみ出さないような大きさがこれくらい、2センチ角くらいかな?これで食べにくかったら、これを4つにきるの。そうすると1センチ角よ。おばあちゃんならこのくらいでもいい年よ。できる?」

祖母に遮られながら、3度説明。

 

ま、やらないだろうな。

 

そうは思っても、そういう方法があって、気にかける人が祖母の周りにいる、と分かってもらえればいいです。

飲み物もストローを使った方がいいのですが、祖母のことだから何度も使い回してしまいそう。

今度は食中毒が怖いので、なにか方法を見つけなければ。

 

というのも、7月下旬〜9月上旬は、直売シーズンで実家の人々はほぼ身動きが取れないうえに、父の入院と介護が重なってどうにも身動きが取れない時期になります。

 

それは祖母も承知しています。

私「今、おばあちゃんに倒れられると、この家がやっていけなくなるからね。おばあちゃんがこの家の生命線よ」

祖母「うん、分かってる」

 

いやいや、祖母は分ってないよなぁ。

 

私「暑い日は家の中でクーラーつけて過ごすのよ。麦茶やお水を飲むのよ、お手洗いが近くなるくらいがいいの。転んでケガすることもあるから足元注意よ」

祖母「はいはい」

私「できれば草むしりは止めて欲しいけど、気になるよね?それなら朝の早いうち、夕方の日陰だけ。ほかは諦めてね」

祖母「うんうん」

 

半分くらいは同意してくれたかな?の状況です。

 

祖母は介護認定を受けていません。

高齢者らしい衰えが少しあるだけの元気なお年寄り。

孫娘の私が言い含めても、言い返す元気を持ちあわせています。

杖なしでご近所のスーパーマーケット、コンビニ、通院を徒歩でこなします。

私がいくら言っても、駅までバスではなく徒歩で行くし、電車にも自分で乗って出かけます。

この素晴らしい体力と気力が仇とならないよう、よくよく言い含めるしかありません。

 

祖母も三つ巴共依存の外側にいた人なので、同居家族に気を使ってもらえない立場にあります。

だから私の言葉には、多少の効力があります。

ここで祖母が入院となったら、ますます祖母が孤立してしまうのは必至。

その祖母が自宅に居場所を作るには、まずは祖母自身の健康維持です。

時々はお茶飲みサロンにも行ってもらって、気晴らしになればいいンですけれどね。

 

父が早く回復してくれること、祖母の健康維持、これが私の願いです。

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