これじゃあ令和の徳政令だよ。
それともこれは国民の火葬代?
これが私の感想です。
「貰えるモノなら病気以外は貰っておけ」。
これは大河ドラマ「真田丸」で真田昌幸(演:草刈正雄さん)が言ったセリフです。
確かに病気はいらないです。
本当に困っている、今月で借家を追い出されるような場合は家賃補助や無利子融資を早く実施してほしいです。
あとはCOVID-19の蔓延を抑える目的で火葬代だけ助成してくれるといいなと思っていました。
確かに景気はとても落ち込むけれど、まだまだ収束なんてしないCOVID-19。
大型連休が終わったら、自粛解除になると思いますか?
私はここで解除したら、第2波がやって来て梅雨入り頃に都市部の医療崩壊、夏に第2波の余波で地方も医療崩壊。
秋に臨床での試作ワクチンか試作治療薬が試験的に使われて生死を分けつつ、秋風が吹く頃に第3波が来ると思っています。
だから今期のスポーツのプロリーグは実質開催できず、夏の甲子園もなしと思っています。
第3波はズルズルと蔓延して各種受験に影響して、来春の進学時期は露頭に迷う子ども達が続出。
一方、火葬待ちの遺体を保管する冷凍倉庫が各地で借り上げられる…とも思っています。
そして1度延期をした東京オリンピックは結果として開催できないのではないか、と。
そうなると東京都が将来回収できると思っていた休業補償は回収できず…。
これが最悪のシナリオだと思っています。
経済対策という弾切れを起こしてしまったら、もう病と闘えないんだよ。
どこかの国が日本を助けてくれる?
そんな援軍をよこしてくれる国がどこにあるのか、と問いたいです。
日本を援助したい国は、見返りに日本を植民地や属国にしたい国なんです。
今日のテレビインタビューで地方の飲食店経営者が「休業補償は全国一律、東京並みに」と言っていたっけ。
景気対策はまだまだこれからなんだから。
初戦で残弾確かめつつ塹壕戦なんて、なんて戦いなんだろう。
でもほかの地方自治体はそうはいかないものね。
今年、台風被害や地震被害がなければまだしも、近年は毎年日本のどこかで大災害があるのがセオリーです。
前例を作ったら、この先何かあると10万円補償が当たり前になってしまうでしょう?
10万円貰うためにはマイナンバーカードと引き換えにするとか、ポイント給付にして、大家もポイントによる受け取りを条件にするとか、多少条件を付けないと、単なる徳政令だよ。
徳政令は日本中世史ではとても重要な要素で、乱発したせいで社会に歪みが出て権力者の弱体化を招きました。
今の日本が弱体化する姿を、今ここで見ている国民の一人にはなりたくないです。
政府による国民一人あたり10万円の大盤振る舞いが、日本国の火葬代に代わらないことを祈るばかりです。