今回は量産する予定です。
前回(3月31日のブログ記事)は使い古しのガーゼハンカチで作りました。
これは今、愛用中です。
ところが先日、不織布マスク(使い捨てマスク)を使ったら唇が荒れました。
そこでふと思い出したのです。
1月末頃使い捨てマスクが手に入らなくなった頃は「花粉症シーズンが終わればまた手に入るさッ」と思っていたことを。
たくさん出回るようになったら、備蓄用品入れに使い捨てマスクも入れておこうっと。
でも実際には4月中旬になっても手に入りづらさはあまり変わりません。
手に入ったとしても、1枚60円以上でしょう?
使い捨てマスクなのに捨てるのを躊躇するようになりませんか?
そこで手ぬいでマスクを量産することにしました。
とりあえず1枚を試しに作ってみました。
それがトップ写真。
前回作ったプリーツ型マスクと同じです。
でもオリジナル(SMILEWORK25さんご紹介デザイン)は全部ダブルガーゼ地です。
今回は表地と耳かけゴム通しを綿シーチング、裏地をダブルガーゼ地にしました。
これは、ダブルガーゼ地の節約、裁ち面のほつれを少なくしたい、プリーツ部分にコシがなほしい、といった理由からです。
これは個人的な考えですが、たぶん以前のように使い捨てマスク1箱50枚入りが300円台で買えることは、しばらくないと思います。
使い捨てマスクの国産化をしても、これまでの中国産に比べれば割高なはず。
それならいっそ、自作を量産した方が、将来的に使い捨てマスクが早く安く手に入るようになるのではないかと思います。
小さなことですが、1枚でも多く医療機関に使い捨てマスクが行き渡ってほしいからです。
今回は白っぽい色合いの布地にしたのは、布マスクの消毒を考えてのことです。
トップ写真は耳かけはゴムを使っていますが、煮洗いや漂白剤を使って消毒したいと思ったら、ゴムは劣化するな、と思っています。
量産するにあたって、耳かけはゴム以外を使おうと思っています。
何がいいかはまだ試行錯誤が必要そうです。
なお今回は布地のダブルガーゼを裁断してわかったことがあります。
使い古しのガーゼハンカチは、裁断くずがたくさん出ますが、20年近く前に購入したとは言え新品のダブルガーゼ地は裁断くずはずっと少ないです。
当初私は使い古しのガーゼハンカチを再利用すれば十分と思っていました。
でも手ぬいでマスクを作るのなら新品のダブルガーゼ地の方が作業は楽です。
使い古しのガーゼハンカチの利点は、マスクインナーとして使うと肌の当たりが柔らかいという点でした。
使い古しのガーゼハンカチは、ぜひマスクインナーにご利用ください。
ちなみに私の手持ちのダブルガーゼも綿シーチング地も20年くらい前に購入して黄ばまないように時々水通しをしてきました。
でもダメですね、よく見ると黄ばみや小さなシミがありました。
自分が使うマスクならまだしも、他人にはさしあげられないです。
いくら手芸好きで布をため込んでいるとは言っても、黄ばむくらい保存しても意味ないな、と心底思わされました。