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糸魚川フライングクラブ ノリのブログ

ラジコン飛行機検定への道のり(序章)(仮)

薄い塗料と濃い塗料

2023年09月04日 | 機体制作

 

  プロの希釈は薄い

  もちろん塗膜やクリア層が薄いということは軽い

  もっと大きな重量差がでるのは絹張りやサフェーサーなのですが

  テーマの塗装に関して少し考察します。

 

  ぢゃぁ薄くすればいいじゃん

  なんて話はそう単純ではなくて。

 

  薄い、希釈の多い塗料を吹き付けると大抵上の状態になります、

  マスキングのエッジが立って中心部分の塗膜が薄い。

  逆に濃いと下のようにエッジが薄い。

 

  エアガンの性質や圧力、吹付けの距離やスピード

  すべてに影響されるのでこれは経験しかない  ( ̄ー ̄; 
          

  

  厚塗りできない飛行機の塗装では永遠のテーマかもね。

 

 

  全日本でイナガキの機体をじっくり拝見しました。

  動翼の溝から小さなダクトの入口まで均一にガラスコートしたみたいな仕上がり、

  まさに なんぢゃこりゃ でした。

  地面に置いてある機体が合成写真のようでしたねぇ~

 

 

  ダルなところが一切なくて、どうやって磨いているのか想像もできない。

 

  稲垣さん、こんなかんじでいいですか~

 

 

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表面 白色着色完了

2023年09月03日 | 機体制作

 

  サフェーサーを2度吹き付ける予定でしたが均一なカバーが

  できましたので着色に進みます。

  白色塗料

  混合比は 塗料10 硬化剤 1 シンナー 60

  実際には70gも必要ありませんので  3g:0.3g:18g 

  で21.3gの塗料を作りましたが半分も使いませんでした。

 

  シンナーは蒸発するので実際に乗る塗料は3.3gの半分以下、

  白色塗料にもシンナー分が含まれるので乾燥するとたぶん1gくらい。

 

 

  吹付け面積はこんな感じ  あくまでもイメージです。

 

  明日緩くサンディングして裏面に移ります。

 

  ではまた

 

  お昼に自分の投稿を見て

 

  マスキングには大抵新聞紙をつかっています。

  小さな補修ばかりなので大きな面積に塗料が飛ばないということも

  ありますが、Mテックさんはじめプロはおおかた新聞広告かマスカーを

  使われます。

  これは何を意味するか

  新聞記事を読み込んでしまって無駄な時間が掛かるから

  ぢゃなくて

  わたしよりも塗料の希釈が薄い  シンナー分が多い

  薄い塗料が新聞紙に飛ぶと浸み込んで下まで通ってしまいます。

  これも下地色や吹き付けの技術が高い証ではないでしょうか。

  1gを争う競技用の機体では大きな差になるでしょうね。

 

 

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メタリックの調色

2023年09月03日 | 機体制作

 

  超高難度

  これもお話ししたとおり調合中はカップの中でメタルリーフが色々な

  角度で舞っています。

  同じ色に調合しても吹き付けて硬化するとメタルリーフの面が平らになって

  必ず明るく全く別の色になります。

 

  ほかの方はどうやっているのか分かりませんが、いまのところベストなのが

  ソリッドで色調、明るさ、彩度を揃えてメタリックだけが入っていない塗料を

  作り、最後にメタルリーフを補修部分の分布密度に揃えて適量加える。

  これで相当近いカラーになるはずです。

 

  メタルリーフはシルバーから採取します。

 

   原色シルバー、細目シルバー、極細目とバリエーションがあります、

  ただし極細目はほとんどグレーみたいなので除外します。

 

  沈殿したメタルリーフを調色したカラーに少しづつ加えてゆけばメタリック塗料

  の調色は完成です。

 

 

  ついでに申し上げると

   メタルリーフはガンカップの中でもすぐに沈殿が始まります。

   必要量だけとって手早く吹付けてね。

   のんびりしていると吹き始めが明るくて最後はメタリックでは

   なくなってしまいます。

 

  

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サフェーサーのガン吹き1回目

2023年09月03日 | 機体制作

 

  お伝えしたものを見返して、濃いめとか薄めとか

  わからないですよね~

  いつも目分量で希釈していましたが久しぶりに計量しました。

 

  指定は

    サフェーサー4:硬化剤1:シンナー8~10 と

    かなり薄いです。

 

  昨日のとおり1回目のガン吹きはグラスの目止めと小さく残った

  傷埋めですから、希釈度合いは

    4:1:5  例えば少し多めにサフェーサー10gとすると

    硬化剤は2.5g シンナーは12.5gです。 これが1回目の濃さでした。

  主剤と硬化剤の比率を守ればシンナーの希釈度合いに決まりはありません。

  あ、塗装用のマスク着用をお願いします。

 

   本来ならば10gを指しますがエアコンの風で数値が動いて まぁこんな感じです。

  指定よりも濃いですが十分にガン吹きできます。

 

  口径0.3mm エア圧0.15Mpa 対象物より15cm ニードル全開

  ややツヤが出る程度に

 

  わたしはあまり経験がないのですが、サフェーサーが詰まるようならば塗料フィルター

  で濾すとトラブルは減ります。

 

  

 

  一回目が終わり、硬化後にサンディング

  デコボコや小さな傷を埋める程度に軽くです

 

 

   エアガンに細かな糸くずや正体不明の異物が混入して、クリアの吹きツヤ

   仕上げ(コンパウンドで鏡面まで研がない)が一番難しい時期がありました。

   原因はガンの洗浄後に使うウエス(布)からのもので、

   以後色々試しましたがこのペーパータオルに落ち着きました。

 

 

  吸水性もありダストも出ません。

  アマチュアがたまに使う消耗品としては価格も常識的なものです。

 

 

  塗分け部分にマスキングしない理由

 

  補修部分の周囲にあまり飛ばないことと、

  こんな感じにサフェーサーが飛んだとて

 

 

  薄くクリア層を削るつもりならばもっと飛んでも大丈夫、

  サフェーサー硬化前ならばエタノールで簡単に落ちます。

  それよりもマスキングして段差ができる方が厄介で白の着色も

  同じ調子でやります。

 

 

  では次の段階まで

  またね~   ( ̄∇ ̄*)b

 

 

 

 

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補修機材です

2023年09月02日 | 機体制作

 

  飛行場で拝見した傷はもう少し研磨が必要みたいです。

  平面を出してサフェーサーを筆塗り、研磨、サフェーサーガン吹き、研磨

  着色、クリア吹き、磨きで完成です。

 

  フライトホビーの塗料は色留まりが良いように調合されていますので

  研磨剤と合わせて必要量だけ購入できます。

 

  では画像から

 

 

  グラス補修なのでお互いに絹張りが省略できて補修としては容易な方です。

  ヘコミや傷の充填には瞬間接着剤をプライマーで盛ります、今回は裏面にも

  パッチを当てましたのでエポキシ系の接着剤も写っていますね。

 

  瞬間の充填が済んだら削りです

 

  当て木にペーパーの#180 #240で優しくチカラを入れず平面を

  だしてゆきます。

 

  次にサフェーサーの筆塗り

  瞬間充填で埋めきれなかった傷やピンホールを埋める目的で精密パテみたいな役割。

  これも優しく削り、塗ったサフェーサーのほとんどが落ちるはずです。

 

  私の作業は現在ここまで

 

  いずれそろえて頂きたいのが

  スーパーアシレックス

  ペーパーの延長線上のもので、砥粒が均一、無水研磨ができる優れものです。

  番手はわたし好みのものですがこの3種あれば十分。

  曲面にもなじみ専用パットも用意されています  (フライトホビー なんかくれ)

 

   さて、サフェーサーの吹付けでも登場したエアガン。

   小さな補修、ネーム入れにはエアブラシを使っています。

   塗装ムラさえ出なければ塗料の粒子が細かくて塗膜の厚みを調整できる。

 

   年に一度くらいのペースでタミヤで部品交換をしています。

   できればメタリック専用とあわせて2台欲しい。

 

   念入りに洗浄してもたまにメタリックリーフが飛んでソリッドカラーでは

   ゴミが付着したようになってしまいます。

   クリア専用にもう一台あれば理想ですね。

 

   わたしの作業が進んだら塗料の希釈比率をアップします、

   

   ではまた。

 

 

 

 

   

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エルロン補修2

2023年08月26日 | 機体制作

 

  一旦着色の段階までゆきました

 

 

  生地が出た箇所や周囲との段差をなくしサフェーサーのツヤを上げて光に透かして

  最終確認をします。

 

  微妙~

  とても競技機の動翼とは思えない

  手ざわりから感じたヘコミよりも大きい

  矯正した面がシンナー成分で戻ったかも

  

  このまま進めても見た目綺麗にはなりますが悔いが残る。

 

  再手術

 

 

  大きな面積をテーパー状に内側から押し上げる何かが必要ですね。

 

  振り出しに戻る

 

 

 

 

 

  スチロールの矯正材をヘコミの中心部へ3か所挿入して

  高さ制限の小さなリブを設置、

  右側の矯正板は樹脂が固まるまで捻じれ防止の追加

  ファイバースコープで画像を撮りたかったのですが傷口が開いてリブが外れる

  ので断念しました。  中まで純正みたいに綺麗ですよ~

 

  ただ、オリジナルよりも剛性が上がって5g重量増

  いま乗っているサフェーサー込みで平面を出しているので削っても知れている。

  暑さで矯正が戻る可能性もありますね。

 

  ではまた。

 

 

 

 

 

 

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エルロン補修

2023年08月25日 | 機体制作

 

  エルロン裏面です

 

 

  粗削りからヘコミ部分へサフェーサーを筆塗り

  効率を求めて濃いサフェーサーで手抜きをすると気泡が噛むことがあります。

  サンディングするとブツブツのピンホールがいたるところに出来ますね、

  表面でやらかしました~

  吹付けよりも濃くてよいのですが2、3回塗り重ねて厚みをだすのが近道でした。

 

  乾燥後にサンディングして平面が得られたらガンでサフェーサーを吹き付けて

  周囲と馴染むように研ぎ出します。

 

  色付けの下塗りから仕上げまで裏面の方が分かりやすいので

  こちらを中心にアップしますね。

 

  表面はどうしても大きなウネリが取れません、

  追い込むと即重量増になりますので程々で切り上げました。

 

 

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サンディングあて木

2023年08月22日 | 機体制作

 

  翼のプランク面のサンディングはあまり力をいれないことが大切

 

 

  今回使うあて木の画像です

  面積や長さの種類もありますが厚みも考慮されたもの。

 

  ほぼあて木の重さで削りまぁす。

  一番小さいのも自重だけかよと突っ込みが来そうなので

  ご説明すると局所用なので少し力を入れますよ。

 

  今回のプロリン  平面を出す自信がありません

  リブなど一切入っていなくてフニャフニャ

  まぁ やってみます。

 

 

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プロリン左エルロン補修

2023年08月21日 | 機体制作

8/21

 どうしても大きなくぼみができて埋めるには相当量のサフェーサーなどが

必要です、 切開決定。

Yoくん 補修なんかは分かりやすくアップしてゆきますのでトライしてみて。

 

 

  丈夫なコンポジットなので大きな破損にはみえませんねぇ

 

 

  こんな感じ

 

 

 

  だんだん傷の正体が見えてきました

  樹脂で強度を確保して

 

  パテやサフェーサーを盛りたくないので裏から押してみましたがあまり戻りませんね

 

  亀裂の周囲がヘコミになっています。

 

 

  バルサ機ならば切り取って新設でしょうか、

  一回目のサフェーサーを塗り終えてまだ考え中。

 

  切開して小さなリブを立てた方が軽量だったか

  

  材質は初期のヘルセル、塗装のたやすさがせめてもの救い。

 

  ではまた

 

 

 

 

 

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補修完了

2023年08月19日 | 機体制作

 

  ブルエンの補修は完了しました

 

 

  一応全体をポリッシング、

  小さな傷が何ヶ所かりましたね。

  作ってもらってもう20年以上経った機体なのでこんなものでしょう。

 

  バッテリーとサーボを交換して新たにメインスイッチの腐食を発見、

  最重要部品なので交換決定です。

  したがって明日の飛行は無理。

 

  遅れついでにバッテリーチェックを機外からできる端子を検討しましょうか。

  胴体側板は6mm近くあるのでだめ、設置は薄い箇所を探しますが

  もう目途はついています。

 

  ではまた。

 

 

 

  

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