LOVE ALWAYS ☆ Nico

二人の子育てに追われる日々。
子供たちからもらう毎日の小さなHAPPY

娘の演出

2012年11月14日 | 育児記録
娘は自分を演出するのがとても上手だと思う。

小さい頃から観察力が鋭く、誰かが笑うと意味もわからず

とにかく大きな声でげらげら笑って盛り上げる。

相手が喜んでいるのを上手に取り込む。

近頃は幼稚園バスのお迎えに行くと、バスが近づくと

運転手のおじさんが必ず一礼をしてくださるのをみて

私も頭を下げる。

それを見て娘も必ず頭を一緒に下げていました。

でもバスの運転手さんや先生が大うけしているのを感じながら

今ではバスの名物なのでは・・・と思うくらい

バスが見えるとロックンロールのように頭を上下にふる。

そんなに遠いところから頭下げてくれて・・・といつも先生に言われ

得意げな娘。

わずかな言葉と表情から、喜んでいるのを感じる娘。

人の意識がどこにあるかを常に意識しているように思う。

そしてバスから降りてくる不器用な息子。

まじめで、間違っていないときでもなんだか不器用。

それはそれは不憫に思うことも多々ある。

そう、上の子だもんね。

私もわかる。

やりたくても、なりたくても、上手にできない。

何の差なのか、つかめない。

ちょっとのことで怒られる。

娘は料理をしている私の横に小さな椅子を持ってきて

玉ねぎを切り始めるとそそくさとティッシュを取りに行き

”おめめ ふこうか?”

とアシスタントを務め、出かけるときに私がブーツをはけば

自分もお気に入りのブーツ風の長靴をだしてきてはく。

お化粧を始めると、自分も手鏡を出してきて鏡をみて

自分に笑いかけてみている。

そんな”いつも私はママと一緒よ”

とめいいっぱいのアピールをしてくれる。

最近は私と二人のおでかけが好きなので、私のお友達など

身内以外の参加者は、徹底的に”ママ独り占め作戦”を決行したがる。

ので邪魔をすることにしているよう。

ちょっと叱ると、顔を両手で覆って”うわー”と泣き出す。

そしていかにも ”悲しいです!わたし” の顔がどんな出来なのか

ときどき鏡まで見に行って改めて泣いてみたり・・・

立って泣いていたのに、いきなり地面にしゃがみこんで悔しそうに

泣いてみたりとバリエーションを増やし続けています。

いつも見ていると面白いのだけど、ちいさな娘のやる姿はかわいい。

本人は純粋に自分の気持ちを表しているだけで、それは真剣勝負

そのものだから。



確実に自分の演出方法を磨きながら、上手に生きる術を

すでに身につけているように思います。

私にもわけてほしい。




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