LOVE ALWAYS ☆ Nico

二人の子育てに追われる日々。
子供たちからもらう毎日の小さなHAPPY

姉さん、事件です! (長男、怪我をする)

2011年12月30日 | 育児記録
やっちゃいました。

ついに。

いつかこんな日が来るとは覚悟はしていました。



歩けるようになった頃は目を離したらものすごく遠くに行ってしまったり、

怖いものなし!?というくらいがんがん行くタイプ。

どうにかこうにか怖い話をしたり、危ない話もしたりして言い聞かせてきたけれど

いつか車にはねられてしまうのではないかと本気で思うくらい危なっかしい息子。

そしてアクションスターのように毎回激しく転ぶ息子。

怪我も遠い日ではないと思いながらも、なぜ今日。



と言うくらい過密スケジュールで病院も閉まっている今日。

私は見ていなかったのですが、出かけるのに連れて出た母が門扉の鍵をかけている

そのときに・・・事件は起きました。




息子の話では階段の何段か上から下までジャンプしようとして着地を失敗して溝へ。

母の話では2回転してあろうことか溝の中に頭だけが入る、八つ墓村スタイルに

なっていたとのこと。

頭を押さえ帰ってきたら、頭からポタポタ血が落ちている。

頭を大急ぎでタオルで押さえ車に飛びのり病院へ。


頭が痛いと泣き叫ぶ息子。

病院に着くとすでにたくさんの患者さんが順番を待っている状態で

すぐに見てもらえるような状態ではなかった。

泣いている息子を見て近くのおばちゃんに飴をもらってちょっと静かに。

さすが息子。

くいしんぼう万歳だと今日は本当に思いました。

そのおばちゃんに帰りの分も。ともうひとつ飴をいただきこれが奇跡を。



診察室で先生に状況を説明し、縫うかホッチキスでとめるかどっちかだと言われました。

傷が深かったので絶対縫うと確信していた私。

待っている間に簡単に麻酔の説明をし、針と糸で縫う前にお薬を使って注射をし縫う時の

痛みを少なくしてくれる説明を。

でもその注射が痛いけどそれさえ終われば縫うのは痛みはほとんどないと説明しておいた。

先生はホッチキスでもいいけど傷が深いととまりにくいから開くかもしれないと

説明され、こんな正月にもう一度ホッチキスが外れて縫うのはごめんだと思い

息子に”縫ってもらおう”と言ってみる。

どっちもイヤだと首を振る息子。


そうだよね。とは思うけどそんなわけにもいかないので説得。

”こんだけ怪我してるんやから5日くらいはおとなしくしてるやろ。なあ。”

と先生が息子に言うけれど、どんだけ言っても走り回る息子が5日も。

5日もおとなしくしてるわけがない。

”いいえ。縫ってください”

と言い息子はベッドに寝かされる。

髪をピンでとめられ消毒して、何をされるか分からない息子は怖くて寝てはいられない。

何度も起き上がると先生が一喝。


”そんなんじゃ、いつまでたってもおわらんぞ”

とドスのきいた声で言ってくれました。



これで息子はおとなしく。



”押さえつけなくていいのですか”

と先生に聞いてみたら

”さっきの一声でこんだけおとなしくなってる。本人も腹くくったやろ”

と淡々と。

息子の手を握っているけどこちらが泣きそう。

息子はじっとしたまま。

注射をしてもぴくりともしない。

4針縫った。


注射の途中に先生が”おーい。いたいか。がんばれるか”

との問いかけにも黙り込んでいる。

たぶん何か話したら泣き出してしまいそうなんだと泣き虫の息子のことを思った。



今日はお風呂はダメ。

明日から消毒に通い、明日は首まではお風呂つかってよし。

3日目には状態をみてシャンプーもできるかも。

ホッチキスだとシャンプーはなかなかだけど、縫ったから早く治ると思う。と言われほっとした。

それでも頭を打っているのでしばらく様子を観察するように言われる。


”痛かったなー。よくがんばったぞ。たいていの子は、大きな声でなんかで

 このくらいの子なんておとなしくなんかならへん。暴れまくってる子がほとんどや。

 でも途中から腹決めたら泣きもせず、なかなか根性あるなあ。”


とほめられる。

ご褒美に風船をもらったら

”いもうとがいるの”

とちゃっかり娘の分ももらっていた。


帰りに”よく頑張れたねー”

と言うと”あめちょうだい”と言う。

なんでも私が頑張ったら帰りに食べてもいいと言ったそうですが、そう言った

私はすっかり忘れてました!

”だからがんばれた”と笑顔で答える息子。





”チャーリーとチョコレート工場”の小人?を思い出す頭。


いつか・・・が今日で、顔とかじゃなく頭を少し縫うだけですんでよかった。

八つ墓村スタイルのとき母は縫うくらいですまないかも・・・と思っていたらしい。

コンクリートのかどで頭を打ったのを見ていたのだから母も恐ろしかったはず。


きっと、もっと怪我することも多くなるはず。

ちょっとでも病院関係の仕事をしていてよかったとつくづく思う。

実家で娘を見てくれる人がいて良かったと思う。



大変だったけど息子の頑張った記念すべき日かも。

泣き虫の息子が”根性ある”とほめられた記念すべき日。

私も見直した。惚れ直した。

よかった。



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