まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

イバヌマの娘

2013-07-31 22:40:27 | 日記

 有名なボサノバの名曲「イパネマの娘」を参考にして作った曲がある。
「イバヌマの娘」という、ちょっとユニークな曲である。
「イパネマの娘」はもちろん、「どんぐりころころ」「七色仮面」「怪傑ハリマオ」「エイトマン」「カチューシャ」「鉄腕アトム」「ファランドール」「笛吹童子」「宇宙少年ソラン」といった曲をメドレーにしたものだ。
すでに何度かコンサートで披露したが、特に団塊の世代に好評だ。
その前口上を紹介しておこう。
 ブラジルのリオデジャネイロに、「イパネマ海岸」という有名な観光スポットがある。
ボサノバの名曲「イパネマの娘」は、このイパネマ海岸を散歩する若い娘を歌ったものだそうだ。
千葉に住むあるオジサンも、地元の有名な観光スポット「印旛沼」のほとりを歩くナイスバディの若いおねいさんの印象を曲にしようと考えた。
「とりあえずアタマはイパネマのパクリで行くか」
曲を作り始めたが、トシのせいかなかなか曲に集中できない。
若い頃に聞いた歌が次から次へと頭の中に浮かんで来る。
懐かしい童謡も歌ったっけ、あのドラマやアニメも面白かったなー。
もうろうとしたアタマで現在と過去の間を行き来しつつ、
最後はイパネマの娘に戻って、無事エンディングを迎えるのであった。


受け玉、割りました

2013-07-30 21:56:51 | 日記

早口言葉が苦手な人がいる。
代表的なものは、「とうきょうとっきょきょかきょく」「なまむぎなまごめなまたまご」「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」といったところだろうか。
他にもたくさんの種類があり、もともと人間は残酷な動物なのだなと思う。
他の人が困るのを見て、何が面白いのか。
接客の時に使う定番に、「承りました」という言葉がある。
これがなかなか言えなくて困ったという娘が、ごく身近にいた。
いろいろ考えて、「うけたま(受け玉)、わりました(割りました)」という風に分解したら、ちゃんと言えるようななったそうな。
「欠けタマ」が人間に取り付いて悪さをするので、それを祓って元の状態に戻すという物語がある。
「神のみぞ知るセカイ」というアニメである。
本人に聞いたが、そのアニメは知らないという事だった。
「受けタマ」でも「欠けタマ」でも、半分に割ってしまえば上手くいくということであろう。
タマタマ上手くいったのかも知れないが。


斬新でユニークで特徴のあるコンサートの企画

2013-07-29 21:16:37 | 日記

ギター仲間に、「認知症と闘うギタリスト」を自称する人がいる。
「老いを笑い飛ばす」というのは、なかなか元気の出るコンセプトであろう。
若者がやったらひんしゅくを買うだろうから、年寄りの特権とも言える。
ギター歴50年にもなると、そろそろ「引退公演」も考えなければならない。
努力をしなくても勝手に手が震えるので、速いフレーズやトレモロなどが上手になり、視力が衰えて楽譜が見えなくなるから、否応なく暗譜するようになる年代である。
もちろん記憶力も衰えているので、弾きながら適当に曲をアレンジするという芸当もできる。
その辺のところを考慮しながら、一つコンサートの企画を立ててみた。
キャッチフレーズは「老人ボケを吹き飛ばせ」。
最初はまず開演の挨拶から。
「本日はようこそ認知症と闘うギタリストのコンサートにおいでくださいました。さっそく最初の曲をお贈りしましょう。えーっと...、なんでしたっけ。」
プログラムはスタンダードなものとして、「忘れもぐさをあなたに」「君の名は(忘却とは忘れ去ることなり)」「花はどこへ行ったの」「あなたはたあれ」「明日があるか」といったところだろうか。
オリジナル曲としては次のようなもの用意しよう。
「忘却のソナタ」「徘徊のバラード」「永遠の別れのブルース」「朝ごはんはまだ食べてない」「昨日と明日の間の時間」「お迎えは白装束で」「男は読経(どきょう)」。
ある病院の認知症専門病棟で、患者の服の背中に「太郎」とか「花子」などの名前が書いてあるのを見た。「背中に名前を書かないで」という曲もインパクトがあって良いかも知れない。
ちょっと洒落たショートミュージカルも考えている。
映画「カサブランカ」のハンフリー・ボガードを真似て、
「昨夜(ゆうべ)はどこに行ってたんですか?」
「そんな昔のことは憶えちゃいないな。」
「今夜は病院に行きましょうね。」
「そんな先のことは分からないね。」などというセリフを入れよう。
フィナーレは演奏が終わった後、みんなで「よいしょっと」などと言いながらよろよろと立ち上がり、拍手喝采の中でお辞儀をするというのでどうだろうか。


奄美の黒ウサギ

2013-07-28 21:45:04 | 日記

NHKで世界の珍しい動物を紹介する「ダーウィンが来た」と言う番組をやっている。
今日の題名は「奄美の黒ウサギ」。
「因幡の白うさぎ」なら知っている。
ワニを騙して毛をむしられ丸裸になったうさぎを、大国主神が助けたという古事記の逸話だ。
実在する奄美のうさぎは、真っ黒で耳と足は短いのでどう見ても「太ったネズミ」だ。
暑さに弱いので夜しか行動しないし、毒蛇から守るために赤ちゃんを生き埋めにするなど、可愛いうさぎには見えなかった。
この番組ではとてもユニークな動物を紹介している。
これまでで一番驚いたのは、水の上を走る動物の話。
「バシリスク」というトカゲの一種で、実際に水上を走る動画をテレビで見た。
昔の忍者は足に奇妙な道具を付けて水の上を歩いたというが、どうも信じがたい。
人の体重を支えるには相当な浮力が必要で、とても現実的な方法ではない。
左足が沈む前に右足を出し、右足が沈む前に左足を出せば良いという物語を、中学生の頃に書いた覚えがあるが、まさか実際に実現している動物があるとは思わなかった。
このトカゲの足にはヒレがあり、実際に片足が沈む前にもう一方の足を出して水上を走るのだそうだ。
ポイントはその速度で1秒間に20歩、時速にして106キロというから、人間には無理だろう。
100メートルを9秒で走るとして時速40キロ、世界記録保持者のボルトでもこのトカゲには及ばない。
この動きを真似て実験している小さなロボットがあるそうだ。
いつか水の上を矢のように走る乗り物が登場するのだろうか。
乗り心地は、あまり期待できそうもないが。


MDあるいは懐かしい思い出の消滅

2013-07-27 20:04:22 | 日記

 しばらく前に、長く使っていた録音型MDウォークマンの調子が悪くなった。
買い換えようとしたが、新しいものはもうどこにも売っていなかった。
何年も前にMDウォークマンは製造中止になり、他のメーカーもMDを扱う製品は作っていないのだと言う。
今もわずかに残っているのは、ラジカセの中に組み込まれたMDセットだけだ。
MDデッキも壊れてしまったので、家にあるたくさんのライブラリーがゴミになろうとしている。
中身はヒット曲などをラジオから取ったもの、自分たちの歌やギターの録音、レコードから入れたものなど。
昔、オープンリールテープデッキで録音したものを、カセットに移し、カセットからMDに変換して残してきた貴重な財産もある。
これまで生きてきた人生の一部と言えるかも知れない。
トシをとってあまり時間が残されていないし、もう諦めるしかないかな。
 音楽を聞くのに、最近はアップルのiPodなどを使うのが流行らしい。
あまりいい音とは思えないが、イヤホンで聞くので分からないのだろう。
この機械はパソコンからデータをダウンロードするだけで、録音はできない。
時々自分たちのギター演奏を録音することがある。
この場合は何を使ったら良いのだろうか。
CDという方法があるがあまり手軽ではないし、小さなCD録音機などというものは見たことがない。
それにMDと同じように、近い将来消えていく運命だろう。
音楽用のデジタル録音機があるようだが、録音されたものをメンバーに配る時にはどうするのか。
USBメモリーなどを使うのかも知れない。
カセットやMDのように「USBメモリを集めている」、なんて言う話は聞いたことがないが。
それでも今後は、メモリーに記録するという方向は間違いないだろう。
なぜかと言うと、MDやCDに比べてハードがシンプルで壊れにくいから。
メモリーを使ってカセットやMDなどのように扱える媒体が登場するかも知れない。
携帯用録音機を使い、しかも音の良いものが開発されることを望む。