まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

ワインの話

2013-07-05 20:57:12 | 日記

冬から6月ごろにかけての気温の低い季節は、日本酒を飲む。
梅雨が明けて少々暑くなってくると、今度はワインを飲むことにしている。
冷やした日本酒というのは、あまり好きではない。
なぜかと言われても困るが、甘いからかも知れない。
ワインははっきり言って甘くない。
「うーん、まずい。・・・もう一杯」なんていうCMがあったが、そんな感じである。
とても不思議なことに、ずっと飲んでいるとなんとなく美味しいような気がしてくる。
私のワインの歴史は古い。
まだ若い頃はサントネージュの小さな瓶の赤ワインを飲んでいた。
すっきりした味で、あまりお酒という感じではなかった。
ある時、西武で「シャサーニュ・モンラッシェ」という白ワインの特売をしていた。
これが極上の味で売っている間は買っていたが、やがてなくなってしまった。
その後しばらく白ワインに凝って、「シャブリ」の高いものも買ったりした。
これまでで一番値段が高かったのは、ハーフボトルで1万円近くした赤ワイン。
すごく古臭い香りがして、これが高級ワインなのかと納得したが、それほど美味しいとは思わなかった。
日本のワインも悪くはない。
「サドヤ」という老舗があって、3000円近くする赤ワインを飲んだ時期もあった。
今は先立つモノがないので、なるべく安くて美味しいものを探す。
毎日のように飲むと、日本酒に比べてとても高くつくからだ。
「これ、どいつの? わいんのや」
ドイツのワインより、フランスのワインの方が好きである。
近くのスーパーでフランスのボルドー産の780円のワインを飲んでいる。
それより安い赤ワインは、やたら甘くて飲めないから。
映画の007シリーズを見ていると、何年もののワインが良いなどとというセリフが出てくる。
作られた年によってワインの価値を決める「ビンテージ」というヤツである。
良いぶどうから良いワインができるというのは本当らしい。
1000円以下の安いワインでも、ずっと飲み続けていると年によって味が違うことが分かる。
数年前に良い年があったらしく、その年に作られたワインはいつもと少し違っていた。
日本での価格は一緒だから、良い味がすればそれはラッキーということになる。
今年売られているワインの味は、どうだろうか。