夜の食卓にたくさんのつまみが並ぶと、とても幸せな気分になる。
今日は奥方が外に出かけていろいろ仕入れてきたので、久しぶりにとても豪華な日になった。
まず最初は「玉子豆腐」。
玉子豆腐にダシが付いているが、これがなかなか良い味。
近くのスーパーで売っており常備品なので、自分で用意した。
昨日食べた「おでん」の残りも、ダシが染みて良い味になっていた。
おでんは冷えていく時に味が染みていくという。本当だろうか。
次に出た「枝豆」もそろそろシーズンなのか、なかなかのモノだった。
駅近くの魚屋さんで売っている小さなアジは、唐揚げとマリネーの２段階で登場する。
「唐揚げ」は、今日はカラッと揚げてあり、パリパリとして美味しかった。
「マリネー」も、酢と砂糖の配分がなかなかグッドで、良いデキだった。
この２つは日によって出来上がりに差があるが、今日は良い日だったらしい。
あとは「トマト」に「ドジョウインゲン」。
ドジョウインゲンは奥方の大好物であり、最近夫も食べるようになった。
人の好みというものは、長い人生の中で少しずつ変わっていくものらしい。
夫婦は似てくるというが、そんなところまで似てくるのかな。
最後は「あじのたたき」。
新鮮で生臭くもなく、プリプリとして美味しかった。
これらの贅沢なつまみ群を、ビールとワインで頂いた訳である。
奥方にはもちろんいつものように、梅酒の水割りを作って提供した。
この点に関しては、夫が我が家のバーテンダーということになっている。