奥方のレッスン生のために、本人の歌を何曲か集めてCDを作ることになった。
これがなかなか大変な作業なのである。
気軽に頼んでくるので、ここにどんなに大変か書いておこう。
歌を録音したものは、デジタル録音機に入れてある。
データはマイクロSDというものに記録されており、これをミニSDアダプタにセットしてパソコンに取り込む。
ファイルはMP3という形式だが、加工しにくいので一般的なWAV形式に変換する。
フリーソフトで「Lilith」というものがあり、変換にはこれが便利だ。
音の加工は「Sound Engine Free」というフリーソフトを使う。
まず、録音された歌の前後にある余計な音やノイズをカットし、場合によっては最後はフェイドアウトさせる。
音の大きさ、振幅はいろいろなので、全体のバランスを考えながら調整する。
「ノーマライズ」というのをかけると、最大振幅が0デシベルになるようセットできる。
一部分だけ音が大きく全体の音が上がらない時は、その部分だけを最初に下げてからセットする。
最後に少しだけシンプルなエコーをかけて、臨場感を出すようにしている。
CDを焼く(作成する)のには、「ウィンドウズ・メディアプレーヤー」を使う。
WAVファイルをまとめてドラッグして、CD-Rに書き込みすれば簡単に出来上がる。
途中で別のソフトが働くと音が途切れたりするので、ウイルスソフトは停止させ、ネットワークは無効にしておく。
全部で10枚必要だというので、続けて2枚目を焼こうとしたが、なぜか次のディスクを認識しない。
最初のうちはウィンドウズ8を再起動させながら続けていたが、途中から「メディアプレーヤー」の不具合と分かった。
1枚ごとにソフトを再立ち上げしながら、ようやく10枚完成した。
だが、これでおしまいではない。
これらの作業を続けながら、CDの表紙を作るわけである。
本人から提供された写真を組み込み、下の方に曲名を入れていく。
アドビの「フォトショップ・エレメント」という有名なソフトを使う。
バージョンが物凄く古いが、お金がないのでバージョンアップできない。
それでも支障なく使えているので、とても優秀なソフトと言えよう。
写真を切り貼りして、色や明るさを調整し、あたかもプロの歌手のように加工しておいた。
奥方がリボンを付けてできあがり。
本人や周りの人たちにとても好評だったらしい。
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