と、奥方が言うので一人でスーバーに買い物に出かけた。
そう言えば朝方、風邪をひいたかも知れないとか言ってたっけ。
食べやすいものをと考えて、寿司ネタや玉子豆腐に湯豆腐用の具材も買った。
帰ったらご飯も炊いていなかったので、自分でお米を洗いセットする。
残っていた食器の洗い物もして、夕食の準備は全てオーケー。
手巻き寿司と、にぎり寿司のセットにする予定だったが、とりあえず寿司ネタの刺し身を出した。
全部握りにするには量が多いので、ビールを飲みながらつまみに少し食べた。
もちろん奥方も一緒である。
白菜、ネギ、豆腐、かまぼこの湯豆腐セット、食卓に携帯コンロも準備完了。
昆布を入れてダシを取るのはもちろんだが、最近はかつお節も削って入れる。
旨味が出て、湯豆腐が一味違うから不思議だ。
湯豆腐というのは、結構お腹がいっぱいになるものである。
結局、手巻きとかにぎり寿司とかはやめて、白いご飯のまま出した。
奥方は、頭が痛いのはどこかに行ってしまって、機嫌よく食べていた。
中国語の勉強とか、フィギュアスケートのテレビをずっと見ていたのが、頭痛の原因だったのではなかろうか。
午前中から伏線を張って、夫をだますとはなかなかの高等戦術である。
11月16日(日)に行われた地域の催し「GPフェスタ」の音楽会は、今年はこんな名前が付いていた。
近くの中学校の軽音楽部によるギターと歌や、ピアノ教室の生徒たちによる演奏。
ミュージックベルやフラダンスに女声コーラス。
団地に住むセミプロ集団による、バイオリン、フルート、ピアノ、ポーカルの演奏。
この中に混じって、我が「千葉ティオフラメンコ」と「ピアチェーレ」も出演した。
今回の千葉ティオは、全員で賑やかに弾くのは止めて、2重奏だけにした。
フラメンコの曲を、大勢でやってちゃんと合うわけがない。
クオリティー重視ということで、定例会でメンバーを決めて練習してきた曲を発表する場とした。
1、「即興のルンバ」 1st よっしー、2nd まかなー
2、「即興のトレモロ」 1st タッキー、2nd Gyaku
3、「ツクマンの月」 ピアチェーレ(ボーカル マルガリータ、ギター Corazon・まかなー)
4、「カミニート」 ピアチェーレ
5、「ファルーカ変奏曲」 1st まかなー、2nd タッキー
6、「ディバガンド」 1st Toshi、2nd Corazon
7、「学生時代のルンバ」 ピアチェーレ
お客さんは他のプログラムに比べて少なく、50人くらいだったろうか。
演奏は大きな破綻もなく、まずまずのデキで、これまでで一番評価が高かった。
美音の会から何人か来てくれたが、とても良かったと言ってくれた。
自分としても、これまでになく練習したので、成果が出たのかも知れない。
難しい曲が多く、プレッシャーのかかる演奏会だったので、終わった後はとても疲れた。
空気の澄んでいる夜には、夜空にたくさんの星が見える。
それらの星々は、とてつもなく遠くにあることをご存知だろうか。
一番近くの恒星「ケンタウルス座アルファ星」でも、4光年先にある。
光の速度で4年かかる距離である。
例えば10万光年という遥か彼方の星を見ている時、私達は10万年前の姿を見ているわけである。
今この瞬間、星が超新星になって爆発したとしても、それが見られるのは10万年後ということになる。
そんな話を、昔、父としたことがある。
父がかなり高齢の時だったと思う。
「10万光年先の星だ」と言ったら、即座に、「では10万年前の光を見ているわけだ」との返答があった。
「ああ、この人はとても頭のいい人だな」と、感心した憶えがある。
このような話を、今日の食卓で話題にしたところ、奥方は全く理解できなかった。
こんな話は誰も理解できないだろうから、息子にも聞いてみようということになった。
「ここに靴べらがあるだろ。この靴べらが見えるのは、光があなたの目に届いたから」
「もしこの靴べらが10万光年先にあったら、靴べらが見えるのは10万年先になる」
などと言われて、なんとなく納得したようだ。
そんなに分かりやすい説明とも思えなかったが。
今日の話題は、奥方がとても頭の悪い人だと言う意味でないので、念のため。
いわゆる「カリフラワー」のことである。
この呼び方の方が、「湯揚げタオル」とか「手ぬぐい」などと同じで、昭和の香りがする。
今日、近所のスーパーで立派な花やさいが売っていたので買ってきた。
ちょっと古くなると黒ずんでくるようで、なかなか姿かたちのきれいなものは少ない。
ネットによると、カリフラワーの起源はよく分かっていない。
案外、ミステリアスな食べ物のようだ。
ブロッコリーに似ているが、違う品種のものらしい。
他の野菜に比べて栄養価が高く、ビタミンCが熱しても壊れにくいという特徴がある。
もっとお店の店頭に並んでも良さそうだと思うが、ブロッコリーの方が有名になってしまった。
栽培にも手間がかかるらしく、最近は見かけることが少なくなって来たのが寂しい。
昔からのフアンとしては、なんとか頑張って欲しいところである。
茹でた花やさいを、リケンの「青じそドレッシング」で食べると美味しい。
なかなか手に入らないので、貴重な食べ物ということで格別な味がするのかも知れない。
なお、奥方はブロッコリーは食べるが、花やさいは食べない。
最近、給湯器の具合が悪く、お風呂のお湯を入れようとしても入らないことがある。
今日もフタと床を掃除したあと、「風呂自動」というボタンを押したが、いつまでたってもお湯が出て来ない。
時々おかしくなるので、「エイッ」と気合を入れながらスイッチを押したのだがダメだったようだ。
仕方がないので、バスタブの中のお湯の出口のところまでシャワーでお湯を入れたらオーケーになった。
これまでも不具合があり、結局最後までシャワーでお湯を入れたこともあった。
給湯器は、設置から17年経っている。
途中で何度か修理はしたが、そろそろ寿命かも知れない。
今日は息子の後でお風呂に入ろうとしたら、えらくお湯が少ない。
おかしいなと思って表示を見たら、「風呂自動」が消えていた。
このボタンは、お湯が少なくなったら足し、ぬるくなったら温めるという機能がある。
これまでも何度かそのようなことがあり、「また、間違えてボタンを押したな」と思っていた。
どうもそれは違っていたようだ。
機械が、風呂を自動にするのを途中で忘れてしまったみたいだ。
人でもトシを取ると物忘れがひどくなるが、機械にもあるのだろうか。
先日は台所の給湯までおかしくなったので、家のメインブレーカーを切ってリセットした。
メインの機器はベランダに設置されているが、電源スイッチが見当たらなかったため。
取り替えるとなると数十万円は掛かりそうで、ひやひやしながら使い続けている今日このごろである。